乱捕り大会を中止したこと

「乱捕り大会を中止したこと」

少林寺拳法に武道としての未来がない理由http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/budou/1120556524/
に下のように話が続いてので～書いた。

90 名前：名無しさん＠一本勝ち[] 投稿日：2005/07/27(水) 16:18:15 ID:xnOCpzDk0: 大会を見てきましたが、演舞で勝ち負けって本当でした。
確かに少し退屈してしまいましたが、乱捕り試合廃止の理由を聞いて納得。
大阪の大会で死人が出たなら仕方ない。
乱捕りを廃止した本部の人道的な路線は評価できた。

退屈だけどね・・・人が死ぬよりまし。
91 名前：名無しさん＠一本勝ち[sage] 投稿日：2005/07/27(水) 16:31:16 ID:UzN41VXqO: 事故は不幸だが、実際は考えることから逃げ臭いものに蓋しただけじゃん。
92 名前：名無しさん＠一本勝ち[] 投稿日：2005/07/27(水) 16:41:22 ID:sQC+PnmW0: 考えた結果が「乱捕り大会の廃止」でしょ
組織が伸びている時期にこの判断はすごいと思うぞ

俺が開祖だったら何人死のうが廃止にしない
組織として軌道に乗ってきてから廃止にする
95 名前：rusher[] 投稿日：2005/07/28(木) 00:00:50 ID:X1Zr1erJO: 事故があったらやめると言うなら
スペースシャトルは飛ばないな。
96 名前：名無しさん＠一本勝ち[] 投稿日：2005/07/28(木) 00:06:19 ID:lHFdIYx30: >>95
例え方が微妙～
97 名前：名無しさん＠一本勝ち[] 投稿日：2005/07/28(木) 00:07:49 ID:spxedlZT0: 今度死んだら責任を取らされるのがイヤだけらでしょ？
本当は、身体を鍛えて、殴られ慣れして、受けを優先して鍛え・・・・みたいな安全策が大事だと思ふ。

単なる中止は逃げ。
98 名前：名無しさん＠一本勝ち[] 投稿日：2005/07/28(木) 00:09:24 ID:spxedlZT0: 路上の戦いは、コーフンした相手からの護身。

じゃあコーフンした相手の本気に慣れておく必要がある。
相手のコーフンした力任せに対応するのは型だけでは無理。
99 名前：名無しさん＠一本勝ち[] 投稿日：2005/07/28(木) 00:34:16 ID:lHFdIYx30: 大会がなかったら乱捕りの練習しないの？
109 名前：名無しさん＠一本勝ち[] 投稿日：2005/07/28(木) 01:24:53 ID:XK643qeW0: 武道である前に宗教法人なのですから、死人を出してまでやる必要はありません。
以上。

121 名前：615期生 ◆1WOpAbkgRc [sage] 投稿日：2005/07/28(木) 10:49:03 ID:wLWDAMHK0: 尼崎の鉄道事故は不幸なことでした。私も知り合いの知り合いがなくなりましたが、
それでもマスコミの報道とJRの対応にはいろい考えさせられます。建前が先走っているように思えます。
もちろん建前も大切ですが、実から離れた対応は結局は不利益を招きくものではないかと思います。。

1998年　6月3日にドイツのEschedeで起きたICE(ドイツの新幹線)の脱線事故は，死者 100人，重傷者80人を出した．高速鉄道の事故は大きな被害をもたらした～事故がありました。
しかし当時のドイツ運輸大臣の発言は
「環境指向の交通政策として鉄道を必要とする．この事故のために鉄道優先政策を放棄しないようにするために，我々は配慮しなければならない．」と述べ，中心地間の交通としての鉄道を国として明確に位置づけている．」
でした。このような姿勢がリーダーには必要だったのでないかと私は考えています。

実際に武道団体少林寺拳法で、20年間乱捕り試合を行わなかったことで多くの変化があったと皆感じてるんじゃないのかな。
122 名前：615期生 ◆1WOpAbkgRc [sage] 投稿日：2005/07/28(木) 10:53:27 ID:wLWDAMHK0: ４．１　絶対安全と確率安全(3)(7)(9)
　このように，他交通と較べて非常に安全で省エネルギー，環境面でも優れている鉄道を，日本の総合交通体系からの視点からは優遇していくべきと思われる．
　ドイツにおいても，運輸大臣の発言で「環境指向の交通政策として鉄道を必要とする．この事故のために鉄道優先政策を放棄しないようにするために，我々は配慮しなければならない．」と述べ，中心地間の交通としての鉄道を国として明確に位置づけている．
　しかし，個々の乗客にとって自分が事故に遭遇するという想定はあまりなく，事故は将来のエネルギー危機，環境危機と共にあくまでも他人事である場合が多い．乗客の交通手段の選択は，安全性や省エネルギー，環境の観点よりは，快適性，良いサービス，運賃がより優先度が高い要因のように感ずる．ドイツ鉄道社長がインタビューで「乗客は快適さ，時間厳守，速度および安全性の混合物を望んでいる．」と述べているが，安全性の役割をより増していくには安全性をより科学的に扱う必要があると考える．
　鉄道は絶対安全でなければならない．お客様の死亡事故０でなくてはならない．目標としては当然そうであるが，非常に確率の低い最悪シナリオを考えるならば，100%事故がおきないと言いきれない場合も想定される．
123 名前：615期生 ◆1WOpAbkgRc [sage] 投稿日：2005/07/28(木) 10:54:43 ID:wLWDAMHK0: 　安全を定量的に評価して初めて，安全対策の意義付けができる．今までよりこの対策をする事により20%安全性が向上したというように．各安全対策が定量的に評価できるようになれば，どの安全対策が優先されるべきかの戦略も明らかになってくる．
　絶対的な安全を実現しようとすると，運行の安定性が侵されてしまいすぐ止まってしまう鉄道になったり，非常なコスト増を招いてしまう．その結果，乗客離れの遠因を作ってしまい，乗客をより不安全な自動車など他交通機関に移すことになり，日本の交通全体としての安全性を低下させてしまうという側面も出てくる．
　今回のドイツの事故の報道において，交通政策の最高責任者である運輸大臣が「100%安全な移動性が存在するという幻想に人が身をゆだねるようにしてはいけない．」と事故直後にインタビューに答えているが，社会の安全に対する考え方が背景にあると感ずる．大学教授のコメント，駅での旅行客のコメントなど，事故に対して，安全に対して客観的に捉える理性的な反応が多いように感じた．また，マスコミの対応は比較的クールで，翌週にはほとんど関連記事が見当たらず，仮に日本で同じような事故が起こった時に，想像されるものとは大分異なる．社会，文化的，宗教的背景によるのかもしれない．
　日本の風土の中でも，絶対安全を目標にはしつつも具体的対応としては他の災害，事故の確率等を参考に世論の同意を得つつ，確率論的安全性へ踏み込んでいく時期にきているように感ずる．安全を定量的に捕らえる事は，まさに保険会社がやっている事である．この対策でどの程度確率が減るのか．隕石に当たって死ぬ確率程度なのか，自動車事故に会って死ぬ確率程度なのかと．

引用元 http://www.kenf.or.jp/annualreview/derailment1.html

私が入門した時には、もちろん既に乱捕り試合は無かった。私は少林寺拳法に入門して初めて武道団体に演武などという大会形式があることを知った。当時の私はそれに対して素直に疑問を感じた。
大学拳法部に見学に行ったとき大会のビデオを見せていただいたが、もちろん今にして思えばあれは演武のビデオだった。私は「これは戦ってるんですか?」と聞いた事をはっきりと覚えているが、それに対する返答は覚えていない。ただその場を濁すようなすっきりしない返答であったことは確か。要するに彼らも演武大会だけということに対して自信が持てないんじゃないのかと今は思う。
演武大会だけで大丈夫だろうかと思っているにもかかわらず、乱捕り稽古すらしない部員。こういう部活はたくさんあると思う。

私は当時乱捕り大会を中止した時のことは知らない。ただ昔「開祖は大会を一時的に中止するつもりだったが、その直後に開祖が亡くなられて、少林寺は乱捕り大会復活の機会を失った」というソース不明の話を耳にしたことがある。開祖の考えがそうであったのなら、私にとっては都合がいい。そう勝手に信じて少林寺拳法を続けようと思う。開祖は逃げたわけじゃないと信じておこう。
どうせ会ったこともない髭のおじちゃんだもん。好き勝手に解釈しちゃうぜ!!

ちなみに私は、スペースシャトルの例えは好きだな。そうでなければ理系なんてやってらんないw

2005/07/29

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