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4302 名前: ノラ軍曹 投稿日: 2006/03/22(水) 17:41:05
払い受け蹴りがうまくできません。
払い受けがガチンコ受けになってしまいます。三陰攻をねらうということは、下方向から受けを出せばいいのでしょうか。

4303 名前: アップル 投稿日: 2006/03/22(水) 17:47:05
>ノラ軍曹さん
こんにちわ。
法形の技術的なことは自分とこの先生(監督?)に聞くのが一番いいのですが。
先生によってやり方教え方が違うからです。

攻者がどのような蹴りをしてくるかにもよるので、ココは思い切って、基本に戻って払い受け単品での確認をしてみてはいかがでしょうか。
あとは運歩法。。?

4304 名前: ビスキュイ 投稿日: 2006/03/22(水) 17:51:54
>ノラ軍曹さん
これがですね〜なかなかに難しい問題でして…
先生によって「払受」の説明が違ったり,説明の言葉は同じでも実際の動きを見るとやっぱり違ってたりするんですよね〜。

>三陰攻をねらうということは、下方向から受けを出せばいいのでしょうか。

というお話ですが,まあ掲示板上で文字で技術を論じるのはなかなか難しいのですが,私が教えていただいたやり方は「
テーブルの上を撫でるように受ければ自然に三陰攻に当たる」というものでした。ただ…私はこれが苦手なんですよね〜。

4305 名前: その受け方は、 投稿日: 2006/03/22(水) 19:10:47
基本的には、フルコンやキックのけりを想定した場合、やらないほうが無難な受けだと思います。

受けよりもポジショニングでヒットポイントをずらして受けることを重視すればいいと思います。
私は下から受けることはせず、前腕の肉のところで受けるようにしています。それも、払わず、三角守法のようにしています。
私的には、それが一番ダメージが少ないです。

ぶっちゃ毛、昇段用と乱捕り用、両方の受けを使い分けたほうがいいと思います。

4306 名前: アップル 投稿日: 2006/03/22(水) 19:18:05
いやいや、払受をどう使うかを言っているのに。
使わないほうがいいっていっちゃったら元も子もないなぁ。

4307 名前: 名無しさん@いらっしゃい 投稿日: 2006/03/22(水) 19:42:35
後半は払いうけの使い方ですよ。

三陰交を狙う受けは、蹴りが、空手でいう三日月蹴りにあたる斜め弧軌道の回し蹴りには有効だと思いますが、水平軌道の蹴りには、あまり使わないほうがいいような・・・。昔の回し蹴りは前者が多かったのでそう受けたのでは?

4308 名前:投稿日: 2006/03/22(水) 20:21:51
私が行なっている払受蹴の払いうけは、ビスキュイさんのものと多分同じです。
水平軌道の蹴りに対して行なう方が三陰交に入りやすいです。

4309 名前: ノラ軍曹 投稿日: 2006/03/22(水) 21:24:22
みなさん、アドバイスをありがとうございます。武専で練習していて、払い受けをくらっても足が痛くないことがあります。そういう人にやり方を聞いて見るのですが私の場合力任せで手が真横に出るようです。腰のかわしかたはどのようにしたらいいのでしょうか。

4310 名前: Syami 投稿日: 2006/03/22(水) 22:11:18
>空手でいう三日月蹴りにあたる斜め弧軌道の回し蹴り

これは中国武術で言うところの「里合腿」、「括面脚」になります。
以前開催した中国武術オフに参加していた人は知っているね。
少林寺拳法の「三日月蹴」とはまた違うので誤解なきよう…

>水平軌道の蹴りには、あまり使わないほうがいいような・・・。



>昔の回し蹴りは前者が多かったのでそう受けたのでは?

昔の中国…と言っても30年程前ですが、それまでは4307氏が仰る「水平軌道の蹴り」は殆ど見かけませんでした。
体軸を傾ける事を嫌う中国武術は骨盤の水平を崩す、所謂「腰を入れた蹴」は使わない傾向が強かったのです。
20年程前から「掛腿」と言う名前で私達で言う「廻蹴」が導入されました。
どこから導入されたかと言うと、私は映画「少林寺」辺りからではないかと思っています。(イヤ、ほんと)

ちなみに少林寺拳法では開創当時から、「空手でいう三日月蹴」にあたるような動きは無かったようですね。

払受で三陰交を受けようとするあまり、自分の体勢を低くして下から打ち上げようとする人がいますが、これをやると上段廻蹴のエジキになるので注意しましょう。(笑

4311 名前: 力愛ぷに 投稿日: 2006/03/22(水) 23:28:41
>テーブルの上を撫でるように受ければ

いい表現ですね。私のやってるのは確かにその通りです。
それで、触れたところから前腕の手の甲側に乗せるように掬い払う、と。
まあ、その前に体捌きが必要なのは当然ですが。

4312 名前: 誤解を解いておきます 投稿日: 2006/03/23(木) 00:13:11
>>4307です
>>空手でいう三日月蹴りにあたる斜め弧軌道の回し蹴り
>少林寺拳法の「三日月蹴」とはまた違うので誤解なきよう…

空手の三日月蹴りの軌道であり、少林寺の同じ名称の蹴りのことを言っているわけではありません。空手の三日月蹴りは、廬山氏の得意技であり、芦原空手の技術書にも有るとおり、前蹴りと回し蹴りの中間の軌道の蹴りであり、前足底で蹴る技のことを意味しています。
また私の言う昔とは、中国拳法を意味しておりません。

>少林寺拳法では開創当時から、「空手でいう三日月蹴」にあたるような
>動きは無かったようですね


昔の少林寺の写真を見て確認してもらえば分かりますが、中野先生とかはきれいにサイドから回っているかも知れませんが、蹴ったときのつま先と踵のラインが、水平でない拳士が多く見られます。このことを言っているわけです。

>払受で三陰交を受けようとするあまり、自分の体勢を低くして下から打ち上げようと
>する人がいますが、これをやると上段廻蹴のエジキになるので注意しましょう。(

前蹴りに近い軌道だとそうなるほど低くする必要は無いですが、水平に近い軌道だと、それも下の方を目標にするほど、その傾向が強くなりやすいと表現したかったのです。

空手と言っても、用語に統一が無く、そんな不確かなものを用いたのでますます混乱したのだと思います。すいません。
現時点でも誤解があるような木がしますが、これ以上上手く表現できませんので、失礼いたします。

4313 名前: >>4307 投稿日: 2006/03/23(木) 00:26:05
また、私の認識する三陰交とは「足の内果の上三寸、脛骨『後縁』」であるので、私の思う水平軌道の蹴りだと、相当腰を落とし、手の操作を上手にしないときちんと当たらない様に感じました。理論上手刀や腕刀だと垂直にあげてもうまく当たらないように思います。

経穴の場所にも流派による違いがあり、蹴りそのものの表現の違いが有れば、行き違いがあったのかもしれません。
失礼しました。

4314 名前: Syam 投稿日: 2006/03/23(木) 00:57:34
>空手の三日月蹴りは、廬山氏の得意技であり、芦原空手の技術書にも有るとおり、
>前蹴りと回し蹴りの中間の軌道の蹴りであり、前足底で蹴る技のことを意味しています。

ほうほう?私の知っている「空手の三日月蹴」とはまた違う技法のようですね。
私が記したのは伝統空手のもので、足裏で蹴ります。

4315 名前: 名無しさん@いらっしゃい 投稿日: 2006/03/23(木) 01:19:49
お互いの誤解でしたね(^^;
私の言う三日月蹴りを回し蹴りと呼称する所も有るらしいです。
逆突き、にしても私たちのいう順突きであるところもあります。
内受けにしても、まるで正反対のものを刺したりする場合もあります。
言葉はむずかしいものです。

4316 名前: 名無しさん@いらっしゃい 投稿日: 2006/03/23(木) 01:28:35
漢字でシンプルに表す、中国拳法の「口訣」も、色々解釈が違っているんでしょうね。(w

私の思う経穴の位置をもっと詳しく表すと、「内果の・・・・脛骨の後縁より1筋、すなわち後脛骨筋の約三分離れたところに当たる」
分けです。分かりやすく言うと、内側の斜め後ろであります。

4317 名前: Syami 投稿日: 2006/03/23(木) 02:16:53
「足裏で蹴る三日月蹴」は観空や雲手で出てきますね。
廬山氏の「三日月蹴」と言うのは逆に私は知りませんでした。
でも、今はこちらの方が有名らしいですね。

>蹴ったときのつま先と踵のラインが、水平でない拳士が多く見られます。
>このことを言っているわけです。

中段に対する蹴り攻防は、払受蹴・下段返・中段返等が有りますが、厳密に言うとどの法形も狙う場所、それにより廻蹴の角度も少しづつ違います。

4318 名前: ノラ軍曹 投稿日: 2006/03/23(木) 10:29:39
なんだか、私の質問から皆さんの熱い技術論に発展してしまったようで\(^^:;)...。ビスキュイさんや力愛ぶにさんのアドバイスで練習してみます。
また色々と教えてください。ちなみに私は東京武専にいます。(^^ゞ

4319 名前: しまじろう 投稿日: 2006/03/23(木) 13:16:33
35年前、属に関西の「小回し」、関東の「大回し」といっていました。
小回しは空手の三日月蹴り、大回しは松濤館式の回し蹴りです。
学生大会では関東の拳士は関西の拳士が練習の時に小廻しを出すのを「しょぼい蹴り」と言っていたのですが、いざ乱取りになると、胴にそのしょぼい蹴りがズコズコ入るのにあわてていたようです(関東学連所属だった弟談)。

4320 名前: 名無しさん@いらっしゃい 投稿日: 2006/03/23(木) 19:17:01
子回しは、うち払い、大回しは、低い押し受けか゛、受けやすいのでは?

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