「たった一日で何が分かる」 |
ここ近年、ネット上にも少林寺拳法に関する文章が実に多い。これはおそらくここの諸賢のみならず、多くの拳士のストレスとアイデンティティを刺激したに違いない。実にいいことだ〜。
さて話はやや飛び、残念ながら少林寺拳法に物足りなさを感じて辞めてしまう拳士も少なくない。別にこんなことはどこの流派、習い事、趣味の世界でもあることだからさほど悲壮感に浸る必要もないとは思うが、やはり寂しい気持ちにはなるものだ。
自分の所属する道院に、人が来なくなるとかなり項垂れる。もっと自分に(いろんな意味で)実力があればと泣ける、凹む。見学者が数日で来なくなるのも
Σ(゚Д゚)ガーン。
このような話につき物なのが、「少林寺拳法の何たるかも知らずに」という話だ。以前読んだものの中には、「たった一日で何が分かる」という怒りの声もあった。私はこれらの意見もわからんでもないが賛同することはできない。
「少林寺拳法の何たるか」なんて見学者はそんなこといちいち熟考しないだろう。見たものを見たまま受け取るだろうと思う。彼が理解できなかったのだろうか。いや我が伝えることができなかったのではないか。ただ、ただこちら側にその実力がなかっただけではないだろうかと私は考える。 |
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一年、二年で何が分かる。という人もいるが、一年二年は人が物事に見切りを付けるには十分すぎる時間ではないか。求めているものが違ったのなら去ることも仕方ない。しかし方向性は同じにも関わらず「物足りない」という理由、「ここでは強くなれない」これは痛い。痛烈だ。開祖とまた師匠に申し訳なく思う。我が身の至らなさに猛省しまくる。私がもっと強ければ。もっとうまければ。もっと多彩なチャンネルをもっていれば。うがががが
全員をひきつける事はもちろん不可能だ。釈尊だってイエスだって全員を留めさせることはできなかった。人気絶頂のお笑い芸人だって視聴率はせいぜい30%だべ。
しかし悔しい。特に「少林寺では強くなれない」と思われることが無上につらい。
ぐぉぉぉもっとクンフーせねばいかんね。 |
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