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第13回 丸に一廉 アンケート

1.現在の所属は? 道院所属・学校の拳法部・実業団・その他
2.月に何回くらい稽古を行っていますか? そしてそのうち何回くらい乱捕り稽古を行っていますか?
3.どこで丸廉を知りましたか?(2ちゃんねる・他の掲示板・口コミ・その他)
(初回答者のみ)
以上は初参加者のみ.記録は→コチラ


4.今までにどのような乱捕り稽古をやってきましたか?(〜限定乱捕り 等)(初回答者のみ)
・空乱(防具を付けずハーフスピードで 上段は寸止め)。
・運用法の練習として、攻守を決めて、攻撃する場所も決めて単撃でという練習です。 
・現在は胴のみをつけて攻守決めての限定乱捕り。3割程度のスピードと力加減で。
・お遊びていど


5.過去に乱捕り稽古により起きた事故,けが等などでその状況について知っていることを教えてください.また
過去の大会などで,運用法でおこった事故などについて概知のことがあれば教えて下さい.(初回答者のみ)
・学生時代、足刀が後輩の中段に入りアバラにヒビが入る。
・スーパーセーフ着用時、こちらの後ろ回し蹴りがプラスチックの面をかすり、相手が脳震盪をおこした。
  (間合いは切れていたのでスーパーセーフを着用していなければ当たらなかった。)
・練習で受け損なった相手の上段に入っていまい、相手がスコーンと倒れてしまった事があると、昔の人に聞きま
した。倒れたときに頭を打っていたら、と思うとちょっと怖いです。
 

正拳士の昇格考試の際、攻守決めての乱捕りを行ったが、あるグループ(8人一組で行われる)は丸廉もびっく
りの殺伐とした運用法をやっていた。内心「どうしてそんなことになっちゃってるNO〜?!」と思ったが、その考試
員の先生の厳しいやり方も影響したのかもしれないが、何より、受験拳士自体が乱捕りの経験が浅かったので
は…と疑わざるを得ない。ラッシュラッシュはあたりまえで、終始ボクシングスタイルの方など(中年?の方が多か
ったのも意外だった)。正直、怖かった。
ある道場(S県)に一年ほど在籍していたとき。練習に積極的に乱捕り(フルコン)を取り入れていたのはよかった
のだが、終わると必ず殺伐とした空気が…。毎回ピリピリしててそれはそれでよかったんだけど、次第に拳士自
身に「周りすべてが敵!」とゆー考えを植え付けるという結果になった。当然道場の対外的な行事運営はスムー
スにいかず、人間関係が殺伐としていた。そのときの友人は「得たものもあったけど、失うものも多かった。」


6.丸廉にはどのような内容を期待していましたか?どのようなイメージをお持ちでしたか?不安な点などありました
か?(初回答者のみ)
・乱捕り講習会のようなこと。例えば攻撃のコンビネーション、受けのバリエーションなど。不安はボコにされたら
どうしようと思ったこと。
・ガンガンやるものと思っていました。怖い人が多いかも、と思っていました。
・全国の乱捕り好きとのコミュニケーション


・新参者に温かい内容を期待。新参者には冷たいイメージ(笑)があった。新参者が参加する上で一人ぽっちに
ならないかな〜という不安。有段者でもこうなのだから、拳法暦が浅い方で参加される方は相当の決意があった
んだろうな〜と思う。


7.今回やったことの中で,説明が分かりにくかったものがあればあげてください.
・特に、説明が分かりにくいものはありませんでした。(複数回答)
・説明に要される時間が長かったかなぁ?


8.「少林寺らしい乱捕り」という言葉を聞いてどのようなことを連想しますか.またのように考えますか.
  (長文歓迎)
・少林寺では「自他共楽」 というか、相手を「やっつける」のではなくて、お互いの進歩につながるような乱捕りが
理想なのでは???
・ガチンコっぽくない、華麗なさばき、受け、的確で無駄のない反撃。いわば、法形を極めた者同士による真剣勝
負。(・・・ってそんなのは、乱捕りとは言わないか・・・)
・少林寺拳法らしい乱捕り・・・なかなか難しいですね。『空手は豪士(こうゆう字か忘れました)少林寺拳法は飛燕
の如く』という言葉があるようにスピーディな攻撃・連撃・連反攻をイメージするのですが,う〜んまだ明確には考
えがかたまってませんです。
・柔法、剛法取り混ぜた乱捕り。組み付き、関節有り。(とても難しいけど・・・)また、「強い」より「巧い」ほうが少林
寺らしいと思います。
・剛柔一体の乱捕りをイメージしています。護身術としての面からすると短時間に相手を制する必要があると考え
ます。そのためには突蹴の攻防が暫く続くようなものでなく、@剛法で受けてA柔法で投げてB固めるという3秒
後には固めてしまっているようなイメージを持っています。正当防衛の観点からは、喧嘩でない事を第三者に主
張できるように護身の術を使う必要もあると考えます。「殴られたから殴り返した。」では喧嘩にされてしまうと思
いますので、命に関わる状況以外では顔面への突攻撃は考えていません。相手の突き蹴りを受けて、状況に応
じて怪我をさせない範囲で中段に当身して投げて金剛拳で固めるようなパターンを考えています。刃物を持った
相手や、複数の相手から身を守るために顔面への突反撃も練習しておく必要はあると思いますが。
・真っ先に思い浮かぶのは、今のところ昔の学生大会のイメージしか…。「いけー!いけー!」「センパイ オネガ
イシマス!センパイ オネガイシマス!」みたいな…。僕は三要の見地から、「略」を明確にして訓練すれば少林
寺らしい乱捕りができるのではと思います。技は道場・武専で、術は丸廉で、その二つを結んだ「略」、つまり「全
員が同じ方向に目を向けてその目的を認識する」ことが大きく外れてない限り、危惧しているような弊害は最小限
にとどめることができると信じています。武の用であり、かつ相手を立て、人を生かしながら自分も生かされる自
他共楽の道と認識していれば上達も早いでしょうし。
・放松長撃、当て身の五要素を遵守し、細かく素早い歩法を用い素早く寄って自分がやりたい事を行ったらさっと
間合いを切り、相手がしたい事はさせない。組技などに関してもなるべく制限は加えず、組まれたり掴まれたりし
ても慌てず騒がず続行する。打撃強度はハーフかライトコンタクトで、参加する方も少々打撃を喰らっても問題な
いくらいには体を鍛えておく
・少林寺らしいとは????よくわからない。乱捕りありきの法形ではないのですか。
・少林寺らしい乱捕りなんてものは本来存在しないと思います。強い人は強い。ただそれだけです。
敢えて言うならば、お互いに協力しあって強くなろうとする練習体系そのものが少林寺らしいのだと思います・・・と
言ってしまえば元も子もないですね。自分なりの理想の少林寺らしい乱捕りスタイルはカウンターを多用すること
だと思います。守主攻従の「打たせてとる」「打とうとするところをとる」が理想でしょう。
・ まだ連想できるまでに至っていないのですが・・・。もっと修行して自分なりの答えを探したいと思います。


9.今回の丸に一廉に参坐してみて,意見・感想などがあれば自由に書いてください.
特にマイナス点については大歓迎です.
相手を変える回数が少なかったような気がする。 天地拳相対の時はず〜っと同じ相手でした。 いろいろと違
うレベルの人とやるほうが教える側も教えられる側も練習になっていいと思います。
開始が遅かった。9:20過ぎていたのでは?初心者用乱捕り(ビスキュイさん)、天地拳(syamiさん)はすごく良
かった。早速実践しています。掲示板に誰か書いていたような気がしますが、乱捕りも、本当の初心者:中間:殺
の3つあればいいかも。3グループを、今回のビスキュイ式を含めた乱捕り稽古の時間を1時間位とり、
初心者←→中間←→殺伐
を行き来できるようにする。殺伐でやってみたが、やっぱり、中間へ、いや、初心者へ。最初は初心者でじっくり
やったけど、次のステップをやってみよう、とか選べるようにできないでしょうか。
・安全面で厳しいところがありますが、スーパーセーフ着用だと間合いが取りにくいので、安全な空乱の方法を研
究してはいかがでしょうか(無理?)。また、講習会や研究会のようなことはいかがでしょうが。そして、乱捕りの
後、お互いを評価する時間は欲しいと思いました。
・次回からも、後半を初心者と殺伐グループで分けてもらえると、とってもありがたいです。それと、皆さんの顔と
HNが一致しなかったのが残念です。
・非常に得るものが多く、参加させて戴いてよかったと思います。「乱捕り」は、少林寺拳法を護身術として有効に
するためには必要なものだと思います。しかしながら、防具やルールだけでは完全に怪我を防止することは困難
だと思います。「絶対に怪我をさせない。」「絶対に怪我をしない。」というマインドを拳士一人一人が持てるように
啓蒙していくことで、安全で有効な乱捕の修行体制が確立できると思います。丸廉で大切にしている「愛のある攻
撃」と修行システムが全国に広がっていけばと思っています。
・参加してみて、レギュラー陣がむこうで奮闘しておられる姿を見て「自分の練習は?」と思った。まあ、幅広い参
坐者だったからしょうがないけど…。よくはしらないけど「初心者・女性には軽くでも正確に」ってな感じで、全員で
やってメリハリをつけてやるのは大変なのかなーと。乱捕り中心なのかなーと、ドキドキしつつもさほどではないこ
とを知り、ほっとしつつも、ちとがっかり。まあ、あれ以上やったら僕は限界かなー。と思いつつも、ランニング始
めよっかなと計画中。
・個人的な話ですが、今回は全体的に運動強度が高くなかったですね。これは時間に対する運動強度の見積も
りの問題ですが、これは経験を積まないとなかなか上手く行かないモノです。個人差も大きいしね。ま、そう言う事
を練習する「場」としても丸廉は有効なのではないかと思います。また、技術的に全体のどのレベルにターゲット
を合わせるか?この辺も大きな問題ですね。これは毎回違っても良いと思うなぁ。
・わんわんさんに殺伐グループに拉致されたことを除いては…。でも、結果的によかったです。わんわんキックも
食らったし!りょうさんに何発も順突カウンターからのラッシュももらったし!ビスキュイさんがかなりタフなのも意
外だったし!自分がいかに上段攻防に弱いか分かったし! 感謝!
・わんわんさんにも言いましたが、上手い人の得意技を紹介するコーナーを設けてはどうでしょうか?あの攻撃く
らったけれど、どうやっているんだろうか?どういう練習したらできるようになるんだろうか?というのが分かって
勉強になるはず。後、お互いにボカスカやりあった後に何か気づいた点を言いあう時間があればググっと上達す
ると思います。これは大学時代によくやってました。お互いに認め合う、コミュニケーションが取れる。遺恨を残さ
ないということで有効です。


●今回は,とてもたくさんの意見が聞けたので,ほくほくです.この事後アンケートはとても大切です.せっかく集まって
ゴソゴソしたのだから,その生の声を集めないと,ウンウン,研究会とはいえませんからね.今後の充実した活動を行なう
ための大切なネタになることは言うまでありませぬ.

●お互いを評価する時間.得意技を紹介するコーナーといった話があがりました.これはタイミングがいいのか悪い(遅
い)のか,かなり進行中です.現段階ではどの段階で,その時間を設けるべなのかが問題です.@クリーンヒットごと A
一乱捕りごと B数名のグループに分けての数回ごと.この三つを順次試していきたいと思います.それぞれに一長一
短があります.乱捕りの種類や構成者の修練度によっても使い分ける必要があるはずです.行なった際はまたアンケ
ートで多くの同志拳士からその特徴を探りたいと思いますので,その際はご協力お願いします.

●運営面で,レギュラが溜まり気味であることと,進行についてご意見が出ました.参考にさせていただきます.首座に
対する意見はなかなかでにくいものです.だから今回出たことはよかったと思います.次回からもよろしくおながいしま
す.

●今回は「少林寺らしい乱捕り」という言葉を出してみました.実は私自身,「何ですか,それ?」という人間なのですか,
参坐者から「少林寺らしい乱捕り」がしたいという意見結構あったり,2ちゃんねるでも,それは「少林寺らしい乱捕り」で
はない,といったりした意見が出ることがあるので,一体それはなんやねん???,と思い,あえて聞いてみました.
また2003年2月号の会報少林寺拳法のP.28において「少林寺らしい運用法」なんていう言葉が出てたので,びっくりしま
した.偶然です.

アンケートご協力ありがとうございました.今後もよろしくお願いします.

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