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びびり拳法
by まつたけ (;´Д`)
【入門から現在に至るまでの悩み】
  少林寺拳法に入門して,早くも2年がすぎ3年目を迎えようとしています。日々、楽しく修行をしつつも入門当初から現在に至るまで私を悩ませるものがあります。それは,相手に届き,且つ効く突き・蹴りができない…そして,相手の攻撃をかわすのは いいがその後,大きく体勢を崩して反撃につなげる事ができないのです…
(´・Д・`)

【自分に足りないもの…】

  どうしてか?…答えは単純明快! 怖 い ん で す !!
(;´Д`)ヒャー
  例えば乱捕り稽古の時,反撃を恐れて相手の懐に飛び込む事ができない又は相手が間合いをつめてくるとさがる一方…これじゃ話になりませんね。そんな時,ある出来事が今自分に足りないものを教えてくれました。その出来事とは,現在の道院にお世話になって暫く経ったある日の事……先輩の拳士の方に剛法の指導をうけている時の事でした……。

        
先輩拳士『ところでまつたけ君!剛法の基本ってなんだと思う?』
           
まつたけ『!?…えー…なんですかねぇ…肩の返しとか腰の捻転とかですか??』
        
先輩拳士『ちがう!!』
           
まつたけ『うーん…体の力を抜く?運歩?とかですかね…??』
        
先輩拳士『ちがう!そんな技術的な事ではないんだ』
           
まつたけ『技術的なことではないのですか?えー…すいません,わからないです』
        
先輩拳士『じゃ教えようか?剛法の基本はね、心!この一撃で相手を倒すという気持ちだよ!
                       まつたけ君にはこの一撃で相手を倒してみせるという
気持ちが足りないんだよ!!』

  正直,ハッ
Σ(゚д゚lll)としました…・あぁ…そうか心かぁ…。
  少林寺拳法を身につけたい、心身共にもっと強くなりたいと思う時に心って大事なポイントの一つ となると思うのですが,今の自分にはそれが足りないと素直に思います。乱捕り稽古にしても法形演練にしても気持ちの時点で相手に負けていたのですね。

【相手に,自分に負けない気持ちを持つ】
  相対での稽古の時,どんな気持ちで臨むかによって同じ稽古内容でも得るものは違うと思います。例えば,乱捕り稽古や法形の稽古の時に『一撃入れちゃる!!』といった気持ちを持つのと持たないとでは相手に与える影響が違ってくると思うんですよね。逆に相手が一撃いれようとする時も『絶対かわして反撃するぞ!!』といった気持ちがあるどうかで 結果はかわってくると思います。
  そういった気持ちで法形演錬に臨まなくては本当に練習にはならないと思うんですよ。先に述べた出来事は自分に足りないものを教えてくれたのと同時にこれからの稽古に対してどう取り組むべきかを教えてくれた一つのきっかけとなりました。因みに道院の稽古では毎回、法形演錬でノックアウトの危機に見舞われます…
(^^;)

【これからの修行について】

  ここまで書いてくると気持ちの問題ばかり語っていてその他の事を蔑ろしているみたいですが 別に気持ちがあれば,他の技術的・身体的なものはどうでも良いと言っている訳じゃないんです。 只、技術的・身体的に優れていても『絶対当てる・守り反撃するする』といった気持ちや気迫がないとそういったものをいかす事は出来ないのではないかなと最近つくづく感じているのです。
  今の段階で何か目に見える変化があるのか?と言われれば,まだ特に変化という変化はありません。だけど,自分に今何が足りないかを気づいただけでも今後の修行の励みなると信じています。もし,自分と同じような状況におかれている拳士がいたとしたら一緒に頑張っていきたいですしその拳士の成長を手助けできるだけの拳士に自分を成長させていきたいですね。

  乱文失礼しました。

H16・8・25 まつたけ


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