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(2002/12/25に執筆 3月現在悩む種は一緒です!! わんわん)


●丸廉で乱捕りに関して何を求めていますか?

以下,乱捕り稽古=乱捕りのための練習+実際の乱捕り(スパーリング)と定義します。

  これまでの参坐者の方にお聞きした感想をおおまかに分けると以下の3通りにわけることができます。簡潔にまとめると
1.支部で全く乱捕りを行わない,だから乱捕りを経験したいという方。
  つまり,支部では乱捕り稽古そのものを行わない。休憩時間で有志でやることもない。だからこの場で乱捕りがどんなものかを経験したい。
2.支部では軽めに空乱を行っている,又は支部では行わないため,有志で休憩時間に軽めに行っている。そのための練習方法を知りたいという方。
  つまり,支部ではほんの一,二分空乱をやる程度,乱捕りの指導は受けていない。だから支部に持ち帰るための練習方法等を知りたい。たまには乱捕りを集中的にしたい。
3.支部では乱捕りを行っているが,物足りない。本格的に乱捕りを行いたい。
  つまり,乱捕りをやってはいるが,それほど激しくは行っていない。乱捕りオフという響きからガチガチできる機会を期待している。
さらに
4.他支部の方と乱捕りしたい。
5.指導に時間がとられるので支部では時間がとれない。
があげられます。4は,交流というよりは自分の実力測定(わかりやすく言うと,力試しかな?)で,自分の戦術が他支部の方にも通じるかを試したい。5は,学生時代はおもいっきり乱捕りやっていたけど,道院所属になってから普段は全くできないからこういった機会を利用しておもいっきり動きたい。等があげられます。

  丸廉には,このように乱捕りに関して様々な目的を持った方が参坐されており,最近は,参坐者の大幅な増加もあり,その目的もさらに多様化(法器班の立ち上げ等)しております。それに時間的制約,防具数の限界,参坐者の乱捕りレベルの差異等もあり,全員に必ずしも満足していただける内容を提供できない事態であることが現実です。参坐者層を見る限り,1の方が2割,2の方が6割,3の方が2割くらいだと思います。以下,最近寄せられた要望(苦情!?)を参考に載せます。

  1の方からは「乱捕りやったことないのに,いきなり双方攻撃(ウォーミングアップ)はついていけない。相手は軽めにしてくれるのは分かるけど。」,「もっと限定的な乱捕り稽古を中心にしてほしい。」,「乱捕りの前の入門的内容を充実してほしい。」。
  2の方からは非常に好評です。
  3の方からは「乱捕り稽古が物足りなかった。」,「全然激しくやらないんですね。」,「コンビネーションとか教えてくれると思ったのに。」「名前が乱捕りオフなのに何で乱捕りメインじゃないの?」

という厳しい感想をいただいております。運営側といたしましても頻繁に意見交換を行い,どのような練習内容にするべきかを議論しております。既参坐者だけでなく,丸廉の活動に関心を持ちこれから参坐したいと考えておられる方の意見も大いに参考にしたいと思っております。その際の参考にするためにも,また,みなさんの声を反映するためにも,参坐を思い立ったみなさんにお願いがあります。
  上記のように,このように参坐した後に意見を持たれた場合は,掲示板で練習メニューについて書き込んでいただければと思います。メールでもかまいません。これらが適わなければ参坐者ホームページを観て練習内容を確認してから参坐を決めるようにしていただければと思います。そのため,オフ会の2週間前には練習内容を告示しています。具体的にどういったテーマでどういった乱捕りを行うかをです。運営側としましては,参坐者全員に会をより満足していただきたいですので,そのためにも協力おねがしたいのです。「参加してもないのに偉そうなこといえないよ〜」なんて思わずにどんどん発言してくださいね。偉そうなくらい発言してくださるほうが大歓迎です。みんなで造りあげていくのが丸廉です。未参坐者の段階でも積極的に参加してください。


最近(2002/12時点,第1-12回),3の方からの苦情が多いため,なぜ今の練習内容になったかを最近の経緯を示して説明いたします.

第1回〜第8回
 たいてい乱捕り(スパーリング)時間を1時間は取っていた。最後の30分には,スーパーセーフ等着用で上・中・下全てありの双方攻撃ルールをほぼ毎回行っていた,また,それに柔法追加の剛柔一体のルールで行うこともあった。普段できないのだからこの日くらい最後に思いっきり汗をかこうという意味もあり,外部に対してちゃんと乱捕りをやっていますよ,というアピールも兼ねて行っていた。ただし,最後のルールを行うまでに,それまでの練習で体力が限界にきており見学される方,日頃から又は昔にでもそれなりの乱捕りをやっている方でないと(初心者には,ルール調整,愛のある攻撃を行ってはいたが,),参坐しずらいこともあり,見学者が3分の1近くあったのが多少は気になってはいたが,見学者はそれまでの練習で十分に満足されてバテバテの方が多いため(4時間中最後の30分なので)それほど問題には思わなかった。実際には女性の参坐者もあり,級拳士の参坐者もありました。

第9回〜第12回
 最近は場所取りもうまくできず3時間になっており,さらに,いままでは「2ちゃんねる」という響きによって参坐しずらかった人々が,噂,ホームページ等により「全然怪しくないじゃん。」と思われ始めたようで(注!やってることは怪しくないですよ。),徐々に参坐されるようになってきており,その点では非常に喜ばしい状態になっています。しかし,時間的制約等により乱捕り時間を大幅に減らすに至ってしまい練習内容が研究中心になっております。そのため,常連の中でも最近はあんまり疲れないね,という話がけっこうでております。具体的に理由を説明すると,時間的制約としては,ここ最近は3時間の場所しかとれない状態になっております。なるべく早めの予約により4時間の場所確保をしていきたいと思いますので,とれなかった場合はご容赦ください。防具類の数につきましては,スーパーセーフ等の数が足りない事態になっています。多くても10個くらいしか確保できないため今のように参坐者が30人近い状態では難しいです。もしお持ちの方がおられましたらおもちくださりますようにお願いいたします。参坐者の乱捕りレベルの差異につきましては,1,2,3と求める内容がことなっています。そのため,これからは最後の乱捕時間は,初心者用,上級者用に分けておこなう方向で行くことになりましたので,ご安心ください。

(2002/12/25 わんわん)

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