トップ > コラム&ノート > 出稽古のススメ@まつたけ

  拳暦18ヶ月にして出稽古に目覚めたまつたけ拳士.出稽古を通して技や少林寺に対して多角的に見れたことで何か思うところがあったようです.ここでは技術を除いて,出稽古を終えた直後に率直な感想を書いていただきました.


  少林寺拳法は基本的には一枚岩の武道団体です。建前上では卍一つ,合掌礼一つで所属道院以外の道院でも稽古できる事になっています。建前上であっても,出稽古できる以上これを利用しないのはもったいない〜!!とまつたけは考えました。
  つ〜こ・と・で,まつたけは出稽古に行く事にしました。(^0^)。ヒャッホーイ もったいない〜!!と思った理由をまとめてみると・・・こんなかんじ。

@:所属道院の稽古だけだと所属道院の稽古=少林寺拳法という錯覚に陥りがちになってしまう。
A:所属道院の稽古だけだと同じ内容の繰り返しになってマンネリ化になりがち。
B:私の所属する道院は乱捕り稽古をあんましない。『もっと乱捕り稽古に慣れたい〜!!』
C:所属道院の稽古だけだとその中での人付き合いになっちゃうし、いまいち人の輪という面で広がりが無くなっちゃうかなと・・・。

  上記のような理由でまつたけは出稽古に行かないのはもったいない!!他の道院の皆はどんな稽古してるの?知りたいなぁ〜,教えてぇ〜!!と思って出稽古に行ってみよ〜と決心したんだな(^^)

  その第一弾が丸廉であり,第二弾が今回のY道院・M市の道院での出稽古なわけです。丸廉や他の道院での出稽古にいって,色々な拳士の方々と接してみてホントに自分が少林寺拳法の一部しか知らなかったんだなぁ実感しました(いやぁ少林寺拳法界は広いです。)と同時に所属している道院の良さを再認することができました。所属している道院だけにいるとその環境が当たり前になって良いところが見えにくくなり,悪いところしか目につかなくなると思います。たまには外にでてみて外から所属道院を眺めてみて下さい。自分が知らなかった所属道院の良いところを知ることができるかもしれませんよ♪



  出稽古は外を知り,同時に内を知る絶好の機会です。色々な考え方・稽古をしている拳士の方々と接してその拳士の方々考え方・稽古方法を吸収していきましょう(^^)

  少林寺拳法は会員数約14万人(らしいでツ)の巨大組織です。休眠拳士の数を入れたらその数はもっと多いでしょう。これだけの数の拳士が護身練胆・精神修養・健康増進等々それぞれの目的で修行をしてるわけですから,少林寺拳法に対する考えかたって各々の拳士でビミョ〜に違ってくると思うんですネ。
  極論を言えば14万通り以上の少林寺拳法があると思います。そう考えると,たまに聞く『それは少林寺拳法じゃない』って当然ですよね。だって人の顔がそれぞれ違うようにそれぞれの少林寺拳法観って違うんですから。少林寺拳法は剛法・柔法・整法・棒術等々幅広い技術があり,一生かけても習得できるかわからないほどボリュームがあります。
  こうした技術を習得してゆく過程で,できる多くの拳士と出会い,交流して最終的に自分の少林寺拳法を確立する事を目標にしてゆけばこれからの修行がもっと楽しなっていく!!かもよ(^^)

  私のところでの出稽古終了後の飲み屋で.ここではまつたけさんの少林寺に対する熱い思いと,出稽古で受けた感動を語ってくれました.
  この人よく鍛えてます.この腹筋なかなかのものですよ.ちゃんとジョギングもしているそうです.うう,頭が下がる.

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