とまた615期生がほざいています。 そもそも、何でこんなことを突然書こうと思ったのかと言うと、、、テレビを見ていると…藤原紀香がなんか言うとる。。。
(#゚Д゚)なんだってーーーーーー!? 何を言うとるんだ紀香…w まず仏教修行者はこれ聞いてツッコミ入れなあかんね、うん。次に武道学んでる人もできたらツッコミ入れてほしのぉ。てことで拳禅一如の少林寺拳法拳士は当然激しいツッコミをw アァ?( ´Д`)σ)Д`)ァゥァゥ ■一眼二足三胆四力 まず、武道界の有名な格言で「一眼二足三胆四力」ていうのがありますわな。武の要諦を示してるわけですが、まず第一に目付け、第二…と続くとされているわけです。これかなーり有名だから、一度くらいは耳にしたことがあるのではないとか思いますがいかがでしょう。グーグル検索してみると剣道関連でよくヒットします、剣道教範に載ってるみたいですね。試しに見てちょ→グーグル検索「一眼二足三胆四力」 また、空手をはじめ多くの諸流派でも用いられています。先日の月刊空手道にも載っていました。(2005/12月号)
でもこの「一眼二足三胆四力」というのは決して技術のことばっかりを言っているわけじゃないのです。物事の行動原則も含まれているようです。「一眼」にしても相手の手足の末端だけではなく、全体的な動きというのもあるでしょうし、場の雰囲気や社会状況も含まれるべきものです。そして例えば社会状況をよく見てから、「足」、行動せいよってことなんでしょう。 他にも、仏教僧ならば八正道を思い出してみー? 八正道の一個目は「正見」から始まっています。そんで正思惟・正語・正業・・・と続くわけです。正語・正業なんてのが上で言う「二足」に当たる実際の行動です。んーとほかにもムリムリ探してみると、少林寺拳法でも読んでいる(読んでるよな!?)般若心経も。。。「観自在菩薩 深般若波羅満多を行ずる時…」と続いている。おぉ、なんてこったい。て、これはやりすぎか。 ちなみにご存知の少林寺拳法の「修行の心得」の第一は「目的の確立」です。おぉ、目的も「目」という字を含んでいる、考えすぎか。 ■まずは見ることから始まる まぁ上は半分冗談として、これらはとても大切なことでしょう。大学を受験するなら、志望校を決めないとなかなか勉強に身が入りません。まず目的があって、行動がある、これは万事当てはまることでしょう。基本的に拳法の技術てのは主に「二足(行)」以降のことではないかと思うのです。 最近では本部が発表していた優秀論文のなかに、「拳法を教えたいのではない、拳法で教えたいのだ」とありました。うんうん、まさしくこれやね(´∀` ) これら要諦を考えてみると、なるほどなるほど、だからこそ開祖は「拳法は手段」と言い、「エサ」と言ったのではないでしょうか。いやいや当たり前のことですけどね。読本を反復したにすぎません。 目的が決まれば行自体もグンと冴えてきます。それは晩御飯のメニューを決めれば買い物がサクサク進むように、志望校を決めれば受験勉強に身が入るように、、、、まま生活の随所で実感できることではないでしょうか。 開祖は少林寺拳法を「宗門の行」だと定義しました。「拳法は手段」という意味がわからなければこの意味も決して理解はできないでしょう。 ■つまりだ……紀香よ!! つまりだ、「夢は見るもんじゃなくて、、、、かなえるものよ!!」なんて言う人がおったら、武道学んでる仏教徒の拳士たるもの、「夢は見てから、かなえてください!!」ととりあえずツッコミを入れなくてはいけません。一眼をなくして二足(行)なし。わかったか!? 紀香!! 余談ですが、私もよく言われます。「視線が悪いと姿勢がいがむ、姿勢がいがむと力出せない」て(下向くと猫背になる、猫背になったら〜みたいな)。「視線が悪いと姿勢がいがむ」てのはなにも技術だけじゃないですねー 武芸百般ある中で、いまさら少林寺拳法なんていう一派を立ててどうなる。何段になっても人格を高め、人に影響を与えられなくては仕方ない。武の体と武の用を一致させる道を模索しろ。とボスも言ってましたw ■ついでにさ……紀香よ!! ついでにさ、乱捕りなんてたかが壱稽古法に敏感にウダウダ言う人種が散見されるけどこれはどうよ!!ヽ(`Д´)ノ 乱捕りなんて修練の手段やろ? 乱捕り稽古が「いい・悪い」なんてもう何を話したいのかがわからないぜ!! 試合もそうじゃ!! 所詮手段。これらで何かいがむんやったらそれは、最初の見てるとこがまずかってんて、それは最初から違うとこ見てそっちに向かってたんやって。向いてる方にウダウダ言われるならまだしも、手段にウダウダ言われてもなー、そんなこと言うなら拳法自体止めてまえ。 「それは少林寺ではない?」 何々? 眼があかんの? 足(行)があかんの? まず正すのは二足のとこじゃなくてまず一眼のとこちゃうの? ……分からんようになったら、紀香を思い出すベシ。
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