88 名前: でんべえ 投稿日: 2003/01/29(水) 23:44
ちと話題がそれますが、今週総合系のスパーに行って来ます。
(そんな激しいのはやらないと思いますが)
総合系のスパーを経験されたことがある方がいらっしゃったったら、何かアドバイスを戴けますか?
105 名前: でんべえ 投稿日: 2003/02/01(土) 23:38
また話の流れを邪魔するようで申し訳ないのですが、本日行われた北陸スパーの報告をさせていただきます。
一応組技1時間、打撃1時間、総合1時間という配分でやっていましたが、例によって参加者がストライカーの方が多かったため、最後の総合も打撃スパーっぽくなりました。
OFF会の経緯などについては
http://sports.2ch.net/test/read.cgi/budou/1035259381/
を参照してください。今回はスパーで感じたことを述べます。
1)中拳の方との接近戦は非常にやりにくい。
| おそらくSyamiさんならお分かりになると思いますが、近間での手技での攻防はまるで蛇が絡みつくように打撃を捌かれ、かつ重心や軸を崩されてしまいます。感覚としては柔法で打撃を行っている感じです。絶妙な感じで軸を崩されるため突きも蹴りも不十分なものしかできませんでした。(手だけでなく、足でも崩してくる)
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| ただし相手の方の経験が少ないためか、出入りを激しくして遠間から飛び込む、または近間でも相手の捌きに付き合わず自分のペースで打撃に持ち込む(うまく表現できませんが、強引に手数を増やしてみる感じ)とそれなりの対応が可能でした。
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2)キックの対角コンビネーションにはまった
| フルコンの方でキックボクシングの経験のある方がオランダ仕込の対角コンビネーション(例えば、右ストレートの後は左ローのように、必ず対角線に当たる位置にコンビネーションの攻撃を行う)を使われたのですが、これが見事にはまりました。
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| 簡単に言えば、右前の構えから左ストレートを上受けで体捌きを行いながら下がるとまともにミドルキックを貰ってしまいます。
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| つまり、相手の攻撃に対して素直に体を捌くとその先に相手のコンビネーションの次の攻撃が待っているという状況で、結局これは対処できませんでした。(後で友人に相手の動きに付き合いすぎと注意を受けましたが)
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3)八極拳の体当たりは怖い
| スパーの最後で八極拳をやっている方が(おそらくサービスで)「鉄山こう」と「頂肘」を連発してくれました。
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| 「鉄山こう」自体は本来近間で使う体当たり(ですよね?)なのを、避けやすいように遠間から飛び込むようにして入って来てくれていたので、何とか捌いたり待蹴りで対処できましたが(モーションも大きかったし)、あれを本来のシチュエーションで使われたらと思うとちょっと冷や汗ものでした。(スパーの後で実際にやってもらいましたが、見事にふっとばされました)
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| 「頂肘」も同じように遠間から使ってくれたのでかわせましたが、何も知らずに近間でやられていて、かつ懐に踏み込まれていたら間違いなく肋骨をやられていたと思います。
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108 名前: でんべえ 投稿日: 2003/02/02(日) 00:02
(続き)
お恥ずかしい話ですが、今回のスパーで逆小手を(正確には自分から手首を取りに行くのでちょっと違うけれど)4回とりにいって、そのうち3回は
| 2)次にどう動くべきか悩む(状況的には外巻天秤に行くか、
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もう一度捌いて送小手にチャンレンジするか、あるいは肘でも入れてすぐに間合いから離れるべきだった)
となってしまいました。
さすがに4回目は学習して、無理に投げに行かずに手首を折り曲げた形で極めてしまい何とかタップを奪うことができました。
あと、腕逆捕も1回極めたので、それは自慢かも。(でもスパーで遠慮があったからできただけで、相手が本気で打撃を入れる気だったら成功しなかったと思います)
109 名前: でんべえ 投稿日: 2003/02/02(日) 00:09
(さらに続き)
寝技、組技については特筆することはありません。相変わらず寝技に持ち込まれたら何もできませんでした。
(だって練習してないし)
また残念ながら以前に教わった対柔道対策は使えませんでした。(だって、組技の人は皆タックルしにくるし、それ以前にストライカーの人ばっかりだったし、それ以前に組技の人も打撃をやりたがってあんまり組技で攻めてきてくれなかったし)
110 名前: でんべえ 投稿日: 2003/02/02(日) 00:23
ただ、寝技に持ち込ませないというのは非常に疲れます。通常の攻撃でも甘い攻撃(特に蹴り)はキャッチされて簡単に倒されます。重心操作の能力は少林寺の比ではありません。蹴りをキャッチされたらどれほどバランス感覚が良くても必ず倒されます。それだけのノウハウを(少なくとも今日のOFF会に来ていた組技の人は)持っています。
おかげで普段から小学生に「突き蹴りは引かないと相手に掴まれるぞ」と注意している言葉を、自らの体で味わうことになりました。
あと、参考になるかどうかわかりませんが、最終的に迷いが無い人が強いです。古武道をやっている方と私の友人(大学拳法部出身、乱捕り経験豊富)が打撃スパーを行ったとき、遠間でのファーストコンタクトは互角の勝負ですが、中間から近間に入ったときは友人が圧倒していました。後で聞くと、中間距離だと本来は投げに行く間合いのため、どうしても次の攻撃に一瞬の迷いが出てしまうそうです。(友人は遠間に戻るための返しの攻撃を迷い無く行っていたので、そこで差が出た)
先ほどの中拳にしても近間での攻防に拘っていたときはいいように重心を崩されて何も出来ない状態になりましたが、適当に間合いを取り直して出入りを激しくする(普段の乱捕りでやっていることをそのままやった)と、さほどうるさくは感じなくなりました。やりにくいことはやりにくいのですが、自分のペースで攻撃を行ったので後手に回ることがなくなったように感じられます。
いつもの結論になってしまうかもしれませんが、結局自分の間合い、自分のペースにどこまで持ち込めるかが鍵になるように感じました。
111 名前: 熊狩 投稿日: 2003/02/02(日) 02:01
> でんべぇどの
北陸スパーオフ、お疲れ様でした
中国武術・・・マサト氏とスパーされたのですね
あの方の動き、面白いでしょう?(^^)/
112 名前: でんべえ 投稿日: 2003/02/02(日) 21:05
>熊狩さん
>中国武術・・・マサト氏とスパーされたのですね
>あの方の動き、面白いでしょう?(^^)/
あの巨体で縦回転の廻し蹴りで飛ぶ(ブラジリアンハイキックを飛びながらやる)のは驚異的でした。(受けたわけではありませんが)また、接近戦での絡みつく捌き方のやらしいこと(注:誉め言葉です)。
上中蹴三連攻の「上中」の部分で重心を崩されて、最後の「蹴」は単に「足が当たっただけ」という感じでした。
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