Cell方式は、「」に重点を置いた乱捕り稽古の一形式です。
  three-man cell、つまり三人一組を基本とし、二人が乱捕り、一人はオブザーバーを行います。乱捕り終了後に話し合いの時間を設け、
お互いに気がついたことを話し合い、指摘し合います。

利点 欠点
  • 人様の視点から自分の乱捕りを見ることが出来る。
    見られることが稽古・後に意見をもらうことも稽古
  • 人様の乱捕りを見る機会が確保される。
    見ることが稽古
  • 常にオブザーバーを一人以上確保することが出来る。
  • 単位時間当たりの乱捕り稽古量が少ない。
  • 人数が少ないと出来ない

  三人一組に限らず、四人一組、五人一組でももちろん可能です。人が増えれば、観る目が増えるわけですから内容も変わってくると思います。六人いれば六人一組とするよりも二組作るほうが良いと思いますが。また名前はどうでもいいのですが、記述する時に楽なので私はそれぞれは以下の用に表します。
  • three-man cell   3MC
  • four-man cell   4MC
  • five-man cell   5MC
※この3MCという言葉を始めて聞いたのは他流オフの場でしたが結構この言葉は通じていたようですので、他ではけっこう流通している言葉なのかも


■オブザーバーのお仕事内容
  Cell方式のキーとなるオブザーバーのお仕事は以下のとおり。
  1. 熱くなった場合に止めに入る。審判ではない。試合じゃなくて稽古だから。
  2. 他の組との接触を未然に防ぐ。転倒防止のため。
  3. タイムキーパー。必ずしも厳密に測らなくても良い。4MC以上なら第四者に任せてもよい。
  4. アドバイザー。「直線的すぎる!!」「手が下がってる!!」「逃げるな!!」など
  5. 終了後もアドバイス。
  1〜3は必須。4以降はオブザーバーに余裕がある場合は積極的に行うと良いでしょう。4,5を行おうとすれば自然と双方を良く見ることになりもなります。しかし、あくまで最も大切なことは、1,2であることを肝に銘じないといけません。
  あと仕事というほどではなく役割ですが、オブザーバーの存在が乱捕り初心者には精神安定の効果があります。
ホント


■アドバイスするべき着眼点の例 byわんわん
  • 運歩が直線的過ぎる
  • ちょっと力抜いてー、またーりまたーり、スピード30%off!! 、力50%カット!! etc
  • まわってまわって
  • ナイスキック!!
  • ガードがさがってるよー
  • 単発で終わるなー
  • 攻撃届いてないよー
  • 間合い詰めてー
  • 逃げない逃げない、びびんないびびんない。
  • 今のタイミングね、おしい
  • 腰しっかり落としてー
  • 顔だけ逃げてるー後ろ向かない
  • もっと集中しろー
  • (良い点を褒める)



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