面白い本をお借りしたのでうっぷ。これはなかなか興味深い。本の名前は、少林武僧志。
さて該当のページを見てみますと、やはりどこかで見た面影。似てますねぇ。うん、「宗道臣是日本僧人」て書いてます間違いない。その解説文は比較的多め。他の方々はたいていは半ページほどに対して、「258 宗道臣」は1.5ページほどとしっかりと紙面を割いている。ええ扱いやん。
もう後半にいたっては翻訳もオラオラですけど、なんとなくわかるかなと。翻訳できる方のメールをお待ちしておりますw この本はつまり、開祖が現代の中国でどういう認識を持たれているのかということを表していると考えてよいでしょう。現在となっては、ネット上では開祖のことがいろいろと詮索されますが、大陸の方ではこういう認識なんだなってことです。この本を私に貸してくれたS氏曰く、 「宗道臣という者が、嵩山で拳法学んで国外で広めたらしい。なかなかでかしたやつだ」 という扱いだと教えてくれました。S氏自身も中国拳法を学ぶつもりで中国に行って、自己紹介の際に「日本で少林寺拳法を学んでいる」と言ったら、「そうかお前は宗道臣の弟子か」と大変優遇してくれたと、言っていました。開祖の大陸での評価もなかなかのもんなんだなと知っておくことは、拳士として悪くないでしょう。 少林寺拳法は開祖が創始した拳法ですが、各書籍に書かれているとおり日本の諸流派やボクシングやサンボなども研究されていますが、その源流のひとつに大陸の技術が入っていることは疑いようのないことです。ネットで少林寺拳法は中国拳法と全く関係ないと日本人に言われても、中国人が積極的に肯定してくれてるんだからありがたい話です。 今(2011/7)はもうリンク先が消えてますけど、つい数年前は嵩山少林寺の公式サイトの、「嵩山の歴史〜」みたいなページには以下のような記載がありました。 今となっては別にルーツはそれほど大きな意味を持ちません。でもあまりルーツに悪い話題ばかりつきまとうと、面白く無いと感じる人もいるでしょうから、今回は紹介させてもらいました。 他にはどんな人が載っているのかといいますと、
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