「あのオッサン達は少林寺ゆとり世代だから、左右できないんだぜ　ぷぷぷ」

とかね。もうね、615期なんてゆとり世代ﾁｮｰど真ん中。orz

■ 少林寺拳法の、溝世代。
　2012年現在ね、丸廉サイトを見て連絡をくれる学生さんが未だにぼちぼちいる。こんな更新してないサイトをね。ありがたいことです。みんなおんなじ理由で来る。乱捕りしたいです。乱捕り教えてください。中には目覚しい成長を見せて他流試合で勝利できるまでに伸びる学生さんもけっこういます。キャパシティはあるんです。エネルギーもある。だけど乱捕りをする機会がない。結局聞いていて感じることは、現在の学生さんたちに対して、乱捕り稽古の指導を出来る人がいないということがわかる。

　私はもう最近は、２ちゃん武道板て全く見てないんです。もう5年くらい自発的には見てない。でも友達がたまに面白い書き込みかあれば教えてくれる。それで先日見てみると、「今の大学生は弱い」みたいなのがある。なるほどそうかもしれない。では何故、学生さんは弱いのか。

　指導出来る人がいない。大学生というエネルギッシュな世代をタコ殴りするべき30-40代、50歳までの層が乱捕りをできない。これが少林寺拳法の致命的な点だ。昔、さんざん乱捕り稽古やった層はもう60前後でいい加減体力的にしんどい。学生のちょっと上の層である30-40代が、まさに乱捕りしてこなかった、いや思う存分出来なかった層なので、今更体力では勝る大学生なんて相手にできない。私はこのように感じる。

　別に30-40代を責めているわけではない。実際その世代が若いころの指導を受けた結果がこれでサボつたわけではない。どうしよもない。少林寺拳法には大きな溝があって、それは油の乗った年代に大きな穴がある。これは武道団体としてとても痛いところだ。私はそう思う。

この溝を埋めるためにはまた長い時間がかかるだろう。地道に積み重ねて行かないといけないね。これを読んでる、30-40代の拳士お願いします。大学生を圧倒的実力差で殴りつけてやってよ。口でやるんじゃなくてさ。黙って乱捕り受けてあげて欲しい。練習に来てくれた学生さんが言うのよ。「今日、はじめて格闘技をやっていると実感できました」て。その子、主将だよ。 　強い先輩が必要なのです。当たったら効くとか、実際は倒れるとか、そういう理屈は要らないの。運用法だって普及してきてる。陰口叩かれまっせ。 　「あいつらは、口だけで戦えない」