丸廉-少林寺が弱いと言われるのは仕方ない- 2ちゃんねる抜粋メニュー
【乱捕】少林寺・乱捕について考えるスレ【振興】
抜粋 http://sports.2ch.net/budou/kako/999/999715477.html


1 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/09/06 03:44 ID:3ejo2j2U
復活させましょう!みんなの力で!

2 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/09/06 04:15 ID:RylQ2udA
しかしどうやって?

16 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/09/07 19:00
少林寺ってそういう風な強さを求めるもの?
中途半端にするより
試合やりたきゃ他の武道やるかキックのジムにでも通ってプロデビューすれば真の強さ(あくまで試合での)も身に付くしいいんじゃない?
実際オレのまわりでも大学では少林寺部に所属しながら、実力を試したいってプロボクシングや新空手やシュートボクシングにでてるやつ何人もいるよ。


19 名前: 16 投稿日: 01/09/07 19:25
競技化したがために本質をわすれてしまったスポーツ武道ばかりじゃないか。
柔道しかり空手しかり。
練習の中に乱捕りを入れるのは大いに賛成ですが、競技化にはやっぱり反対


88 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/09/15 01:08 ID:9KXmidek
>身体の自然な動き方?本当にそうでしょうか?
>私は疑問ですね。ならどうしてキックボクシングや空手が
>法形みたいな動きにならないのか?
>乱捕りのときに法形と違う動きになってしまうのか?

いろいろありますが、ひとつ例を挙げるとすればルールによって金的攻撃がないというのがあります。
金的OKなら蹴り技は極端に減り(あっても腰から下) ほとんどが手技になるでしょう。
また、蹴りの種類も回し蹴りなどはでなくなりほとんどが順蹴りになるでしょう。
つまり、ルールがあるかないかで、まったく動きは変わってしまいます。


91 名前: 少林者 投稿日: 01/09/15 03:30 ID:F8UeMPSQ
>86、87
自分も同意見です。法形は動作を大袈裟に強調してやってるだけで(体捌き等を身につけるために)、要素自体は結構現代格闘技に近いと思います。
ただ若さに余り依存しない「武道」なので上級者の乱捕のリズムはボクシング(スタミナ重視)よりも剣道(静と動)て感じですね。


99 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/09/26 01:48 ID:/KLS/jpE
中野三崎両先生の演武はまさに実戦さながらだった。
中野先生の受けの振り身が若干甘い所に三崎先生の突きが軽く当たって流血。
それでも何事も無かった様に演武を続けるお二人。
本当に忘れられない。


100 名前: 不活殺人 投稿日: 01/09/26 01:54 ID:pcBmZWVQ
 あのお二人は演武をやるときにどこか一箇所だけ筋書きと違うことを入れることにしていたらしい。
 決まった型をやりながらいつ危険な攻撃が来るとも限らない…まさに達人ならでは。


111 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/09/27 19:18 ID:Pm.iwY2w
>110
とはいえ、やるのが無意味な乱取りも確かにあるぜ。
シャモの喧嘩みたいなの・・・全くやらないのもどうかと思うが、(全くやっていないせいで、恐怖で前に行けないみたいな・・・)年中「シャモの喧嘩」や、「根性比べ」みたいな殴り合いでも困るだろ?
(ああ、そうそう、オレ107じゃないからね。一応言っとく。)


123 名前: 厨房q 投稿日: 01/09/30 20:20 ID:a7RGpWDA
みなさん、乱取りを積極的になさるのは大変結構です。
しかし、安全性には特に気をつけたらよいと思います。
いかに思いついたことを書き込みますのでご参考にしてください。

@きちんとしたレフリーをつけ必要以上の加撃を抑止する。
 または、上位のものが常にコントロールする。

A本人の安全性を上げる。
 首、胴、足腰の筋肉を増強する。
 関節の柔軟性を上げておく。
 柔道式の回転しない受け身を覚える。
 (これを覚えると、岩場で滑っても頭を打ちません。
       ダウンしても、頭を打ちにくくなります。)
 普段から、当てっこし、打撃になれておく。
 打撃が当たったとき、体をずらし、威力を弱める練習をする。
 目慣らしをよくする。

Bあくまで、護身目的なので、勝ち負けを言い過ぎない。

C色々なルールで行い、変化に対する適応や順応性を身につける。

そして一番大事なのが、
D健康に気をつける。   です。
健康に気をつける。


179 名前: 拳士 投稿日: 01/12/02 20:49 ID:sxof4RPh
>178
少林寺拳法だから少林寺の技しか使っちゃいけないなんて考えてたらおかしくなりますよ。
法形は大きな枠の中のごく一部を取り出して見せたものだといいます。
その中から原理、原則、身体の使い方を学んで応用できれば流派は関係ないでしょう。
要は使えるか、使えないか、強いか、弱いかだけです。


180 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/02 21:53 ID:UNg/PeEq
乱捕り主体でやりたいなら、フルコン系に移るべきだろうなぁ、やっぱ。
いまさら乱捕り取り入れても、指導者が乱捕りをよくわかってなければね。


181 名前: 不活 投稿日: 01/12/02 22:17 ID:GeR0qA16
>>180
フルコンと少林寺拳法は技の風格が全く違うのでそういう発言は失礼ですね。
(双方にね)、乱捕りが出来る指導者は少林寺にも一杯いますよ。


182 名前: 不活 投稿日: 01/12/02 22:43 ID:GeR0qA16
因みに>>178
グローブの両手ガードは純粋武道的には「使えない」部類の技術に入ると思います。
相手の動きが読めなくてとっさの時の最終手段のような技です。
乱捕りは素手の時を想定したかたちで行われるべきですが、競技偏重になると両手ガードも立派な技術「(ルール上)勝つための手段」になってしまうかもしれません。
どんなルールでも「少林寺の技」と言うよりは「実戦(素手)なら…」を考えていることが大切だと思います。


183 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/02 23:25 ID:3H/jrplC
乱捕やりたきゃFSA拳心館逝けよ!


185 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/04 01:21 ID:sL2uOK1k
>> 乱捕りが出来る指導者は少林寺にも一杯いますよ
= 乱捕がかろうじて出来る一般練習生はほとんどいない
ていうことでしょうか?
「自由組手が出来る指導者は空手には一杯いますよ」
↑空手ではありえない台詞です。

それほど少林寺の乱捕はひどいのですか??


188 名前: これだは言わせてもらうが 投稿日: 01/12/05 23:48 ID:R83i9g17
個人的には乱取り復活は賛成だ。
だが『基礎体力』という意見がなにも出てこないのは残念。

まず
拳立て百回。
腹筋三百回。
そしてビール瓶で毎日スネを叩く。

これぐらい出来ないと乱捕をやる資格は無い。
基礎体力の無い人間が面白おかしく乱捕をやってもただの喧嘩になって怪我人が増えるだけだ。
武道を志す者なら最低限の備えはしておくべきだ。
偉そうな書き込みで申し訳ないが、一応私はムエタイ経験者だ。


191 名前: とある坊主 投稿日: 01/12/06 01:04 ID:5ySMVV8e
乱取りが必要だってのはモチ賛成ですがなんか、話がおかしくないですか?

少林寺って仏教哲学に基づいた人格形成の手段でしょ?
開祖も言ってるじゃないですか人を倒したんだったら武器使ったほうがいいですって鞄に分厚い本詰めといて、からまれたらそれでシバくと・・・拳を使うより正当防衛主張しやすいですよ、たぶん

K−1とか総合とかみたいな競技がしたいんだったら少林寺じゃなくていいじゃないですかそう思えるようになったのは中拳士取ってからですが・・・

そもそも
少林寺に競技はそぐいませんよ
私は演武の大会もやめるべきだと思っています


194 名前: 見習い茶帯 投稿日: 01/12/06 02:07 ID:XPKVIinl
>>188
半分くらいしか満たせない…(;´Д`)
というか、武術的に厳密に行けばそうなのでしょうが、もちっとへろへろやってる者がいてもいいのでは?
弱っちいと怪我が増えるかどうかは自分にはよくわかりませんが…。

>>191
「競技」という言い方に問題はありますが、外(地域・全国)の広さを知る、刺激を受ける、(交流・活性化)
という意味で大会のような催しはある程度必要ですし、それならば演武だけでなく乱捕も無いとバランスがおかしくなると思います(事実なってますし)。
どうせ大会で乱捕するなら競技的にした方が面白いし分かり易い(努力目標や自分の上達具合もわかってくる)…と利点は結構あるかと。
勿論、競技のための技術化と精神性の欠落は強く戒めるべきですが。


195 名前: とある坊主 投稿日: 01/12/06 13:26 ID:5ySMVV8e
>>194
こういう、本筋にそった(と私は思っている) 考えをされている方をみるとほっとします

やっぱり究極的には指導者の質なんじゃないでしょうか
ですから自分の考えとしては
今の「演武競技会」のかたちを改めて 合同大練習会みたいなかたちのものがあればと思います
いろんな支部のすごい先生方に法形、演武、乱取り、教学 を指導していただければ、すくなくとも見るに耐えない拳士は絶滅するかと思いますが・・・ 指導をいただいた上で努力しないのは論外です、個人の問題ですから勝手にすればよい

つまりは武専じゃないかという話もありますが 今の武専は必ずしもカリキュラム通りいってませんしね
そのあたりはやはり大将の心意気でしょう

私が「競技」にこだわるのは それを究極的な目標と勘違いする拳士が出る事を恐れるからです(現に出ている、特に学生) 少林寺はそんな浅いものではないと思いますので もったいない

・・・って、このスレのテーマから外れてます?
不都合がありましたら消して下さい、すいません


203 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/09 13:12 ID:x9+u44Q1
>>202
禿銅。全く矛盾している言い方。自己中心的。
それで負けそうになると「強さだけではない」って言うんだろうな。
指導者の質が問題だな。少林寺は。
開祖が亡くなってからは本当に能書きばかりの道院長が増えたなあ。


211 名前: 小波拳士(さざなみ) 投稿日: 01/12/15 11:56 ID:R4rKxJjo
>210
少林寺あまり詳しくないのですが、素人を相手にするのならフルコンの技よりも少林寺の技(法形っていうんですか?流水蹴りとか)の方が使えると思います。


216 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/18 02:49 ID:ncBfbguc
>210さん
別に「少林寺拳法=こうでなければならない」というように考えているわけではありません。ただ、どうしたら基本や法形とあの乱捕りが繋がるのかが分からないということです。
あと「法形を使いこなすのにこだわって弱いのならば、現実的に強い方がいいと思うけどなあ〜」という意見は私も賛成ですが、使いこなせれば本当に強いですよ。本部職員の乱捕りだって綺麗に見せるための乱捕りではないですよ。法形をきちんと良い師(これが少林寺は少ない!) について修練すればああなります(実際に法形通りにやられているので)。ただ法形から何を学かが分かってない人は乱捕りで法形は使えないと思ってしまう傾向が強いと思います。だから本部で立会い評価法を作ったんではないでしょうか?
それに、デモストチームが強いって言ったってあのくらいの攻撃力の人なんて沢山いるし、まして他武道なんか行ったらもっといますよ。
そういう人たちの攻撃からも身を守れるエキスが法形の中には詰まってるのに、それとは繋がらないああいった乱捕りをしたくて、そのほうが強いと考えるなら他団体に行った方が早いのでは?と私なんかは考えてしまうわけです。
それと勘違いしてほしくないのは、私はデモストチームの人たちをどうのこうの言いたいのではありません。彼らは彼らで信じて一生懸命やって来たと思うし、実際生で見てそう感じました。それは素晴らしいことだと思います。あの乱捕りと三人掛けを大勢の前で本部公認として披露する事がいかがなものかと思うと言う事なので。


225 名前: 空手蟲 投稿日: 01/12/18 23:22 ID:xIZGHBA7
それと一言拳士の方々に言っておくが、空手家は型の分解というものを非常に崇高なものだと思っている。
それは競技に走ってしまい、今の法形のようなものが空手には失伝されてしまっているからだ。
今競技空手に走った諸流派は、空手の型から法形のように分解されたものを懸命になって研究している。
何も空手が犯した過ちを繰り返すこともないでしょう。
少林寺は天才が作った法形を活かした乱捕り、または競技を目指せばいいと思う。


227 名前: 不活 投稿日: 01/12/18 23:32 ID:ZEA6Ut+n
本部職員ならば、本気の乱捕り、あるいはフルコンの試合等に出ても少林寺の動きで戦うだろうし、それが一番合理的です。

>>219 >>221
>あれは少林寺拳法リズムで少林寺拳法の攻撃だから成り立つ乱捕りですよ。

少林寺はリズムを取りません。(ゆえに一番読みにくい、とおもう)
だいたい攻撃の種類が少林寺的かどうかなんて関係ないはずだが?
出来る人はどんなスタイルで攻撃されても対処できるよ。
なぜなら剛法の防御技術は攻撃のスタイルとは関係がない。
この意味がわからない人は乱捕りは弱いな。


234 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/18 23:49 ID:4v3P6Ony
>>231
今の平均的大学支部の惨状をご存知か。
みな幹部になって本山で初めて乱捕を知るのである。
感想は「やっぱ本山はすごいなあ」「俺にはとてもできん」
本山は乱捕であっと驚かしてくれるが、どうすれば出来るようになるのかは決して手の内は明かしてくれないのだ。
まるで手品のよう。支部に戻りうわべの乱捕練習をするのだが、教科書のようにはできず、またすぐ止めてしまうのである。
だから乱捕指導体系の欠如を問題視せざるをえないのだ。


241 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/19 00:10 ID:nwNREJHk
本山にいって初めて乱捕に触れるってのはそれ自体鬱である。。。。。
人には言えんが。そりゃ感動するわな。でも支部もどったらやらないよ、もう。
昇段、大会で忙しいからね。
ああ鬱です。


243 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/19 00:18 ID:tzSeCEKI
乱捕りがないことに疑問を持つなら、もう少し、大学内の練習カリキュラムから改革していってもいいかと思う。
ある程度、演武の大会に勝てなくても、みんなで納得できてればいいんじゃないかな?
そういうのを、一人でもいっていくことができるのも、少林寺で培われるべき精神じゃないかと思う。もちろん、一人でいっているだけでは、
めで、みんなで、実際にやっていくところも、必要だけど。まずは、改革のために実際に、練習していくことじゃないかな?


245 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/19 00:25 ID:nwNREJHk
Echoさん、すまん。でも説教言わせて。
俺はもう40過ぎの拳士だが学生の頃は部内の乱捕の選手に選ばれるだけでも大変だった。一本とるのは難しいこと。一生懸命練習したよ。もちろん乱捕ばかりやってたわけではない。
うまい選手を研究したさ。その選手を開祖もほめていたよ(今本山指導員です)。
でも今の拳士は乱捕の練習を必要としていないだろう?
乱捕のさわりに触れて「強くなった気分になった」なんて笑っちゃうよ。俺の青春の少林寺はなんだったんだって感じ。あのね、乱捕うまい人がいればみなうまくなるんです。そうでなければ絶対に育たないよ。自分以上には。指導者をつくれるカリキュラムがいるんですよ。


255 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/19 19:15 ID:QoVpBCSY
>>254
それとポイントは漏れは他流とも交流をもったけど、他流も決してガチンコ乱捕をやっているわけではないのよ。
普段は基本しかしていない。 イメトレの違いかな。
「普段から乱捕やらなきゃ駄目」てことはないと思う。でも確固たるイメージは焼き付けないと駄目でしょう。普段から意識できないからね。
頑張って下さい!!!! 他流の大会を間近で見るのも参考になるよ。


257 名前: タテケン 投稿日: 01/12/19 20:13 ID:GfMCRHWt
私は現在、日本拳法をやっているのですが、最初に防具をつけての組手をした時は、一本を取れずに苦労しました。
日拳の殴り方、蹴り方ができるようになって、やっと一本を取ることができるようになりました。
そして、組手で一本を取れるということは、基本でも突き蹴りが出ていると言うことに気がついた次第です。
そのため日拳では、初段レベルでもグチャグチャとした試合は少なく、技の攻防がキチンと行われます。
これは、「有効な打撃しか一本と認めない」と言う日拳のルールにあると思います。つまり、技ありや有効と言うのが無く、一本しかポイントが無いことが、防具組手でも日拳の技術を磨くことにつながっているのではと勝手に考えている次第です。

私も昔、少林寺拳法を少々かじりました。その時教わった先生が、元乱取り試合の猛者でした。鬼のように強かったですよ。私が弱かったのですが・・・。

やはり、乱取りは絶対に必要だと思うし、ルールさえキチンと決めれば、少林寺拳法の技術向上につながる乱捕り試合が行われるのではと思います。

乱取り競技が廃止された経緯は、私も当時の先生から聞きました。しかし、現在は防具も進歩しましたし、医学的な見地からの格闘技へのアドバイスもあります。安全性を確保した、乱取り競技が可能だと思います。

あれだけ顔面をど突き会うボクシングや、関節を取り合う修斗でも、安全管理をしっかりして、アマチュア競技を行っています。少林寺でも充分可能でしょうし、少林寺の組織力なら問題無いと思います。

個人的に、少林寺の剛法、柔法がおり混ざった高段者同士の試合をぜひ見たいですよ。


260 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/20 00:50 ID:RpGShfDn
う〜ん。違うな。
法形は乱捕を想定した技術じゃあないからね。法形のスタイルで乱捕をやることにはそれほど意味は無いのでは。
攻撃やシチュエーションを限定させれば別だが。少林寺のスタイルは演武で体現すればいいでしょう。乱捕は常にいろいろな目的性をもっておこないますから、変に法形にこだわると目的自体を見失うことになります。

「少林寺らしい乱捕」は常に夢想されますが、乱捕のやりかた・ルール・その人により目的がことなるのですから、具体的に指導することのほうが大切です。

むしろ「少林寺らしい乱捕をしろ!」などといわないですむような仕掛けを指導者は講じるべきです。具体的な指導でないと後輩拳士の上達は望めません。


264 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/20 01:22 ID:RpGShfDn
>262
そんな感じもしますね。本部の先生もそんな説明をされていたような。
特に構えに意味を与えているようです。
「誘いの構え」なんてなかなか他武道では聞きませんね。
少林寺らしいもののひとつかと思います。
「乱捕で法形を使う」という言葉のおかしさを益々感じます。


269 名前: 40前拳士=199 投稿日: 01/12/20 13:43 ID:QxfY5iaJ
みんながみんな「強くなりたい」とシャカリキになっているわけではない、それはそうかもしれません。

でも、少なくとも赤卍をつける人たちは、極真ルールだろうとグローブルールだろうと、恥ずかしくない程度に出来るべきです。

でないと、色々話をしていて、「じゃあ、やってみましょうか」となった場合に恥をかくでしょう?
そういう人は、すくなくとも赤卍をつける資格は無い。私はそう思っています。


270 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/20 14:11 ID:q2fLZSU6
>>268〜269
おっしゃるとおり!!
赤卍をつけている以上はどの流派にも「絶対に負けない(絶対に勝てるという意味ではない)」位の力がなくてはいけないと危機感をもって 稽古に励みましょう。


272 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/20 15:46 ID:8j7WQXRW
>270
赤卍ってけっこういるじゃないですか。
極真の黒帯くらいの希少価値ならともかく、道場生の何割かを占めるんだからそこまで強くなくてもいいんじゃないの。


275 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/20 23:22 ID:H7Ye+PXs
>>233
私は特に良い師に恵まれたわけではない(大学支部で監督はいなかった)ですし、最近の乱捕り競技が廃止になってから少林寺を始めた世代です。自分が乱捕りの競技化が必要無いと思うのは、競技乱捕りなら他の武道でも幾等でもやってるので、そこから技術を盗むことも出来るし、門を叩くことも出来る。私は、極真に伝統空手、キック、柔術、何でも参考にして自分の技術に取りこんできました。だから得意技の一つは下段廻し。自分が言いたいのは、乱捕りが必要ではないといいたいのではなく、競技化は必要がないということ。別に競技にならなくともやりたい人間が集まってやれば好いわけですし。(もちろん、そういう場が出来ることは大賛成)競技化して少林寺から特徴である金的、目打ち等の急所打ちが失伝してしまうことが怖いのです。現在の柔道や伝統派空手のように。


284 名前: 見習い茶帯 投稿日: 01/12/23 17:23 ID:q3XFVZYs
>>281
詳しくはないですが
1.試合中のヤジ、勝敗に拘る傾向が少林寺的に好ましくなかった
(開祖も前々からグローブ乱捕の弊害を指摘されていた)
2.そんな中(試合中の転倒で?)死者が出た
3.開祖が亡くなったのはその前後らしい
→組織としての方針転換で今のようになった(らしい


292 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/24 02:20 ID:86iSJ//C
>>290さん
「法形は実戦の雛型ではない」ということを以前聞いたことがあります。
法形は法形を通して相手の重心操作の仕方や原理といったものを学ぶ為の一つの手段と考えてはいかがでしょうか?
例えば、今日は重心操作を逆小手を使って研究してみよう、今日は内ち受け突きを使って攻撃線の外し方を研究してみようってな感じです。
また、昔の剣術家が「こうきたら、こう受けるとか、こう返すっていうのは畜生剣法(つまり程度の低いって事)だ」と言っていたというのを、本でよんだこともあるし。


297 名前: 不活 投稿日: 01/12/24 12:48 ID:GRiHqHzD
昔、乱捕り競技やってた時期でも女性や子供がちゃんといたし、そんなに殺伐していたわけではなかった。あくまで乱捕メインではないからね。

その点はあまり心配要らないと思う。
それより、「強くなりたい」と思っている気合の入った若者が他流派に流れていることは問題であり、この板でも散々煽りが入っているように少林寺の強さについて馬鹿にしている人が多くいるのも又事実です。


305 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/25 11:31 ID:yOMR28hs
>「法形は実戦の雛型ではない」
正しくは、「実戦の雛型ではない法形”も”ある」じゃないのでしょうか?
「誰がするんだそんな攻撃?」みたいなものを防ぐ法形も確かにありますから・・・しかし、「内受け突き」なんかは、実践の雛形そのものだと

>乱捕りが導入されたら辞めるような人には、別に修行する気なんて無いのでは?
演武等に憧れて入る人も居ます。少林寺の修行は、「実践護身術の練習ではない」のですから、乱取りを全員が、何が何でもやる必要はないでしょう。ただし、防具が開発されて、乱取りがしたい人”も”、安全に乱取りが出来るようになることは、好ましいことだとは思います。
明日を考えなくてはならないサラリーマン拳士(熱血)には間違いなく朗報のはず。


307 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/25 12:14 ID:yOMR28hs
大学部活時代、道院の人(社会人)で
「よほどひどい怪我でない限りは、包帯はもちろん湿布も外してから会社にいく。」
と言っていたのを覚えている。
その時はピンとこなかったが、今はよく分かる。

事務系で怪我は禁物だもの。
ガッテン系も体を壊すまで練習したら、文字通り稼げなくなるわけだしね・・・


310 名前: 40前拳士 投稿日: 01/12/26 15:56 ID:FcYVajRv
結局、コースを分けるしかないんでしょうか?

「ピアノをやる・やった」って言っても、プロや音大のレベルから、バイエルやネコ踏んじゃったのレベルまであるわけだし。

でも、全員がバイエル・ネコ踏んじゃったではおしまいです。
高いレベルに繋がる練習体系が本道です。それについていけない人が「たしなみ」としてやる道はありますが、それはあくまで副次的なものだと思います。


312 名前: 不活 投稿日: 01/12/26 23:19 ID:tt0igN+6
>>311
e-研=そう言う名前のサイトで少林寺拳法の紹介・解説とoff会の主催をしている人がいます。
ただし、攻撃線の用語に限らずかなり独自な解釈・解説が為されているので、好き嫌いは分かれそうです。ただ、そういったある意味勝手
な解釈でも自由に発表できるオープンな姿勢は少林寺の中では貴重だとは思います。
乱捕りに使う法形の話ですが、最初から使う気もなく乱捕りしている人は大抵使えなくなってしまいます。パワーとスピードと我慢の戦いになりがちです。最初は無理にでも法形を使うようにするほうが後の上達が早いです。構えの意味や手足の位置も自ずと理にかなったものになります。


314 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/27 00:47 ID:gxL1R7u3
うちの監督が言うには、
「空手には空手の戦法、キックにはキックの戦法、柔道には柔道の戦法がある。
自分たちの持ち味で戦うことだ。少林寺には少林寺の戦い方、すなわち法形がある。
法形使える情勢にすることが我々の戦法だ。構えで誘うのも戦法のひとつだ。」
とのことです。
まあいわんとすることはわかるのですが、実際には赤卍も含めて誰も出来ないのが現実です(まあ弱い相手にはできなくもないようですが)。皆さんに質問なのですが、現実に目の当たりに出来ないこのような理念を目標に皆さんも修練されているのですか?
生意気なことを言っているこの私はまだ茶帯ですが、やがて納得がいく時期がくるのでしょうか?
強くなったという実感はどこからくるのですか?皆様のご経験からご指導頂けたら幸いです。


315 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/27 01:03 ID:Jd5orS6E
>>「法形は実戦の雛型ではない」
>正しくは、「実戦の雛型ではない法形”も”ある」じゃないのでしょうか?
>「誰がするんだそんな攻撃?」みたいなものを防ぐ法形も確かにありますから・・・
>しかし、「内受け突き」なんかは、実践の雛形そのものだと思うんですがね。

というか、法形は大事だが、法形に必要以上にこだわるなと言うことでは。
使える状況なら使う。ある状況なら応用法を使う。ある状況では有効だが一見少林寺でない動きを使う。でいいんじゃないの?
とにかく、実践は生き残ることが先決だから。法形にだわりすぎて殺されても、それで満足な人はそうすればいいし。ただ、前に誰かが言ってたと思うが、自分の条件に状況に合う技を磨かねばならないし、本部にも?な人いるし、自分に責任とれる技を目指しましょう。


333 名前: 40前拳士 投稿日: 01/12/27 17:41 ID:AHjBCd96
先の先・対の先・後の先の話が出ていますが、理屈分かっただけでは身体はついてこないんです。まさにここが、乱捕練習の必要な所以です。

「誘う」と簡単に言う人がたまにいますが、誘うのは本当に難しいものです。誘い方が下手だと、ただの「隙」になってしまって誘ったところにもらってしまいます。 (例:待気で誘ったところにもろに上段突をもらってしまう。)
また、フェイントで動いてしまったところにもらってしまいます。(例:待気で誘ったところにフェイントをかけられてフックや廻蹴をもらってしまう。)

「コンビネーション」というのは、まさにこのためにあります。フェイント・捨てパンチ・捨てキックを組み入れて相手の隙をつくるようにするのです。それを何千回何万回も練習して、速く正確に、殆ど無意識に出るように練習します。

そして、そのコンビネーションに振り回されないようになるためには乱捕をやりこんで感覚を磨くしかありません。

この辺は、剣道やボクシングの経験者なら誰でも当たり前に知っていることです。地稽古・スパーリングをやりこんで体得して行くしか無いのです。少林寺の場合は、それが乱捕練習です。


353 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/12/29 17:28 ID:DQ+uw3sF
ヒクソンがインタビューで言っていたのですが、、、

Q)相手が複数の場合あなたの戦法は不利ではないか?
ヒクソン)相手が複数いて勝てる者がいるだろうか?

グレーシー柔術にはもちろんいわゆる衆敵闘法もあるのですが、ヒクソンは「相手が素人なら(自分より弱いなら)」という前提で話すことはなかったのです。

「自分より強い相手にいかに勝つか」このことが大前提です。
技術体系があるかどうかということより現実的なことを直視することも大切です。

「素人相手なら。。。」と話す少林寺指導者は確かに多いです。でも誇大宣伝にならないよう、現実もきちんと説明すべきです。
技法の有無ですべてが説明できることはあのヒクソンでも考えていないのですから。


371 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/06 22:13 ID:R3faO1dY
私は関西の道院に通っていますが、やはり、初段までは極真ルールしかやらせてもらえませんでした。
現在はさまざまな形で乱捕を研究していますが、基本は極真ルールだと思います。しかし試合となると..。
わたくし的には硬式空手ルールが良いのではないかと思います。 単純ポイント制でいいと思います。


374 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/06 23:16 ID:R3faO1dY
ぜひ極真ルールで乱捕やってみてください。
まず攻撃時に隙があるとカウンターくらいますから、隙のない攻撃ができるようになります。
守りでも、カウンターをとるのがうまくなりますよ。 少林寺の特徴は「飛燕のようにするどくすばやい連反攻」です。
相手の一発に対して3発くらい返すことを繰り返してください。 演武もうまくなりますよ。


381 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/07 00:23 ID:BL7sWaFr
自由乱捕りもいいけど、少林寺の技術は、限定乱捕りのほうが身につくように思う。
限定乱捕りの試合ってのもルール考えるといいかもしれないと思う。


384 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/07 00:27 ID:Fbs69bhY
少林寺が集まって乱捕講習やると、みな勝敗にこだわったり、ルールにこだわったり、収拾がつかなくなることが多いです。
独自ルールにこだわるでなく、ある修練法がどういった操体を目的にしているのか、きちんとわかってやってほしいです。
そしていいわけ無用。
「××は少林寺の動きではない」ではなく、「××は少林寺の動きだ」という発見をしてみましょう。
急所の把握、連続反撃、これらがいかに自分に身についていないか、上級者の動きから学んでみましょう。評論家の参加は無用だと思います


387 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/07 03:19 ID:KDDkwC4Y
>>386
だから昔話はよそうや。
少林寺の悪い癖だ。


389 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/07 20:18 ID:dqsadRWw
少林寺拳法部って「乱捕やる」っていうと、何か特別なことやるような雰囲気になるよね。何か不安な、何か後ろめたいような。。。
そこがいけないんじゃないかな。普通にやればいいんだよ。普通に。そしていい動きを誉めてやろう。そうしたら妙に殺伐な空気がかわると思う。わかったかい、幹部さん!


412 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/10 12:26 ID:eqJAMhYO
合掌

少林寺拳法 2ちゃんねる支部 乱捕オフ

<主旨提案>

1.乱捕稽古で身につけることが出来る操体の実際を見る
2.各種乱捕稽古の特徴を探る
3.乱捕稽古の段階的導入方法を検討する
4.競技化を考えた場合の課題を明らかにしていく。
5.乱捕稽古で得た課題や成果をどう基本練習などにフィードバックさせているか事例交換。
6.乱捕指導の方法を意見交換する(門下生への説明方法など)。
7.乱捕稽古導入初期に陥りやすい誤解などおよびその回避策について意見交換。

以上、結手。



422 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/14 11:07 ID:wPGT2KTb
レベル差がなかったらやる意味がない。
レベル差がわかるからこそやる意味がある。
東京圏の方、幹事なんていいません。
場所だけでもとていただければ後は勝手に藁藁人は集まると思います。


428 名前: 小波 投稿日: 02/01/14 22:44 ID:QihJWLmi
せっかく護身術、武道的な要素が詰まった少林寺なのだから、これからキックやフルコンに流れる必要は全くなしだと思います。
普通は逆の流れのはず。
防具も完成しつつあるとの話ですし、極真ルールで地力を鍛えるのはとても良いことだと思います。


438 名前: 拳法一代 投稿日: 02/01/15 09:48 ID:gnPInUQP
私も一応現役の指導者ですが、競技乱捕を復活させる事は現実には不可能かと思います。昔の様に大学学連がある程度、力を持っている時代に真剣に考えればまだ可能性がありましたが、現在の様に本部の力が絶大になった今は不可能です。
なぜかと言うと、今は一支部単位でもすべて県連単位で動いて行きますからから本部の意向に逆らって意志を貫ける理事長はいないでしょう


445 名前: 拳法一代 投稿日: 02/01/15 18:52 ID:zmx5DxL8
少し前ある先生の支部が支部内の演武会でトーネメントの乱捕をやった時は他支部長達から本部へリークされ結局、支部解散へ追い込まれました。今はそんな時代です。若い道院長や支部長は横のつながりなどない、本部へいかにいい顔をして早く七段受験が来ないか、正範士の資格が本部から来ないか考えているのが大半です。乱捕がなくなった今強さを証明する必要もなく如何に資格が上かが少林寺の縦割り社会のすべてです。


452 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/15 23:36 ID:iAxY6gBG
会員を強くするカリキュラムを作れない少林寺本部は会員の涙を知れっていう(少林寺は弱いといわれるのは仕方ないスレの1)をみんなで最初虐めてたけど、今考えると彼の言うことは真実のような気がする・・・
かれはいいこと言った。


460 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/16 00:22 ID:HPcOBVHZ
>おすすめは、若い一時期少林寺は週一程度にしておき、他の格
>闘技で組み手慣れをしておくことです。
>(必ず帰ってきてね)

なんだそりゃ。 本部はまじで熱心な会員の涙を知れ。


462 名前: みんみん  投稿日: 02/01/16 00:26 ID:reap4r/V
Shamiさんと減益さんはこの話題にレスしてくれないなあ。
幹事やってくださいなんて言わないからなんかコメントしてほしいです。
(でも誰かホントに場所だけ取ってホシーナ)

>小波さん
私は馬力が足りないので極真ルールでは粉砕されてしまいますよ。 しやるときはあくまでライトでお願いします…。

あと、本部批判をされている方。 本部には本部の辛い立場があります。メジャースポーツの一員になるための体育協会への加入。
過去の死亡事故と故人となられた宗先生の言動の重さ… この状況下で「立会い評価法」まで行きついた今は進歩してると言って良い。
私は無用な刺激をしない方が良いと考えています。 (「立会い評価法」「新防具」には私も異論はありますが…)


463 名前: みんみん  投稿日: 02/01/16 00:50 ID:reap4r/V
>>456
白蓮はあくまでフルコン系空手団体です。
拳法使うのは館長しかいないと聞いています。
多分本部に義理を立てているのでしょう。
(拳法を名乗れば、まして少林寺を名乗れば骨肉の争いを招くから。)


484 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/17 12:52 ID:AmnCKKmV
極真ルールは取り入れることにより乱捕りまたは武道的な基本要素を身につけることが出来ます。
打たれ強さ、攻撃の力強さ、スピード等がこれにあたります。
これを経ずして技術に走って失敗している空手流派が多々あります。その団体のトップ選手にはもちろん該当しませんが、一般会員の場合ですね。大道塾は黄色帯までは極真ルールを採用して基本力を鍛えており、実際その後の伸びはとても素晴らしいものがあります。

始め極真ルールを手に練習し、その後基本力が身につくとともに少林寺的な複雑な技法の混ざった乱捕りに昇華させていくとよいと思います。最初から複雑なものをやるよりも長い目で見ると始めは極真ルールを採用した方が良いでしょうね。


489 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/17 23:11 ID:cJC7jJbE
昔、大学拳法部でやってたころ、芦原空手に数ヶ月通いましたが、そのとき言われたこと

「君は間合いが遠過ぎるよ。」

私としては顔殴られることを考慮しない中途半端な間合いが怖いかったですね。少林寺式の前蹴りがボコボコ入りましたが、肝臓への下突をやられて息つまったのが印象的でした。あれは効きます。ルールによって全然違うというのを実感した次第です。

後、大学拳法部に極真やってた奴と白蓮会館の奴がきたときは、少林寺ルールでしたが、順突一発で鼻血出させてKOでした。
「パンチが全然見えなかった」とのこと。いざ喧嘩になったら絶対顔殴ってきます。護身術として考えたら、やっぱり、少林寺は初心者でも顔面有りでやるべきです。

ただ、相手のおでこを触ったら勝ちとか、順突だけで運歩と相手を観る練習をするとか段階をおってやるべきです。
もちろん首を鍛えまくるのは常識!


494 名前: 空手蟲 投稿日: 02/01/17 23:25 ID:yXOLKGBY
日本拳法はね、大ぶりなんですよ。
ルールが完全に一撃的打撃が入らんとポイントにならんから。前蹴りなんて前蹴りじゃなくて踏みけりですよ。
ルールって言うのは本当に大切なもの。少林寺的なものを追い求めるなら極真ルールから顔面あり、柔法ありというように持っていくのが良いと思うよ。まあ本気でやる気があればだが。
この流れだけで本気で取り組めば3年かかるよ。まあルールはどんどん熟練度によって変えていくのがよろしいかと思う。


524 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/18 22:26 ID:JtxrUxY2
というか組み手交流ぐらいで、本部の顔色をうかがわなければならないと言うのもなんだかなー。
他武道から見ると、おかしく思われちゃうね。本部も法形をしっかりやり安全に行う限り黙認すればいいのにね。


535 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/19 11:32 ID:o/prXYtc
少し前にいわゆる極真ルールでの乱捕稽古の弊害が述べられていましたが、私は有益な点を述べてみます。その前に前提とすることは「競技乱捕」のルールの話ではなくあくまで稽古方法の話としてです。
いわゆる極真ルールで稽古する場合、門下生はまさかこれが「少林寺の乱捕ルール」とは思いません。なぜならば顔面突を禁止しているからです。ですからあくまでも「特定の効果を狙っての乱捕稽古」と自然に理解してもらえます。門下生にあまりルールなどにこだわってはもらいたくないのでうちの道院ではあえて不自然なルールを経験させます。目的を明確にするためにあえて非現実的なルールでやるのです。ではどういう効果を狙っているのかというと、攻撃で下半身からの力が体軸を通じ正しい方向で伝わっているか、相手の攻撃に対して八方目が出来ているか、などを基本とし、蹴技では構えたまま攻撃ができるか、急所へうまい角度で蹴れるか、などさまざまです。いわゆるカウンター技術を磨くことよりも攻撃能力を高めることに目的をおきます。


537 名前: 空手蟲 投稿日: 02/01/19 11:45 ID:4d9XNXFa
法形いくらやったってそれだけじゃ強くなれないのは空手界で実証済み参加して稽古に取り入れよう。
少林寺やってますが辻殴りにボコられましたじゃ恥ずかしいでしょ。


549 名前: 今日のあるあるでは 投稿日: 02/01/20 21:28 ID:2jy7M+61
かんを特集しています。フジテレビです。
今までの放送では   
   1  かんは記憶からくる
   2  かんは感情の起伏が強い経験をした方がいい。
となっています。

1は法形のみでいいかもしれないが、2は動作の決まっている法形やゲーム的攻防の分けた乱取りでは難しいかもしれない。やはり、ある
程度ムキになる自由乱取りも必要だと思います。これだけではシャモの喧嘩になるのである程度バランスをとることも必要ですが。


557 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/01/21 23:46 ID:f7CE6Mc3
私が他の武道と比べて少林寺拳法を選んだ理由の一つに、格闘技格闘技してない だろうと言うのがありました。格闘技も嫌いではないんですが、仕事を持っている以上筋肉隆々に鍛える余裕はないし、乱捕に次ぐ乱捕で怪我ばかりでも支障があるな..とも思ってました。つまり、始めるときは乱捕は全体の20−10%もあればいいや、と思っていたのです。しかし、やってみると、楽しいんです。これが。
相手は先輩ですから、さまにはならないんですが、相手の気を読む(読んでるつもりの山勘)緊張感とか、ぎこちない自分の動きに気づく発
見の喜び、攻撃を食らって痛くてもなんか新鮮な感じがします。
乱捕はオススメです。


577 名前: 退役拳士 ◆UzFO/GK. 投稿日: 02/01/25 09:57 ID:rWOtLiQ6
参考までに。蹴り方まで書いてありました。 長文ですみません。・・は省略した部分です。

「あらはん」 1986年8月号より

Q 少林寺拳法に下段廻蹴というのはあるのでしょうか?   あるとすれば空手のローキックとどう違うのか教えてください。

A ・・少林寺拳法は護身術です。とすると、下段に対しての蹴り攻撃には適していませんとか、練習していませんでは、胸を張って護身術ですとはとうてい言えなくなってしまいます。

・・護身術というのは、いつ、いかなる場合でも我が身を守る術です。・・少林寺拳法の法形はその一つの例題ということができます。少林寺拳法には護身術として例題(法形)を学ぶことにより、原理・原則となるものを身につけ、どのような攻撃にも対処できるようにしなければなりません。

・・「その蹴りはなしにしよう」では護身術としてはおかしいことになるのです。例題である法形を十二分に練習したら、応用問題として乱捕りもおこない、さまざまな攻撃に対処できるようにすることにより、臨機応変に技が使いこなせるようになるのです。

・・空手のローキックとどう違うのかについて考えてみましょう。下段に対しての蹴りによる攻撃ということではまったく相違ありません。要するにそのような蹴りがあるということを認識して
・・修練することがたいせつなことなのです。

下段に対しての蹴り防御は・・蹴りの外への急所をはずすか、内へ入る。また足を上げるなどしてその急所へ当たらないようにします。

膝受か脚刀で受ける場合があります。・・功者の蹴りの攻撃の当たる部分と、我の脚刀との角度を考えます。
・・角度を浅くして、鋭角になるように受けてみてください。このように膝受けでは衝撃を受けないことが大切です。また、蹴りのくる方向に逆らわず受け流すことも方法としてあります。

・・受けは蹴り攻撃がきて受けるのが常です。しかし、、防御全体を考えると、蹴りを出せないようにすることはハイレベルな防御と言えます。しかし、そのためには相手の動きを読むことが前提となります。瞬間に去来する相手の動きを読むためには、まず動きを観察することが練習の第一です。

・・蹴りの効果を少なくする位置、あるいは未然に防げる位置に我が動く訓練が第二です。・・

我が下段に攻撃をするときは
・・無駄のない当身が要求されます。そこでは「当身の五要素」を忘れてはなりません。・・正確に急所を狙ってください。

ただ練習するときは、膝の周囲の急所への蹴りは、膝の故障の原因ともなりますので、充分注意をしてください。


579 名前: 普門 投稿日: 02/01/26 19:53 ID:tKFoYRB1
匿名オフ会への反対表明

 1 けが人は必ず出るぞ!
お互いの技量は全く不明。 空撃乱取りすらしたことないひとが未経験の直接加撃ルール。
当てるほうも加減が分からず、食らう方も自分の打たれ強さが分からない。
すくなくとも、ハイキック食らって気絶する人間が出ることは覚悟しなくては。

 2 けがの補償はだれが?
どの程度のけがなら、自己責任ですますのか?
むちうち?あばらにひび?
取り決めても、署名入りの誓約書でもなくては必ずもめる。加害者・被害者両者匿名、さらに会の主催者まで匿名。これではイベント用の保険にも入れないよ。

以上
未経験者への直接加撃・および匿名での責任の所在への危惧、特に後者から、反対いたします。
乱取り振興の趣旨には反対ではありません。
大学から道院にうつり、乱取りしたことのない黒帯の存在を知ったときのめまいはまだ覚えています。


696 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/02/12 00:58 ID:rCZgBO8R
競技乱捕りするならルールが必要です。
そのルールによって技術が変わります。
少林寺拳法はルールなしの護身の技術を標榜しているのだから、色んな場面を想定して初心者は限定乱捕りを多くするのがいいと思います。
乱捕りはやりたいけれど、どうやったらいいか分からない人が多すぎ。やっぱりできる人を探して自分でやるしかないですね。
実力を試したければ、他流の大会に卍外してエントリーするしかないのかなと思います。


708 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/02/13 20:29 ID:s/kymAUf
古参の人たちが乱捕りで強くなったと言ってるのに何故禁止するか。


少林寺は精神を高めるものだから
檄藁
古典でも読んでろって言いたいですね、そんな人には。


774 名前: 拳蔵 投稿日: 02/02/25 17:58 ID:Uzrp497P
昔の大学拳法部のOBとして、何故大会で乱捕が中止になり、その後永遠に行われなくなったか当時大会での乱捕復活を懸命に先導した者として本当の事をお話ししましょう。正式に学生大会で中止になったのは昭和56年で地方の大会レベルでは昭和50年前後には中止が大学拳法部ではOB等の関連がありまだ行われていました。そのころの道院は古参の先生から代替わりとか乱捕大会未経験者の支部長が多く支部を開いた頃でもありました。当時も今もですが大学OBの方の出身の道院は比較的少なく、学生が乱捕のできない指導者を見下す動きがあり、一部には監督の言う事より乱捕についてはOBの言う事を聞く、乱捕についての実力の逆転現象があらゆる所で起きはじめていました。そのことに危機感を覚えた多くの支部長たちが本部に陳情して本部も運営上中止にする口実を探していた時に運良くか悪くか不幸な事故が起こってこれ幸いと完全中止を命令したのが真実です。


777 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/02/25 23:36 ID:FCdNzJoD
>>774
やはり乱捕は思い出話にしておくべきか?


825 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/03/09 00:43 ID:7qHApOeK
今日初めてここを覗いた休眠拳士です。
20数年前は道院でも大学でも普通に乱捕りをしていたのですが、今はしないのですか?
っていうか、禁止されているんですか?
しかし、この間大学のクラブのOB会に行ったら、乱捕りをしていたようですが・・・

当時は、型を実際に使えるようになるためにも、間合いや勘を養ううえでも乱捕りをしていたのですが、今はどうやってそういうものを習熟しているのですか?
いきなり質問ばかりで申し訳ありませんが教えてください。


839 名前:   投稿日: 02/03/10 23:06 ID:89D4SsY7
みなさん、乱捕りオフ会お疲れ様でした。
私のように、遠くて行けない拳士のために、オフ会での研究成果などを報告して頂けると有り難いのですが。(1回目も含めて)

私は現在新年度を迎えるにあたり、新入門者や乱捕りの経験の少ない人が、どのような練習をすれば乱捕りに慣れる事が出来るか、模索しております。 恥ずかしながら、私も経験不足なので…。しかし、このスレや、今月の会報を読んで、最近つくづくその必要性を感じています。

いきなり勝手なお願いをして申し訳ありませんが、以上の点も含め何かアドバイス頂けると幸いです。


947 名前: HIDEO ◆MerMUXO. 投稿日: 02/05/16 02:46 ID:lRfOL8MU
少林寺の特性を考慮して以下のような護身ゲームを考えてみました。
こんなのはどうでしょうか?

攻者、守者を決める。
攻者は、4連攻までの攻撃を一度のみ出す。
一連の攻撃が終わったらとりあえず終了。
攻守をかえて同じことを繰り返す。
これを適当な回数繰り返して、ポイントを競う。

攻者側のポイント
攻者は、4連攻までの中で、良い攻撃が入れば1ポイント。
攻者の柔法が決まった場合には、2ポイント。

守者は、攻撃に対して良い反撃が入れば、3ポイント。
柔法が決まれば、守者がその時点で勝ち。


948 名前: HIDEO ◆MerMUXO. 投稿日: 02/05/16 02:53 ID:lRfOL8MU
乱捕り形式だとどうしても、勝ちにいこうとして、スタイルがキックボクシング風になります。
攻守を分け、守者側のポイントを高く設定し、守者としての技術で競い合わせようというものです。
また、このルールで勝つ方法の一つに、攻者側がちょろっとポイントをとって、あとは、守者でも攻者でも相手にやられないように逃げ回る
ようにするという方法もあります。一般的なスポーツ競技では、これは、消極的な攻撃として、批判されるところですが、護身という面では、何も相手を倒す必要はなく、やられなければ、いいので、正解だと思います。

実際にやらないとわからない面は多いですが、とりあえず、ネット上でも、みなさまの、ご批判をお待ちしております。


949 名前: 少林寺じゃなくてスマソ 投稿日: 02/05/16 04:12 ID:WkBwVIBW
>>948

おもしろそうだ。「護身術」を競技化する、というのはあまりないからなぁ。
初めはそのつもりでも、結局「戦闘術」になるし、攻守を分けるのはよさそう。練習ではやることだし。

野球やアメフトのように、攻守入れ替わり式スポーツで面白いのもあるしね。


843 名前: みんみん 投稿日: 02/03/13 00:28 ID:Y4Xrdc0J
>小波さん
前回の乱捕りでもかなり上段結構捌けてましたよ。僕は全然手を抜けなかったし。
(キャリア長いのに情けねーとか反省してしまいました。)
やられたパンチが印象に残っているだけですよ、今は「できた」時のイメージを固定するといいと思います。
スタイルが固まってきたら「出来なかった」時の修正をする必要がありますが。


970 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/05/25 23:22 ID:R3WZEUjw
月刊『秘伝』6月号(BABジャパン)にはある有名な少林寺拳法高段者の方の技法が紹介されている。
いわく、その優れた技法を体得できたのは、若いときに防具着用の乱捕を徹底的に行ったからだという。もちろん競技乱捕のあった時代だ。乱捕の重要性を強く認識していたがゆえ、齢がいっても乱捕を現役で実施していたのだという。
インファイトを得意とし、決して下がらないその覚悟は術理向上の大きなきっかけとなったそうだ。
上記はもちろん武道の求道者であればあたりまえのことなのだが、今の少林寺本部はこうした記事を雑誌に掲載する一方、現役には乱捕をさせたがらない。
体軸の定まった力強い拳士を育てることは本当に不要なのだろうか?乱捕を懸命にしなくても術理を体得し強くなった拳士はいるのか
(他武道経験者を除き)?今の会長だって現役時代は競技乱捕の選手だったのである。

ここまで他武道に馬鹿にされても組織を守りたいか?
私は少林寺を愛するからこそ、ここ20年の乱捕不要論に警鐘を発したいのだ。


972 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/05/26 01:00 ID:1RCsnHqA
 武道には2つのタイプがあります。ひとつは「競技ルール」がその武道の特徴となっているタイプ。日本拳法、相撲、空手の一部などがそうでしょう。もうひとつは「技術体系」が特徴となっている場合。これは合気道、少林寺拳法、空手の一部などがそうでしょう。

 「技術体系」を特徴にしている武道では"競技"を実施することで特徴たる「技術体系」が競技ルールにマッチするように変化してゆくことがあり、また漸々修学の特徴を損なう可能性もあるため、それらを避けるために競技化に慎重となる傾向があるようです。

 なかには組手競技を導入しつつも「技術体系」が変わらないように競技ルールに工夫を施している武道もあります。例えば空手を母体にして生まれた"躰道"がそうでしょう。基本的な競技ルールはいわゆる寸止め空手ルールと同様ですが、運足や残心などに流派の特徴を表すことをポイントを得るための前提とし、独自性へのこだわりを持っています。

 また「競技ルール」がその武道の特徴となっていると考えられる"日本拳法"では競技ルール以外に"防具"も特徴ある動きを支えていることがわかります。直線基調の攻撃が中心となるのは、重量防具の影響が大きいからです(もちろん悪影響という意味ではありません)。

 このように「競技ルール」は各武道が生命線とする「独自の特徴」と密接な関係があり、安易に競技の導入、ルールの変更はできないものです。

 また「競技ルール」を特徴とする武道はあまりことさらに「護身術」をアピールしていませんが、一方「技術体系」を特徴としている武道は「護身術」であることをアピールすることが多いようです。

 これは「護身術とはルールなきもの」「わが武道はルールがない」「全てを想定している」といった説明ができるからなのでしょう。

 しかし競技だけではルールにない攻撃に対処する力がつかないとはいえ、競技をしないからルールに縛られずルールにない攻撃に対応しやすいというのは詭弁に聞こえるのは私だけでしょうか?


973 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/05/26 01:04 ID:1RCsnHqA
 我々も護身を標榜する武道ですし、注意しなければならないと思う点があります。
「わが武道はルールがない。全てを想定している。」というキャッチフレーズが、
「だから護身術に向いている」のだと短絡的に考えてはいけないということです。

 当たり前のことですが「どんな練習をしているのか」必ずその内容を検証してみる必要があります。

 まず大会であれ道場内であれ、目的に則った約束事が取り入れられている競技形式の組手稽古を十分に積まないと、一般の方では武の実践に自信を抱くことが出来ないのではないか?と考えています。

 もちろんはじめから自信のある者もいます(経験豊か?)。しかし稽古体系は「だれでも自信が持てる」ものでなければならないのですから、段階ごとにいわゆる模擬試験をおこなうことが必要ではないでしょうか。自動車免許の取得でも"一発合格"というのもあるようですが(どこかで経験済?)、普通は教習所での十分な模擬訓練が必要なのであり、また逆に言えば模擬訓練さえ積めば誰でも合格にいたることができ、立派なドライバーになれるのです。


974 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/05/26 01:08 ID:1RCsnHqA
競技形式の組手がいくら有効な訓練とわかっていても、それだけで護身技術習得ができるわけではありません。あくまで必要条件なだけです。

 かといって「護身技術習得そのものは出来ないのか?」と聞かれれば「それはさらにできない」としか答えようがありません。教科書だけ読んでも身につかないということです。

 我々は「防御を考えるなら先ず攻撃を知れ」と言います。攻撃を出来る人間が同様の攻撃から防御することは、防御のみ身に付けることよりも結果的には簡単で確実な方法なのです。

 戦争でも防御のために相手の戦略を読むには、こちらも戦略を立てる能力が必要なことは当然のことではないでしょうか?


975 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/05/26 01:09 ID:1RCsnHqA
 相手の隙を見つけ出し攻撃する力、自ら隙をみせずに攻撃する力、これらは実際に相対し、どのようなルールであれ真剣な組手を試合形式でおこなうことでのみ身につくものです。
 こうして得た対応力はその稽古をしていない者との差は歴然と現れます。
 以上のように我々は「護身武道」でも「試合形式の組手」が必要であると考えるのですが、もしその武道の「特徴維持に影響がある」からといって、そのことを心配して組手を行わなかったら「実戦を経験しないかぎり武の力はつかない」という、とても乱暴なお題目ばかりの護身武道になってしまうことでしょう。
 さて「可能な限り制約のないルール」を求めることが「ルールのない護身術」の習得にとってよい方法だといえるのでしょうか?
 結論から言えば「ルールとは体得すべき技術を身に付けるためにある」手段なのであって、大いに制約的であって構わないと思います。
大切なのはどのような技術を身に付けようとしているのか自覚して行うということです。そしてそれが本当に磨かれていくことです。

 例えば柔道に関して言えば実は極めて制約的なルールで、完全に守りに徹する戦いをしてはいけないというルールがあります。そのことが投げ技を伸ばすことに結びついています。また相撲は実はあの土俵の直径が微妙で、突進的な立会いしかできない(逃げるスペースがない)ようになっています。バーリトゥードでも寝技中心になるよう工夫されたルールと言えるのではないでしょうか?

「誰でも強くなれる空手」を考えると、会員にいきなりF1レースに参加させるのではなく、徐々に段階を踏ませてあげることが指導者の役割と考えます。
 〜続く〜