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●70’年代拳士 題名:お見知りおきよろしく 投稿日 : 2002年10月27日<日>07時21分
 
AUのメジャーな都市にはそれぞれ支部がありますが、私の所は歴史的に一番新しい支部で、28名で頑張っています。顔ぶれはほとんどAU人です。
他武道からの転向者が多いですね。警備関係の拳士も数人いて“使える拳法”を実践しています。
日本からも拳士の方がワーキングホリデー制度を利用して渡豪し、働きながら通ってきています。もし皆様が語学研修、海外での労働体験そして拳法修行を考えてAUへ来られるならば歓迎です。
早稲田のコーチをされているN先生(あだ名はタイガー)は我々の支部の名誉顧問です。80年代に関東の大学生を独自の理論に基づく乱捕りで魅了した方です。
それではまた・・・  合掌


●70’年代拳士 題名:頑張ってください 投稿日 : 2002年10月28日<月>22時20分
 
>Syamiさん
みなさんが書いておられるようにタイガー先生は“グーチョキパーの人間学”を出されていますが、これは少林寺の歴史に残る名著の一つだと私は思います。自己確立をここまで具現され活躍されている方がおられる事は誇りだと思います。
さっそくタイガー先生とメールのやり取りをしましたが、みなさんお乱捕り研究会にたいへんな興味を示され、参加してみたいなとおっしゃっています。

>ビスキュイさん&615期さん
出身は九州ですが残念ながら熊本でした。まあその先はちょっとカキコは遠慮させていただきます。
白人・・・・そうです。闘争本能と体の造りが根本的に違いますね。AUの田舎でカンガルーと野ウサギをハンティングに行った時に、中学生くらいの少年が裸足で走っていって全力疾走で逃げる野ウサギを素手で捕まえるのを見て驚いたことがあります。また仕事でフットボール・スタジアムの選手控え室に入って、選手がビールをあおってワォーッと試合に出て、戻ってきて血みどろでさらにビールをあおっているのを見て、こりゃ体力じゃかなわないなと思いました。
拳法はだからこそ面白いですよ。他武道からの挑戦、実戦何でもありですし、みんな危機感をもってやっています。
そうそうついこの前、日本人男子留学生が町でたかられ、“I don't understand English !”と言ったばかりに、さらに相手の感情をあおり、ぼこられてしまい意識不明の状態で病院に担ぎ込まれました。当人は英語がわかんないと言えば許してくれるかなと思ったのかもしれませんが、実際は通用しません。
絶対に負けない拳法、何が何でも倒す柔法、虚実・・・基本の中にすでに組み込まれているものばかりですよね。ちょっと角度を変えて見ると、なーんだそうだったのかということも多々あります。
白人は手首が強い、関節が強い、力がある・・・ということは、逆に弱点ともなり得ますし、柔法も一つの形にこだわらず応用変化をじゃんじゃんおこなってもよいと思います。
syamiさんも中国拳法の修行からそのようなことを学び取られているんじゃないでしょうか?
そうそうもう一つ。こちらでは演武大会がなく、いつも公開演武です。丁度、少林寺草創期がそうであったように、一般大衆が見守る中で行うものです。石畳の上でもどこでもじゃんじゃん投げますし、胴を着けての本当にあてる演武を行います。
普段の稽古はわきあいあいなのですが、昇級昇段の時は真剣です。本当に技が出来なければ通用しないとみんな自覚しています。
>うおたびーさん
実は私もタイガー先生に“バットマン”というあだ名をいただいています。でも使ったことないです。
 

●70’年代拳士 題名:練習例その1 (ソフトです) 投稿日 : 2002年10月29日<火>20時42分
 
そういうことで血の気の多い人間も結構いるわけで、酒なんぞ入った日には、さらに生半可ではありません。
我々の練習例ですが、逆小手を例に取ると・・・・
@先ず片手だけで鉤手をつくりながら(ながらです)掴んでくる攻者の体勢を崩します。掴まれる瞬間、もしくは掴まれながら鉤手の手の方向を操作(円)、しかも足と身体も捌き、相手が崩れるように仕向けます。これを左手も右手もまんべんなく行います。攻者も崩れながら前受身を行って倒れてあげます。
A仕掛けです。逆小手風に片手で掴んで、鉤手の体勢をつくりながら相手を崩していきます。倒れなくても片手のまま、肩をぶつけて倒します。やはり左右まんべんなく行います。
B通常の稽古に移りますが、とにかく鉤手を作る瞬間からはじまりはじまりということを意識します。そして鉤手で守った手はある瞬間から鉤手ではなくなることに気づき、目打ち〜掴んだ手の方が鉤手になるように意識します。つまり守者は鉤手〜鉤手と両腕を作動させることを学びます。この練習では、目打ちはどうしても入れる必要はありません。

相手がどんなに力が強くても体勢を崩した瞬間はチャンスです。逆小手が流れたり失敗したと感じたら続けて応用変化で倒します。剛法にも当てはまりますね。
 

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●ビスキュイ 題名:凄いですね〜 投稿日 : 2002年10月29日<火>12時55分
 
>70’年代拳士さん
 おそるべしAU拳士!といった感じですね〜。実は私がお世話になっている道院にも白人(アメリカ人)の拳士が在籍してます。彼は高校の英語教師で年齢は23歳,身長は176cmぐらいで私とほぼどっこいどっこいなのですが…体重が100kg以上あるのですよ。まあ彼は脂肪もかなり多めではあるのですが,やはり骨太で力が強く(本気で握られると「骨」が痛い),なによりも手加減をしない!「握れ〜!」っていうと物凄く本気で握ってきます。おかげでいい練習になります。
 帰国されることがありましたら,ぜひ丸廉OFF会にもおいでいただいてご指導下さいませ。


●Syami 題名:狩猟民族? 投稿日 : 2002年10月29日<火>14時46分
 
 裸足ダッシュでウサギと言えば・・・。私の太極拳の弟子に英国人がいます。
彼もちょっとエジプトの血が入っていますが、アングロサクソン系です。
夏の合宿で一日戸外でみっちり練習してへろへろになった状態でも、最後のダッシュ山登り(山の途中の東屋に合宿の終了証を置き、誰が一番で取って帰ってくるかを競う。)で一番早く戻ってくるのが彼でした。その走る姿を見た時、農耕民族と狩猟民族の違いを見せ付けられたように感じたものです。
>柔法も一つの形にこだわらず応用変化をじゃんじゃんおこなってもよいと思います。
確かに。そもそも私達の技術体系はそのように組まれています。だからこそ龍投や外巻天秤
送肘攻等の変化技があります。(徒に技が多いわけではないのです。)そこで問題になるのがシチュエーションと技法の組み合わせです。これはまた機会を見て検証、練習してゆきましょう。


 Res:鳥 題名:体捌きの向きは・・ 投稿日 : 2002年10月30日<水>16時44分
質問です。
(1)に関して、
これ、右前で取られたとすると、体捌きは逆小手と同じ方向の二足転身でよいのでしょうか?
(2)に関して、
「掴んで鉤手」というのがピンとこないのですが、これは自分の肘が曲がって相手の肘が伸びている状態ということでよいのでしょうか?
もしかして自分、鉤手の意味を履き違えてる?


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