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アンケート設問製作:アギ(今回の総首座)


1.公式ルールを今回やってみた素直な感想をお願いします。

●結構楽しめました。食わず嫌いでした。感想としては、守者の場合は受けられるかどうかは別にしてかなり楽。攻者の場合は普段多用している上段蹴りが使えないので困った。練習方法の一環としては法形を意識して使えそうな気がするので有効ですが、これっばかりだとかなり弊害が有るのでは・・・というのが正直なところです。
●よかったところもあり。わるかったところもあり。
●【競技者として】防具のせいで動きづらい。慣れていないせいか自分の動きを制御(上段蹴、下段蹴をださないこと)しようと余計な負荷がかかった。攻撃を仕掛けるときのパターンが丸スパよりも単調になってしまった。
【審判として】有効、技ありの判断に迷った。自分から見えない攻防に関しては、音で判断してしまうことがあった。
●これまでまったくといっていいほど面をかぶることがなかったために、いきなりあの面ではまったく間合いがつかめなかった。自分は面をかぶっての間合をつかむこと、それ以前に面に慣れることが必要と感じた。ルール自体はいろいろ制約があるものの、技術が洗練されるためには単純化というもの必要だろう。(例えば柔道やテコンドー、もっと言えば相撲など)
●今回初めて防具を付けて学生ルールをしました。最近の昇段試験も基本的にはこのルールなので、道院で昇段試験を受ける拳士には指導をしたことはあるものの、自分は未経験でした。双方攻撃よりはかなり易しいと感じました。しかし難しい(というか判断に困る)点が一つ感じました。それは攻者の守者化(ビスキュイさん風にいえば)と守者がどこまで「先」をとっていいか。19日の練習でも攻者が反撃を怖がり攻めてこない。攻めてこないくせにこちらの間合いには入ってくるからエライ困りました。つまり私の突きや蹴りがその場で届く距離まで入っているが攻者が攻めてこないからこちらも手を出せない。私の中では運歩なしでも当身が届く距離まで攻者が近づいてきたら守者は反撃可能とは思いましたが初参座だしみんな学生ルールに慣れていないと思い反撃はしませんでしたが、やはりこの点が一番の問題ですね。攻者が手を出すまで守者は反撃不可となると、極端な例を出すと顔と顔が当たる程の距離になっても攻者が手を出すまで、守者は動けないことになる。うーん、これは難しい問題だ。また次回やる時がきたら考えなくちゃ!
2.その後にやった、ルール(上中下有り、双方攻撃、威力は加減する)との主観的な違いはありましたか?あと、動画チェックされた方だけで結構です。客観的に違いましたか?

●主観的な違いは自由に動き回れたのでのびのびしていた。客観的には蹴りを多用すること以外、体の捌きや構えであまり変わらなかったと思う。
●・姿勢は同じだが間合いが違う。
・非公式ルールは攻守の割り当てがないから審判が邪魔。
・ブウさんの見ていて思うが、ルール無用としても結局相手が何かしらのルール(例:極真ルール)で動くとそれに応じてしまう。
●もっと軽い気持ちでできた。攻守の役割が分かれていないため、動きも硬くなかったと感じた。自分が守者の時の動きはものすごく硬かった。余計なこと(ルールや防具の着け心地)を考えていたことが原因であると思った。
●私にとってはあの面がない分、えらく動きやすかった気がします。私は「攻守に分かれる」「双方攻撃可」の差はない、というより護身の技術としての少林寺拳法では「双方攻撃」など存在しないと思っているのでその意味では違いはありません。使う道具(防具)による違いは大きいと感じましたが。グローブ、面(それも種類によって違います)胴、そういった道具までルールと捉えると、大きく違うのではないかと。
3.公式ルール自分なりの特徴(長所短所共に)あげてください。


長所:法形を動きの中で使うような稽古の「一環」としてはいい。
短所:面があるため実際の間合いが遠くなったり、面が邪魔で動きに変なが付きそう。また、全身への攻撃に対する緊張感が無い。
準備と実施とフォローに時間と手間とコスト(防具の価格も含意)がかかるから、これまでも滅多にやらなかったし、よほどのことがないかぎり今後もやらない。
よく言われる欠点は、未熟な審判が顔をこすっただけで有効にしたり、早期に割って入ったりすることに由来していると思う。実は防具が原因ではなく、審判が原因だ

【長所】
・攻撃範囲が限られていることで、限定乱捕りの練習になる。
・攻守が分けられていることで、自分のスタイルを二つの視点から分析しやすい。(記録の閲覧が可能であれば尚更)
【短所】
・有効な一打で流れが止まってしまうことが多いので、詰めが甘くなりがち
・攻守が分かれていることで、自分の動きが制限されてしまう。

長所:ルールによる制限で他の武道は競技の中でその得意とする分野の技術を発展させてきました。少林寺拳法公式ルールも使用技が制限されている分、また明らかに攻守を分けているがために何かが洗練、発達するのではないかと思います。その何かは・・・うーん、「先」の取り方でしょうかねえ。自分はそう思います。
短所:表面的に単純化されているので見る目がないと面白くない気がします。少林寺拳法を格闘技と捉えている人にはまったく理解できないルールかもしれません。胴はともかく、面がデカすぎ。正確な間合が取れない。スレスレでかわす、見切る練習をしている人間からしてみれば、根本の動きから変えねばならないのがイタイ。(今日Kプロテクターをかぶったがあれもそこまで変わらない気がしました。)
4.首座について:今後のためにご意見お聞かせください。

●段取りが全て。今回はとてもよかった。また、級拳士の方でも是非やってみるべき。助けてくれる人は大勢いるし、何より自分の修行になります。上手になる近道の一つは主座をやることです。
●・声が大きくないといけません。
・二次会でも目立たなくてはいけません。
・乱捕の最中だけ目立っていてはいけません。
●部分首座をした時に、メニュー構成が十分でなくちぐはぐした内容になってしまったので、もっと一貫性と柔軟性のある内容を組めたらよいと思った。ヒントは丸廉の過去の記録にもあるので今後参考にしたい。
●AGIさんダイキリさんお疲れ様でした。最初の上膊を取りに来る相手に待ち蹴りの練習はすごくよかったです。参考にさせていただきます。殺伐とするやに思われた今回のオフも、皆さん方の事前の綿密な打ち合わせによりスムーズかつ無事に楽しむことが出来ました。有難うございました。
5.今回の練習の全体的な感想・ご意見あればお願いします。マイナス点もよろしくおねがいします。
●初めての試みにも関わらずいい雰囲気で稽古が出来ました。これも主座の方々はじめ、スタッフの皆さんの事前の準備が万端だったためだと思います。お疲れ様でした。
●今回このくらいの人数でちょうどよかったと思います。あんまり多いと血祭り好きも増えますし、実際血祭りが発生しますし。
●公式ルールだけ、丸廉ルールだけならば取り組むのは難しくはないが、同じメンバーで二つのルールを検証した意義は大きい。しかも、記録にとることで客観的にそれらを比較できる。前評判より楽しめたよいオフ会でした。
● よく考えてみると「公式ルール」とは何かよくわからなかったりする。「乱捕り競技」のルールなのか、「立会い評価」練習のやり方、ガイドラインとしてのルールなのか・・・そこを取り違えると別の方向に行ってしまう気がします。





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