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(2005/11/28)

サイナップスと少林寺拳法グループとの関わり - livedoor Blog(ブログ)http://blog.livedoor.jp/hiroakinishina/
少林寺拳法グループと当社はマスター・ライセンスに関して係争に発展しておりますが、本記述は現在の係争に至るまで弊社がどのように関わってきたかを代表者として私述をもって残したいと考えております。
以下変更点
(200511/30 20:11に気が付いた)
代表者として私述をもって残したいと考えております。

と題されるブログが設立された。少林寺拳法グループと道衣のライセンスウンタラで話題となっているあのサイナップスの代表取締役、仁科浩明氏によるブログです。注目せずにはいられません。ブログなんてある日突然消えてしまうものなので保守目的で出来るだけまめにコピペしていきます。

※コメントを入れる際は、少林寺拳法の面汚しとならぬよう注意しましょう。(#゚Д゚)ゴルァ!!
保守スペース

2005年11月25日

はじめに

現在、当社と少林寺拳法グループはマスター・ライセンスに関して係争に発展しておりますが、本記述は現在の係争に至るまで弊社がどのように関わってきたかを代表者として私述をもって残したいと考えております。ご質問等遠慮なくコメントをいただければ幸いです。時間のある限りご回答をさせていただきます。
(2005/11/29 午後くらい)現在、当社と少林寺拳法グループは道衣・帯・法衣のマスター・ライセンスに関して係争に発展しておりますが、


サイナップス社 代表取締役 仁科 浩明


2002年某月某日 本社 神宮前事務所にて

応接室のドアを開けると凛とした女性が秘書を同席して座っていた。私は一目でこの人が総裁なのだとわかった。名刺を交換して当社の事業概要を説明し、その日から正式に少林寺グループとの関わりが始まった。
まだ、その時の私はこのグループが巨大な組織だということを知る由もない。

当社はIT企業である。ただし、今、世間で騒がれているタイプと違いオリジナルソフトウェアを自社にて開発し、そのソリューションをサービスまで一環提供するメーカー色の強いソフトウェア会社である。少林寺拳法グループのIT化と当社のソフトウェアの提供についての協議が始まった。

私にとっての少林寺拳法は、その時点ではひとつのクライアントとしての位置づけであった。しかしクライアントを理解するためには、その理念を理解することから始めなければならない。私は、その日から少林寺拳法の調査・研究を自分自身で行いはじめた。

“半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを”をはじめとする開祖 宗 道臣の残した語録を読み、私はこの調査に没頭した。
なぜか? 開祖の言葉に感銘を受けたからである。開祖が残したひとつひとつの言葉には本質がある。だから心にダイレクト伝わるのである。
この思想には混沌とした時代を徘徊する現代の人々にリーダシップを発揮させる力があると強く感じました。
子供たちが学校・社会・家庭でバランスの悪い教育を受けざるをえない今日、多元的な社会構造の中でもっとも必要な“生きる力”の基本を身につけるプログラムと理解した。
このような背景から私は少林寺拳法グループが持つ潜在かつ顕在的な力を有効に活用していくことを念頭において関わることにいたしました。

太陽が差し込むような熱い日、私は香川県多度津の少林寺拳法の本部にいた。
本山の門の前で最初に出迎えてくれた若い拳士の方の心地よい対応に好印象を持った。続いてすれ違う子供たちや中学生の拳士たちの両手を合わせての挨拶“合掌礼”もしっかりしていたなぁ。と感心したのを記憶している。
挨拶というコミュニケーションの基本がこのグループの理念が行き届いていることを確認するには十分だった。

この訪問が最初の訪問であることはいうまでもない。しかし拳士とは違う実務部隊について、巨大なグループの本部なのに職員があまりにも少ないのに違和感を覚えたのである。
私は、おおよそビジネスとはだいぶ距離あるグループだということを直感した。

当社はこのあと約3年間に渡り、ITのみならずライセンスビジネスの構築に関する提案ならびにビジネスコンサルテーションを提供することになる。


この記事へのコメント

1. Posted by A.M.    2005年11月25日 23:06
1 クレームを聞き入れずに最悪最低な道衣を販売し続けたのはなぜですか?

2. Posted by 名無しには回答しませんとかは無しにしようや    2005年11月26日 00:38
私述を急遽残す目的は何ですか?

3. Posted by P.M.    2005年11月26日 00:41
道衣を“経済設計”するから、こんなことになるんだと思いました。普通に作ったらクレームにならないでしょ、そのかわり利益も少ないでしょうが。

4. Posted by みんなのプロフィール    2005年11月26日 08:22
ブログ開設おめでとうございます!!

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5. Posted by D.J    2005年11月27日 10:47
ソフトウェア開発企業がライセンス事業を行っていることに強い違和感を覚えるのですが。そのあたりの説明をお願いしたいです。

6. Posted by takatinn    2005年11月27日 11:46
宗教法人にライセンスビジネスは不似合いだと思いますが、その辺、どうお考えになりますか?

7. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2005年11月28日 18:22
コメントありがとうございます。
ご質問に対して回答させていただきます

A.M.さん
この後の私述にて明確な回答をさせていただけることと考えております。貴殿は当社道衣をご購入いただき、ご迷惑をおかけした方でしょうか?

名無しには回答しませんとかは無しにしようや さん
私述を残すのはディスクローズの概念からです。
少林寺拳法グループからの今回の通知は何の協議もなく一方的に突然行われました。
しかるに、当方の見解と両者間の経緯をお伝えする方法として私述を選択いたしました。少林寺拳法グループという性質上、皆様のご存知無いと当方が推察する事柄があると思います。歴史・世界の現状、その他裁判判例を含め現在までの当社独自の調査結果等、事実に基づいて記述して参る所存です。
これだけ巨大な組織に情報公開という概念がないのは当方にとりましては信じがたいことだからです。

P.M.さん
今後の私述の中で明確に回答させていただけることと考えております。

D.Jさん
今後の私述の中で明確に回答させていただけることと考えておりますが、この時点での回答といたしまして次にいたします。
当社はソフトウェア(メーカー色の強い)企業であります。日常のように当社のソフトウェアの販売ライセンスやソースコードライセンスを世界規模にて行っております。
さらに、企業CI(コーポレイテッドアイデンティティ)をキャラクターでの表現をコンサル・製作したり、ハリウッド映画(米国はライセンスビジネスのメッカ)等のライセンスを自社で受けたりしております。当社にとってはライセンスビジネスとそのコンサルは事業の根幹の一つです。

詳しくは当社HP(http://www.synapase-c.com)をご覧ください

takatinnさん
今後の私述の中で明確に回答させていただけることと考えております


8. Posted by 笹本洋志    2005年11月28日 22:53
合掌

仁科 様

相模大野支部道場(神奈川)の笹本と申し
ます。現在拳士にとっては情報が少ないため関心深く拝見させていただいております。

>>コメントをのこす皆様
もう少し言葉使いに配慮していただけませんか。恐らく少林寺拳法の拳士諸兄だと考えますが、同門同志として恥ずかしく感じる点があります。ここは門外の方も広く観覧できる場ですし、金剛禅を辱めることの無いようにお互い気をつけましょう。

また、仁科氏は実名でここを書いているのですから極力こちらもそれに則しましょう。

失礼しました。

再拝
結手

9. Posted by K    2005年11月29日 00:35
ハンドルネームで失礼します。

こんばんわ。

本部側からの情報が道場まで届かない状況下で、このようにブログを開設していただき、説明をしていただけることに感謝します。

もちろん物事は両岸から眺める必要がありますが、ともかく素早い対応でうれしく思っております。

お忙しい中での更新は大変かと思いますが、今後とも更新を続けていただければ幸いです。

2005年11月28日

少林寺拳法の事業基盤と分析 第1章その1

少林寺グループは60周年を数年後に控え、さらに今後の300年を見据えたとき、「宗教・財団・学校」の3法人の機能では不十分なことを感じていた。総裁をはじめとする指導部は、グループの更なる発展に付加する機能を模索していた。今後、世界規模での急激な変化が予想される中、少林寺拳法の継承を考えたとき、何が必要でどのように計画・実行するかを常に検討するのは当然である。そしてグループは更なる機能を持つ実行部隊が必要になるだろうとこの時点で考えていた。

当社が企業をコンサルする際には、その企業内の情報流通等を基本として分析をはじめる。まず意志決定までの流れを分析し、その執行の鍵となる責任者を選別する。しかしながら少林寺拳法グループは新規事業やビジネスを実行するための組織と意思決定をする仕組みがないことを痛感するのである。

宗教法人と財団法人ならびに学校法人からなる少林寺拳法グループはそもそも営利追求するための組織構成ではない。組織運営を実行するための原資は 1.信徒香資費(お布施) 2.会費(教費など)という二つの極めてシンプルなモデルであった。そのため今まではビジネスを意識する必要がなかったのかもしれない。

しかしながら、日本国内だけでもすでに実働15万人会員(と聞いている)その数は企業の視点からみたとき驚愕に値する数字である。
少林寺拳法を、開祖の思想を受け継ぎ今日まで世界33カ国にまでその思想を広め、支えてきた道院長をはじめとする指導者の方々の並々ならぬご努力の成果であることはいうまでもない。


この記事へのコメント

1. Posted by P.M    2005年12月08日 14:41
ヒューザーの件を例に出すまでも無く、商品の品質を落として利益を確保するとか、契約を盾に消費者の不満を無視するとか、そういった手法は現代日本では通用しないと思います。

2. Posted by manji007    2005年12月08日 16:08
 その3以降の記述を早くお願いします。このごたごたの裏には姑息な私利私欲を持った人間が動めいているような気がしますが如何ですか。この道着の問題は真面目な拳士達や今後入門してくる人達が一番に困ることになります。オザキさんや前川さんのストックは限られており全国的に混乱する事態が目に見えているのです。なぜこんな事態になったのか包み隠さず早く全国の真面目な指導者や拳士達に知らせる義務が御社にも少林寺にもあると思いますが如何でしょうか。

2005年11月28日(公開は12/01午後)

少林寺拳法の事業基盤と分析 第1章その2

私にとって更なる驚きであったのは、そのグループの礎を形成している道院長ならびに指導者の方々に本職が別にあり、指導と普及に対して指導報酬等を受けてとっていないとのことだった。私はこの指導者たちの熱い思いとその精神に強く心を打たれた。
次の世代が同じ環境下で道院を開くのが難しい時代になっていることはご想像のとおりであろう。少林寺拳法の精神を生かし普及させていくには、時代の変化を捉えながら次なる仕組みの創出を計ることは必然である。

グループ運営の基本収入は何であるか?
先に述べたとおり、会員からのお布施と教費である。

では少林寺拳法グループが会員(拳士)に提供しているものは何か?
1. 教義(精神)
2. 武道としての少林寺拳法(技法)
3. 無形財産・ノウハウを活用してのサービスの提供(指導・修得システム)
この3つとすでに少林寺拳法が保有する指導者と会員が世界に広げてきた知的財産である少林寺拳法マークがある。(この時点では統一マークが制定されていない。記述の時間軸を気にとめていただきたい)
その多くの財産・資産の運用と管理が適正に行われず、その価値は内部と一部の業者で利用されるだけで、その真の価値を理解していないというのが次の分析のひとつだった。

この会員(拳士)組織が重要基盤であることは間違えのないことで、まずは拳士やその家族までを鑑みた中長期的なビジネス戦略の提案をしていくことに決めたのである。あくまでも組織力を十二分に活用し、会員に還元していくことを基本方針としたのである。
もちろん開祖の思想を念頭においた上での提案であることはいうまでもない。

これまでのように述べると商業主義に走ると思われる方々もいらっしゃるとことと推察しますが、今後300年を見据える少林寺グループだからからこそ、次なる戦略が必要であり、このすばらしい思想と教義の継続・継承ならびに普及させる為には、さらなる資本の充実とその有効的活用が必然である。すくなくとも少林寺拳法のもつ潜在的な力を用いた事業は一部上場企業に匹敵するような事業構築が実現可能であると考えた。


この記事へのコメント

1. Posted by お初です    2005年11月28日 18:57
少林寺側としてブログを興味深く拝見させていただいております。
自体が丸く収まることを願っております。
質問があります、一般の拳士たちはほとんど本部の動きなど把握していません。
おいおい話の中に出てくるのかもしれませんが、
道衣自体の製造は中国のメーカー(工場?)と聞いていますが、そのメーカー一本に指定したのは本部側とサイナップス様とどちらになるのでしょう?
よろしくお願いいたします。

2. Posted by 土井聖    2005年11月28日 23:21
先の記事で笹本さんが書いているように、失礼がないように私も本名で書き込みをさせていただこうと思います。

川崎小杉道院の土井聖と申します。
上の質問は私のコメントです。
どうぞよろしくお願いいたします。
3. Posted by 菊地    2005年11月29日 15:40
東京の道院に所属している菊地と申します。道院を代表している訳ではなく、個人としてお尋ねするので、道院名を公表しない無礼をお許し下さい。

25日付「はじめに」で、ディスクロース(公開、秘密を暴露する事)の概念から私述を残すと書かれていますが、
@コンサルタントとして通常守るべき守秘義務を翻し、秘密を暴露、公開するのはモラルに反していると私は思いますが、あなたが公開する目的は何でしょうか?公開して何を得るのが目的でしょうか?
A例え交わされていた契約書に守秘義務規定が無く、書かれている内容が守秘に値しなくとも、係争中の相手との経緯を不特定多数が閲覧出来る場所に一方的に書き込むのは、違和感を覚えるのですが、なぜ直接少林寺の担当責任者とされないのですか?
4. Posted by 菊地    2005年11月29日 15:41
すみません、まだ続きます。

Bこの私述は、貴社と少林寺間の会議議事録(双方確認済の)に基づき書かれているのでしょうか? それとも貴殿、もしくは周囲の記憶、またはノート記述に基づきでしょうか?
C係争中にも関わらず始めておられますが、ずっと以前より公開されなかったのは、今回の係争と関係があるのでしょうか?
D一方的に解除されたと有りますが、本当に一方的で、なおかつ全く心当たりが無く、少林寺側にしか落ち度が無いものなのでしょうか?

沢山のご質問申し訳ありません。
結手

5. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2005年11月29日 18:33
>土井聖 さま
今後の私述の中で明確に回答させていただけることと考えております。

>菊池 さま
まず秘密の暴露とのことですが、そもそも本ブログは暴露本というような類のものではございません。
会員の皆様が知りえないと推察する周知・公知の事実を私述形式で表現しております。
公開の目的については先の 名無しには回答しませんとかは無しにしようや さんへの回答がすべてです。
総裁ならびに少林寺拳法担当者への再三の協議申し入れにもかかわらず、何ら回答がないまま突然先方の弁護士よりかかる通知が送付されたため、当方といたしましてはこのような形で表現するしかないからです。
本件の解除通知については心当たりどころか、遺憾に感じております。当方に落ち度はまったくございません。
また本ブログは議事録・個人の記憶・周囲の記憶・ノートに基づいて記述しております。
また守秘義務に抵触するようなことは記述いたしません。
事件の発端については当方ホームページ(http://shorinjikempo.synapse-c.com)をご覧ください。

6. Posted by 菊地    2005年11月29日 20:09
ご丁寧に回答頂きありがとうございます。
粘着のようで恐縮ですが、ご回答の中で、

秘密とは線引きが難しく、単なる内容の公開も当事者により内容が大きく変わる物かもしれませんが、少林寺グループがどのように貴殿の行為について感じられているのでしょうか。貴殿と同じ感性を共有していない場合、他人が違和感を持たれているかもと感じませんでしょうか。守秘義務に抵触しなければ許される行為と言うのであれば、人によっては拡大解釈に至り、基準にバラツキが出て参ります。企業の長として部下の良い模範となる行動として映らないのですが。。。

7. Posted by 菊地    2005年11月29日 20:10
またまた長文です、すみません。。。

係争中であれば、判断を下すのは当事者並びに当該所轄の裁判所ですから、内容を片方が世間に一方的に記すのはやはり疑問があり、知る知らせる権利よりも社会的な責任やルール道徳が優先すると感じますが。記述などはしかるべき所で行うのが企業としての姿勢と思われませんでしょうか。

解除通知も正式な手順を踏んでいるのであれば、一般社会には良く或る事であり、いちいち立腹なさらずとも。。。貴殿の思い通りにならない事もおありでしょうが、ほとんどの社会人はそういう環境で生活しており、その中で自己確立を目指しております。貴殿も熱くならずに、どこに契約解除の原因があるのか、全く心当たりが無いのであれば、代理人を通じて再度協議提案をされてみては如何でしょうか。偉そうに申し訳ありませんでした。

結手

8. Posted by 土井    2005年11月29日 21:04

菊地さん、了解いたしました。
更新を見守ることとします

9. Posted by 仁科です。    2005年11月29日 21:53
菊地さま        
解除通知ですが、正式の手順を踏んでいないので仮処分申立てをしております。仮処分になるということは係争以前の法的措置の実行です。どのようなことなのかは、ご存じのことと思います。
熱くならずに。。とのことアドバイスありがとうございます。さすが拳士の方ですね。しかしながらこれが当社の企業文化です。決してブレることはございません。

10. Posted by Y.U    2005年12月05日 18:51
こんにちは
御社の道衣及び帯を購入した者です。
はっきり言わせていただくと、ひどいの一言です。
まず、注文してから納品まで2ヶ月近くかかり、我々への納入期通知には1〜2週間。この違いの説明を頂きたい。
デラックスモデルを購入したが、色が黄色っぽい、縫製が悪い。帯も同じく。
I社やO社の物を購入していた頃にはその様な事はなかったです。
私の手元にある物はまったく酷いB品です。このようなクレームにはどの様に対処されますか?私は無駄銭使わされたのですか?

11. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2005年12月07日 18:29
Y.Uさま
どちらの代理店で購入されましたでしょうか?
まずは購入された代理店にお問い合わせください。
日本国内での販売はオザキ社または前川商店になっております。
万が一、両店での対応がない場合は
当社担当(sk_info@synapse-c.com)までご連絡ください。

12. Posted by nanasu    2005年12月08日 12:27
重複とかがあって見づらいので、HPを
もっと整理して頂けないでしょうか?

2005年12月08日

少林寺拳法の事業基盤と分析 その3

先にも述べた通り、当社はソフトウェア開発のみならずアナログも含めたサービスまでをトータルで提供することを事業コンセプトとしている。
IT企業が道衣販売などの事業に手をつけることに対しては疑問視する声があることは私も知っている。

しかし、当社では、ITをクライアントにとってもっとも有効な形で提供するには、単にソフトウェアを販売するだけでは不十分で、総合的な提案・サポートが必要不可欠であるとの信念を持っており、この立場は設立以来一貫しているのである。つまり、クライアントが有するビジネスチャンスをフルに活用し、最大限の利益の創出を支援することを『コンサルティング』ととらえ、IT企業としての当社の利益にも繋がっていくと考えているのである。

少林寺拳法グループについても、組織及び個々の拳士に可能な限りの特典をもたらし、さらには同グループの存在をアピールすることによって入会希望者の増加に結びつけるべく、一つのビジネス基盤として見てみることにした。
ただし、もちろん当社は少林寺拳法の精神をビジネスに変換してしまおうとするものではなく、あくまでもビジネス的側面をサポートするのである。

少林寺拳法グループの運営をビジネス面から見て、改善が可能なものとして一つの例を挙げるなら、新人拳士等に販売するビデオ・DVDがある。

現在、ビデオ・DVDの制作は自己資金(つまり拳士から集めたお金)で行われているにも関わらず、拳士への販売の際には代価を徴収している。
しかしこれをスポーツ関連など、さまざまな企業から広告をとることによって、制作費自体を相殺できるばかりか、利益を上げることさえ可能になるのである。

ビデオ・DVDの利益は道院の運営等に充てることができ、無料のビデオ・DVDを外部に配布すれば、より多くの人に少林寺拳法の魅力を知ってもらうことも容易になるのである。




この記事へのコメント

1. Posted by manji007    2005年12月08日 22:49
 ところで記述にある300年先までのの将来を見据えた経営コンサルを御社に委託したというのは本当でしょうか?信じられません。少林寺拳法は株式会社ではないのです。我々は組織の安寧を目的や目標にして活動を行ってきたのではありません。あくまで、人造りが国造りになるという開祖の教えに共鳴した地方の道院長や支部長が、布教し、人を育て、歴史を作って来たのです。結果、本部をその人達の汗と血で守ってきたのです。一部の人間の貪欲な利益やその安泰を願う目的でコンサルを依頼したものとすれば、それは全ての拳士に対する背任行為です。そうなれば少林寺拳法全体の名誉のためにも明白にして頂く必要があります。(つづく)
 

2. Posted by manji007    2005年12月08日 22:50
 そもそもの発端である道着の話に戻しますと、中国で製作されたものがどうして1万以上もするのですか?品質からいって原価2千円がいいところでしょう。今まで購入していたイサミさんの中国製でも売値が5〜6千円なのです。品質は国産と殆ど変わりませんでした。誰が考えても中間で搾取されているとしか考えられません。御社が言うように一方的な契約不履行というのであれば、誰かがその密約を破る行為をしたか密約が維持できなくなる恐れがあったというように取られても仕方ないでしょう。御社の名誉のためにも白日の下に事実を公にするほかないですね。早くその点の記述をお願いします。

3. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2005年12月12日 12:12
manji007さん
最初の質問につきましては、記述の中で回答をさせていただいているものと考えております。

道衣に関しましては拳士の方々のご負担を考え、価格をできる限り抑えたいと考えておりますが、新規刺繍工賃等を含みますと現時点ではこれが精一杯の価格となります。
価格については販売ページ(http://shorinjikempo.synapse-c.com/)にてご確認ください。

また当社デラックス・タイプは生地が中国において技術的に生産できない為、日本国内にて生地を生産しております。
また当社HPにて発表しているとおりマスター・ライセンシー取得の契約に当たっては知財保護法人に年間数千万の契約金やロイヤルティ・ライセンス料を支払っております。
ご理解いただければと思います。

Y.Uさん
代理店にて適切な対応がなされたと考えておりますが、いかがでしょうか?
またご購入いただいた道衣等の品質などについてご質問のある方は、ご迷惑をおかけしますが、いま一度代理店にご連絡・ご相談ください。

4. Posted by manji007    2005年12月12日 15:12
 回答ありがとうございます。1の質問で300年先まで考えた経営コンサルを依頼したというのは知財保護法人の方からということで理解してよろしいのですね。
 2の質問で、道衣を販売するにあたってロイヤルティーの発生は納得できますが、年間数千万円の契約金というのは何の契約でしょうか?ロイヤルティーは販売権ということですから権利を取得すればその他には契約金は発生しないとおもわれますが。あるとすれば売り上げに対するバックマージン等はありえる話でしょう。

5. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2005年12月13日 19:55
manji007さん
誤解があってはいけないので整理しておきたいと思います。
当社は「今後300年を考える少林寺拳法グループ」に対してコンサルテーションの提供及び道衣・帯・法衣のマスター・ライセンスに関する契約を結びましたが、向こう300年にわたってのコンサル契約やマスター・ライセンス契約を結んだという意味ではありません。
また、当社が少林寺拳法グループと結んだコンサル契約は、道衣・帯・法衣のマスター・ライセンスに関する契約締結に伴い終了しております。

6. Posted by manji007    2005年12月13日 22:56
けっして御社が300年先まで契約をしたなどとは思っていません。ただ、300年という途方もない先の年数の話を出したのは誰かということを確認したかったのです。この係争にいたるまでの経緯を私述されるということですが、契約破棄に至ったと思われる原因の記述まであとどれくらいのページ数を考えられていますか?また、来年から予定されている拳士個人の口座開設も御社のご提案ですか?その他、マークのデザインは御社関係の発案ですか?

2005年12月12日

少林寺拳法の事業基盤と分析 その4

大会の運営についても、同様のことがいえる。
各地区の競技大会のWEB中継、大会の模様のビデオ・DVD化は、拳士人口を増やすための有効な手段となるであろう。もちろん、現在、各出場拳士からの参加費で賄っている大会運営費も、スポンサーを募り拳士の負担を軽減する方策を探るべきである。

賛否はあるかと思われるが、成績優秀者に賞品・賞金を授与し、修行へのモチベーション向上を図ることもできる。
かつてはアマチュア主義を貫いていたオリンピックが、企業の資本を活用することによってさらなる発展を遂げたように、少林寺拳法の未来を展望するとき、このようなビジネス的な視点を持つことはきわめて健全なことと当社は考えるのである。

少林寺拳法グループの会員組織をビジネス基盤と捉えると、創出できる年商は500億円規模になると当社は試算している。
少林寺拳法グループの収入は、財団法人だけでも年間10億円近くに上る。グループの年間収入を仮に30億円とした場合、ファンド運用しただけでも年間1億円の利益を容易に上げられる。

グループの資金を、拳士の生活サポートに活用することも可能だ。
たとえば、拳士が不幸にして事故の被害等に見舞われたときに保険金が支払われる「少林寺拳法損害保険」などがあれば、グループ・拳士双方にとって有益な制度となるであろう。もちろん、金融商品をつくるには行政の許認可が必要であるが、昨今の規制緩和により、大きな可能性を持って事業立案することができるのである。

拳士が会費を収め、グループが徴収するだけの静的なシステムから、「少林寺拳法教育ローン」、「少林寺拳法留学ローン」、「少林寺拳法奨学金制度」等といったさまざまな助成制度を独自に設け循環経済化することにより、少林寺拳法はよりダイナミックで生活に根ざした武道になるはずだ。これはまさに開祖の言われるフェアな「助け合い」の精神ではないだろうか。

このように、少林寺拳法グループに限りない可能性を見出し、当社はそのサポートに乗り出したのである。



この記事へのコメント

1. Posted by D    2005年12月13日 10:38
なるほど、やはり要件定義の段階で間違ったようですね。
だから間違ったサポートをサイナップスさんは提供しようとしたのでしょう。
要件定義のときに本部側が許可したのであればそれが一番の原因でしょう。

>これはまさに開祖の言われるフェアな「助け合い」の精神ではないだろうか。

違うと思います。教える気にもなりませんが。

外部の人間が私たち少林寺拳法の教えをわかっているかのような書き方はしないでほしいです。
勘違いされますから。

2. Posted by P.M    2005年12月13日 12:08
少なくとも道衣生産に関しては後発である御社が、なぜ競合他社を押しのけて独占販売権を得ることができたのかが不思議でならないのです。

一般消費者であれば、誰もがより良質な道衣をより安く手に入れたいと思うはずなのですが、“どこか”にそれでは困るという人がいたという事でしょうか?

3. Posted by T    2005年12月13日 13:04
私もDさんと言う通りだと思います。
御社が少林寺拳法の事を分かっているとは思えません。道衣に関してもそうです。クレームが多いのにも関わらず生産をして販売をしていた事が分かりません。クレームが多いことに対して御社は何とも思わなかったのですか?対応をしようと思わなかったのですか?前川商店・オザキ店が商品を作っている訳ではないのにも関わらず、販売店にクレームの責任を押し付けているようにしか思えません。生産をしているのは悪までも御社です。責任逃れをしないで下さい。

4. Posted by D    2005年12月13日 15:58
ちなみにサイナップス社がロイヤリティを払っていたのは、少林寺拳法本部に対してだけですか?
この件にからむ第3者がいたりします?

5. Posted by manji007    2005年12月13日 16:26
 P.Mさんがおっしゃるように独占販売ができるようになったところにこの問題の原因が隠されているのでしょう。コンサルやマークデザイン作成を依頼をした知財保護法人やその間に入っている人物達の密室会議の内容が知らされない限りこの問題の責任は不明です。近くサイナップス社がすべて明らかにされると期待しています。

6. Posted by T    2005年12月13日 17:43
御社の道衣を買ったのですが、レギュラータイプの道衣をセットで買わずにレギュラーで上衣・下衣をバラで買った時に何故、若干、色が違うのでしょうか?上衣にしても大きいタイプを買うと継ぎはぎしていますが、どうしてでしょうか?継ぎはぎは酷いと思いましたが、如何でしょうか?

7. Posted by 長江恒夫    2005年12月14日 01:39
合掌、大阪福島道院391期3段の長江恒夫といいます。 まずはサイナップス社さんに全てを明らかにしてもらった上で、質問なり意見を言う方が問題の本質を捉えやすいのでは無いですか? サイナップス社さんも利害関係の本当のところまで全て明かさないと、綺麗事や自己弁護に終わろうとすると返って拳士から批判・妨害を受けてこの私述も意味をなさないものになると思います.サイナップス社さんが少林寺を理解していようが、なかろうが提案を進めて行くには少林寺の組織の承認が必要なわけで、今起こっている問題は単にサイナップス社だけの責任ではないと思います. 私はマーシャルワールドの代理店をしていましたので、サイナップス社さんが利権を独占した事により収入が全く無くなった者の一人です。 ですので今回の件は興味深く拝見させてもらっています。 再拝  

8. Posted by manji007    2005年12月15日 13:59
そう、サイナップス社だけの責任ではないのです。契約を結んだ知財保護法人とその他関係の人達も連帯責任があります。なぜ、本部側からはこれまでの経緯や対策を早急に説明されないのでしょうか。一番に迷惑を被っているのは全国の拳士なのです。全国の支部長や道院長!勇気があるならば部内の秘密主義に目を向け、鏡張りの正常な組織運営ができるように声をあげてください。

9. Posted by 長江恒夫    2005年12月15日 19:09
このブログはサイナップス社の情報開示の場でしょうから、ここで少林寺の組織問題を論じるのも問題があるでしょう。私の友人の掲示板で意見を交換しませんか? もっと踏み込んだ話が出来ると思います。
http://www.h3.dion.ne.jp/~cacima/menu.htm

2005年12月13日

おしらせ

ご質問・ご意見等のコメントに関しましては、できる限りご回答させていただくよう努めておりますが、時間・労力の都合上、ご期待に添えない場合もありますので、ご理解願います。

ご質問への回答が、既に投稿済みの記事内に含まれている場合もあります。ご質問の際は、事前に当ブログの全文をお読みいただくようお願いいたします。

また双方にとって非建設的なコメントに関しましては、誠に勝手ながら削除させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

ご購入いただいた道衣等の品質などについてご不明な点がある方は、ご迷惑をおかけしますが、いま一度当社代理店までご連絡ください。


この記事へのコメント

1. Posted by 「道場長」です。    2005年12月20日 19:06
まず、「匿名希望」とさせていただくご無礼をお許しください。

このブログを全文読みました感想と私の意見を箇条書きにしたと思います。

全文を読み終わり、こんな言葉を思い出しました、禅林学園教頭の言葉です。
「我々は開祖の教えを正しく伝えなければならないが、時代に合った形に変化しなければならない。」

無形の財産である「教え」は時代の流れとともに変化しなければならないと思うのです。
しかし、変えてはならない「教え」もあります。

このブログに意見している拳士の皆さん
この場所(少林寺拳法の中)に留まる事が開祖の教えだったでしょうか?
もっと視野を広く持ってください。
今の少林寺拳法グループが抱えている問題が見えてきます。

その問題を指摘したのが仁科社長であり、グループの将来を考えればこそ、のこのブログだと私は思います。

2. Posted by 道場長    2005年12月20日 19:21
=全文が長くなり上記の続きです。=

「外の人間は教えを語るな!」と言う意見がありましたが、外部だから見える問題点も多くあります。仁科社長がこのブログでグループに関わる人間の人格や人の質を否定した文面があるでしょうか?

確かに、少林寺拳法グループとサイナップス社では考え方に大きな違いがあることも確かです。

そこで仁科社長にご質問です。
社長のブログから感じますことは、道衣の販売はあくまで最初のきっかけにすぎず、後にグループ全体を改革しようと思われていたのでしょうか?
もしそうであれば、グループの代表である総裁と共通のビジョンがおありだったのでしょうか?

仁科社長が、「少林寺拳法グループ」と言う「大きな市場」を目の当たりにして、少々急ぎすぎた感が拭えません。その点のお考えをお聞かせ下さい。

3. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2005年12月22日 22:12
道場長様

まずは客観的かつ冷静なご意見をいただけましたことを御礼申し上げます。
このブログ上の文章は、私どもなりに貴グループを理解・解釈し、外部の事業家としての立場から述べております。理解の至らない点もあるかもしれませんし、また、貴グループとのお付き合いが始まった時点にさかのぼっての記述が多くなっていますので、現在の状況とは異なるものもあります。

貴グループとの「共通のビジョン」としておりましたのは、少林寺拳法を世界統一マークの制定ならびに60周年を契機として、クローズド(会員制)な形態からオープンマーケットなより開かれた少林寺拳法へ進むべきであるということでした。
具体的には、少林寺拳法の教えをベースにしたビジネス版向け自己啓発書の出版、スポーツクラブとの提携(少林寺拳法のノウハウを用いたシニア向けプログラムならびに女性向けの禅をとりいれた少林寺拳法エクササイズ)等々、西側諸国で高まっている禅・瞑想・武道への関心も視野に入れていこうというアイディアでした。

世界統一マーク制定の詳細については、この後、本文で「世界統一マークの制定とマスターライセンサー」として記述してまいります。
ひとこと申し添えるなら、世界統一マークの制定に伴う貴グループの積極的な広報活動により、「ニューズウィーク」などの著名誌をはじめ出版・テレビ等のメディアに少林寺拳法が取り上げられたことは、開かれた少林寺拳法への一つの成果であったと考えております。

道衣・帯・法衣のマスターライセンシーに関しても順を追ってご説明する予定ですが、この前後の経緯についても、ご質問をいただきましたので前もって概要をお伝えしておきます。

世界統一マークの制定に伴い、少林寺拳法グループは、商標権いわゆる知的財産を利用して最大限の効果を生み出すライセンスビジネスならびにその世界規模での管理・貸与・販売を実行するべく、知財保護中間法人という営利追求が可能な法人を設立しました。
さらにその後、当社は道衣・帯・法衣のマスターライセンシー契約を締結することになるのですが、これによって知財保護法人と当社は、ライセンスを付与する側と取得する側として利益の相反する立場になるため、当社はコンサル契約を解除することになります。自らがマスターライセンシーとなる事態は当社にとって予期しなかったものであったと言う他ありません。

マスターライセンシービジネスの主体となった当社は、金銭的リスクはすべて自らとらせていただいた上で相互協力のもと当該ビジネスを推進することになります。
簡略ではございますが当社のリスクを記させていただきます。

@知財へのライセンスの契約金
Aわずか4ヶ月という短期間での道衣の開発・生産・流通
B商品在庫
C全世界向Eコマースサイトの構築ならびに運営
D知財保護法人への販売ロイヤルティ
E道院・支部への分配を目的とした追加販売ロイヤルティ
(知財保護法人と当社との間で、インセンティブ(販売促進費用)として協議した事項であったもの)

@〜Cは販売前に当社がとったリスクであり、ベンチャー企業としては非常に多額な金額(ライセンスを含めまして1億円相当)を負担しています。

次回投稿以降、世界統一マークやマスターライセンシーについて詳細を明らかにして行きますので、引き続きご精読いただければ幸いです。

4. Posted by 道場町    2005年12月24日 09:11
お忙しい中ご解答ありがとうございます。

仁科社長が時間軸に従いさかのぼって記述して頂くことにより詳細が良くわかります。
そして、今回のご解答から概要が把握できました。

グループ全体が、「遠い未来(構想)を見据え動き出したが、
近い将来(現実)を予測できなかった。」
これが現段階での私の感想であります。

このブログによって多くの事を学ばせて頂いております。
お忙しいとは存じますが今後ともお願い申し上げます。

2005年12月24日

世界統一マーク制定とマスターライセンサー その1

このブログをお読みの方のなかには、係争についての記述をお待ちの方が多いと思います。事実を正確にお伝えするため順を追って説明を進めて来ていますが、皆さまのご要望にもできるだけお応えしたいと考え、ここで世界統一マーク制定の経緯について述べることにします。

時間軸は大きく動く。2004年10月、当社は少林寺拳法知財保護中間法人(以下、知財法人)とコンサル契約をしていた。当時のミッションは、道衣・帯・法衣の販売形態を見直し、マーチャンダイジングに関連するビジネスモデルを立案・構築することであったが、なかでもいちばん優先順位が高かったのはマスターライセンシー候補を見つけることだった。この時点では、コンサル契約をしている当社がマスターライセンシーを取得する考えなどまったくなかったのである。

さて、マスターライセンシーを付与するには、どのような企業がふさわしいのであろうか?常識的に考えるなら、世界中の拳士の道衣を扱うマスターライセンシー事業は、一部上場規模の商事会社ならびに服飾メーカーが手がけるのが順当と思われるスケールであった。

まずは、現状把握である。日本の拳士OBならびに実働会員、世界各国の実働会員の実数を把握するため、知財法人が中心となって多度津本部と連携をとりながら調査を進めていった。これによって、日本の実働会員が15万人、世界各国の実働会員が5万人、拳士OBを含めると150万人、という数字を得た。

そして、同時に開始したのが、当時の拳士が実際に使用している道衣の調査である。公式の道衣が正しく使われているかどうか、オザキ社の協力のもと抜き打ちチェックを実施した結果は、驚くべきものであった。
すぐに浮かびあがったのは、非公式道衣の実態だ。本部の承認を受けていない商品が、大量に流通していることが判明した。

また当時の少林寺拳法グループのライセンス管理の構造上、7社ある販売代理店のなかには、マークのタグを偽造している疑いの強い企業があることもわかった。当然、適正なロイヤルティも収めていないであろう。
当時、少林寺拳法グループに支払われた年間ロイヤルティ費用はグッズなどを合わせても1千万円前後であったと記憶している。少林寺拳法グループの側からすると、入って来るべき収入が入っていなかったことになる。
(ちなみに、2005年4月に当社がマスターライセンスを取得してからは、5千万円を超えるロイヤルティを、現在に至るまでに支払っている。)


この記事へのコメント

1. Posted by 金剛禅信者    2005年12月26日 12:54
 お忙しい中の記述とは思いますが、記述の期間が開きすぎています。ところで午前中までブログに記述されていた統一マークの件や知財法人の人的補充の記事は何で削除されたのですか?統一マークはヨーロッパでの登録ができないという理由で制定されたと伺っていたのですが、先ほどの記述ではロイヤルティーを確実に取るための手段だったのですね。

2. Posted by hiroakinishina@アシスタント    2005年12月26日 15:22
金剛禅信者さん

まず記述ですが
“その1”の本文が長すぎた為“その2”として掲載いたしました。

統一マークの制定につきましては
「統一マークの制定は当社からの提案でできるような事柄ではありません。
制定におよぶ貴グループ内でのプロセスにつきましてはご回答いたしかねます。」
との仁科からのコメントです。

2005年12月26日

世界統一マーク制定とマスターライセンサー その2

当社は、マスターライセンシーとなる大手商事会社・メーカーの選定を進めることを躊躇した。改革が必要であることは承知していたものの、想像した以上に問題が深刻だと痛感したのである。

道衣・帯・法衣の生産と販売をオープンなものにして新事業を展開するには、関連企業や会員の協力体制が不可欠である。世界規模でライセンスを展開していくには、拳士の認識も世界規模でひとつにすることが必要なのであり、これがなければどんな大企業がマスターライセンシーになってもいい結果は望めない。事と次第によっては、ライセンス管理の不備を理由に、知財法人を相手にライセンシー企業が損害賠償訴訟を起こすような事態にも発展しかねないのである。


これは当社が解決できる問題ではない。少林寺拳法を時代の変化に対応したオープンな武道にするに当たり、当社はビジネスとしてそのサポートを行ってはいるが、当事者はあくまでも開祖の教えに従って修行に取り組んでいる拳士の皆さんである。とりわけ、本部及び少林寺拳法を支え普及させてきた道院のリーダーシップは、なににもまして重要な推進力である。変革の第一歩となるであろう道衣・帯・法衣管理の明瞭化も、本部及び道院長の方々に現状を把握していただき、新たなライセンス構造を理解していただくことで、はじめて実行できることだ。

当時の知財法人に目を向けてみると、部門調整や法務に関連する煩雑な業務を、総裁ならびにライセンスビジネスには不慣れな女性職員が一人で担当していた。
当社も、これだけの大きな事業化を行う以上、早々に人員の増強が図られるものと当然のように考えていた。


この記事へのコメント

1. Posted by ソウエン?    2005年12月28日 19:35
御社は今回の問題はいつごろくらいまでに解決するものとお考えですか?

2. Posted by 道場長    2005年12月29日 08:57
ソウエンさんへ
「解決とは?」
司法の判断に全てを委ねるのか?
双方の主張のみを繰り返していたら永遠に解決は無いと思います。
今回の問題は道衣類に事を発し色々な物が絡み合っております。
本部の対応を静観する事が今の我々拳士にできることだと思います。
しかし、何故本部は全国の拳士に対し会報等で今回の概要など説明しないのでしょうか?

3. Posted by ソウエン?    2005年12月29日 09:57
道場長さんへ

>司法の判断に全てを委ねるのか?
>双方の主張のみを繰り返していたら永遠に解決は無いと思います。

そんなことはしりません。
これで解決という判断をするのはサイナップス社や本部でしょうから。

4. Posted by 金剛禅信徒    2005年12月30日 09:52
財団だけがなぜ理事なんでしょう。その他は全て代表になっているのだから会長が被告になるべきだと思いますが。
 道場長さんが仰るようになぜ本部は黙して語らないのでしょうね。サイナップスさんは早くこの告訴に至った経緯を記述してください。前置きが長すぎます。

5. Posted by 道場長    2005年12月30日 17:22
まず、本部のコメントについて
先月だったと記憶しております。
宛先は全国の道院・支部長・監督各位
差出人は「財団」及び「宗教法人」
「地財法人」が入っていたかは定かではありません。
内容はサイナップス社との契約を破棄したことについてです。

簡単に説明しますと・・・
道衣に関して、全国からクレームが相次ぎ、それに対しサイナップス社へ対応と改善を再三要求していたが、誠意ある対応と解答を得ることが出来なかった。
だから、契約を破棄した。
との事ですが、これで解かります?

そして全国の拳士には会報の一面で、道衣の発注方法が変わりました。

これだけですね。

6. Posted by P.M.    2005年12月31日 00:07
民事告訴をしたことでいよいよはっきりしましたが、サイナップス社は「金銭的な解決」を望んでいるのであって、話し合いで和解する気などさらさらないのだろう。

個人的には、道衣の改良とクレーム対応さえサイナップス社がしっかりやってくれれば少林寺拳法グループも契約破棄なんかしなかったと思うのですが。

7. Posted by 金剛禅信徒    2005年12月31日 16:02
道場長さん、P.Mさんも、そんな単純な話ではないでしょう。サイナップス社も自分達には非はないとしてこのブログを立ち上げてたのですから。だから早く、破棄に至ったと思われる核心の部分を書いて欲しいのです。かなりのお金が関係各社に流れていると思われますから。

8. Posted by 達磨    2005年12月31日 23:59
みなさん おかしいですね 少林寺拳法の拳士が 何故 ここで議論するのか?社長の思う壺ですよ ね? (笑) 男は黙して語らずです。サイナップスも本部もお互いに非があるのです。今回はどちらが先に切れるか最後はお互いにピリピリしていたのです。そんな中本部に先を越されたんですよ。こんな事態になるのは お互い気がついていたのです。

9. Posted by 金剛禅信徒    2006年01月01日 00:49
>今回はどちらが先に切れるか最後はお互いにピリピリしていたのです。そんな中本部に先を越されたんですよ。こんな事態になるのは お互い気がついていたのです。そんな中本部は・・・

 何をピリピリ、本部が先を越したとは?意味が良くわかりません。この場合本部とは組織をいうのですか?それとも総裁個人?告訴の相手がなぜ財団は会長じゃなくて理事の総裁になっているのでしょうか?

10. Posted by 明日    2006年01月03日 18:13
お互い討論しても無駄です。
裁判すると決まったので、裁判所にまかせてら...

11. Posted by あけおめ    2006年01月06日 10:31
サイナップス様、このブログをご覧の拳士の皆様
あけましておめでとうございます。

早くこの問題を片付けて、新しい一年楽しく稽古したいですね。

本部がサイナップスとの契約を切った理由に道衣品質・クレーム問題が上がっているようですが、
それは建前で別問題のカモフラージュだと聞いています。
この辺をはっきりしてほしいですね。サイナップスさん。

すくなくとも私の周りには道衣について刺繍が肩辺りについていたりとか、クレームを聞いてくれなかったといってる拳士はいないように思います。

実際の被害拳士はいるんでしょうか?
噂になってる刺繍のズレなどの道衣を購入された方はいるのかなー。

12. Posted by 道着問題    2006年01月07日 09:27
私は海外支部に所属しています。この会社に注文したのに、2ヶ月ほっからかし。メール2通しても無視。それで本部を通じて抗議したら、この会社からやっとメールが来た。

他にも私の周りで、「一方的に購入契約を切られた」人もいます。(しかも訳の分からない英語のメールで)

13. Posted by kame1K人    2006年01月13日 10:22
新年になってまったく話が進んで無いですねー。

14. Posted by 金剛神    2006年01月13日 22:24
社長もだんまりですね。和解金の話でもやっているのでしょうか?

15. Posted by 道場長    2006年01月14日 08:39
皆さん!最近のコメントの内容があまりに幼稚ではありませんか?

くだらない「ワイドショー」ではないので、コメントには十分注意して下さい。



16. Posted by まんじ    2006年01月14日 22:30
社長が話をこまかく進めているのは考えがあってのことかもしれませんね。サイナップスにビジネス化のコンサルを頼んだのは総裁ですし、全てを明らかにされたら困るのは誰かは一目瞭然ですしね。このブログは和解金を引き出す為の道具かもしれませんね。そうなら確信にふれることなく終わるでしょう.サイナップスにビジネスの詰めの甘さがあったのは間違いないですが、少林寺を私利私欲の為に利用しようとした人間が一番悪いんじゃないですかね。

17. Posted by hiroakinishina@ブログをお読みの皆様    2006年01月16日 19:49
ブログをお読みの皆様、寒中お見舞い申し上げます。
新年早々より出張が重なりまして、更新・コメントへのご回答が遅れましたことをお詫びします。
今後は、早めの更新を心がけますので、よろしくお願いいたします。

さて、まずは今回の訴訟に関しての当社のスタンスを再確認しておきたいと思います。
当社は、一部の方がご想像なさっているような和解金等についての裁判外の交渉は、一切行っておりません。
当該問題につきましては、あくまでも裁判を通しての解決を求めていく所存です。

もちろん、民事訴訟でありますゆえ、裁判所が和解を促すことは十分に考えられます。
落ち着くところも、金銭的解決となるというのが常識的な見方でしょう。

しかしながら、当社の言い分がすべて通った場合でも、事業上の収支は負となるのが現実であります。むしろ、企業として失格であるかのように言い立てられたことで傷ついた名誉の回復こそが、当社の求めるところなのであります。
一部不良品が販売された件につきましても、当社の非とは言い難く、これにつきましては当ブログでも追って記述してまいりますので、拳士の皆様にも誤解を解いていただけるものと思っております。

仮に当社に重大な落ち度があったとするなら、膨大な会員を有する財団法人・宗教法人である少林寺拳法グループは、その経緯を内外に広く説明すべきでしょう。高い公共性を有するグループでありながら、外部に向けてだけでなく内部に対してすら適切に情報を公開するシステムと姿勢がないことが、現在のような問題を引き出しているとも考えられます。当社が、裁判やブログといった手法をとらせていただいているのも、そのような事情によることをご理解いただきたいと存じます。

18. Posted by 一拳士    2006年01月16日 22:20
当支部内では、買った時期、上下別サイズによって道衣の色がまったく違う、一回の洗濯で破れたなどの事例が何件かありました。以前はこのようなことがなかったので、とても一部不良品とは思えません。社内の人間が製造、検品などに立ち会ったりしなかったのしょうか?いずれにせよ、サイナップス社、少林寺サイド両方ともに非はあると思います。早期の解決を望みます。

19. Posted by 金剛神    2006年01月16日 23:13
仁科社長、貴方の狙いは部内からの自虐的な情報を得て部内を混乱に落としいれ、優位に裁判を進めようという魂胆ですか?そうでなければ早く係争になった原因を淡々と述べるべきです。悪戯に時間をかけて組織の崩壊を望むような安っぽい戦略は魂胆が見え見えですぞ!

20. Posted by 2ちゃんねらー    2006年01月17日 11:59
愚痴りたいならコチラでどうぞ。

21. Posted by なにやってるのかな少林寺-2-    2006年01月17日 12:00
コチラ


22. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年01月18日 18:21
金剛神さま

当社としましても、自らが正しいと信じているからこそ訴訟を起こし、このブログを公表しているわけですから、一方的な議論と言われることはやむを得ませんが、拳士の皆さまを混乱に陥れるというような策を弄するつもりはございません。また訴訟に関する司法の判断は、ブログによって変わるものではありません。

拳士の方々は、事業者としての当社にとって大切なお客様でありますし、そのお客様から、「サイナップス・コミュニケーションズはひどい会社で少林寺拳法を破壊しに来ただけだ」と思われることは不本意です。それが情報の少なさゆえの誤解であるとしたら、誤解は解かなければなりません。
当ブログは一貫して「少林寺拳法グループと当社との経緯を拳士の方々に対して公開しよう」という思いで記述しております。
このような情報公開は、本来なら、少林寺拳法グループからも同様になされるべきものと思います。先の回答でも述べましたように、貴グループが高い公共性を有しながら、外部に向けてだけでなく内部に対してすら適切に情報を公開するシステムと姿勢がないことに対しては、共に事業を立ち上げた企業として遺憾に感じております。

また当ブログの進行についてご意見もありますが、経緯を抜きにして係争の原因を書いただけでは真意が伝わりにくいと思い、時間軸を戻して記述しております。

通常の社の業務をこなしながらの記述となりますし、事実を正確に書こうとすると確認等にも時間がかかってしまい、更新・ご回答にもどうしても間があいてしまいます。その点は申し訳なく思っておりますが、どうぞご了承ください。

23. Posted by 金剛神    2006年01月18日 21:31
>このような情報公開は、本来なら、少林寺拳法グループからも・・・
 まったくそのとおり。部内からもそのような声が挙がっているにもかかわらず本部や総裁はだんまりを決めている。
 仁科さん、お忙しい中に大変ではあるが、全国の拳士を不安に陥れるような原因を作った片方は間違いなく貴方である。だから早く記述を急いでくれといいたいのだ。時間がかかると、いらぬ疑いをかけられるのは間違いなく貴方ですぞ。

24. Posted by 少林寺    2006年01月19日 15:55
以前、道衣のクレーム等に対しまして代理店に確認をと仁科さんは述べておりましたが、代理店とはオザキ店・前川店のことでしょうか?現在は代理店じゃないよね?もし現在も御社の代理店と言うのであれば、それはおかしいのではと思ったのです。どうでしょうか?

25. Posted by 井脇ノブオ    2006年01月19日 20:44
「ですぞ」って何様?敬語のつもり?

 更新に時間が掛かって見る側がいらいらするのは分かりますがそもそも、「早く更新しろ」なんて見る側が言える立場なのか?金払ってるわけでも無いのに。
 ここは仁科社長が書きたいことを書く権利を持っている自分のブログなのに、更新スピードが遅いだの全く本題に関係のない自分とこの道着の文句だの(←道着の個人的な文句がこのブログにとって重要だと本気で思っている人がいたら、その人の国語の能力はネアンデルタール人級だと思われる)延々混ぜかえしておいて話が前に進まないと社長に文句をいうのは静観している人間にしてみりゃそっちのほうが迷惑です。


言葉だけ「ですます」を使えば、どれだけ失礼な物言いになっても構わないと思ってる思考能力の欠如した拳士がウチの組織にはいっぱいいるんだなあと改めて勉強になりました。

26. Posted by 怒りの女拳士    2006年01月19日 21:59
井脇さん、何を平和ボケしているの。そんな呑気なことを言っている場合ではないのよ。全国の真面目な拳士の本部執行部に対する信頼が崩壊の危機にある時に。お題目唱えてればいいの!

27. Posted by ん?    2006年01月19日 22:23
怒りの女拳士さん

本部執行部に対する信頼の崩壊とこのブログは無関係でしょう。
もしここに書かれたことで信頼が崩壊すると言うのなら、本部がこれらの情報を拳士から隠していたことはどう思われるのですか?
私はその方が問題だと思います。
だいたい本部の言うことはあっちに行ったり、こっちに行ったり 信用できません。
もちろんブログが事実無根であれば、本部もそれなりの対応をするはずでしょう。でも今は何も言わないと言うことは当たらずも遠からずと言うことでしょう。


井脇ノブオ さん
私も似たような考えです。

仁科さん
本部はサイナップスを一度認めたのですから、契約解除に当たっても双方納得の上での解除にするべきでした。
その点をお怒りなんでしょう。
この騒動の責任は本部も取らなければいけないと私は思います。

28. Posted by 井脇ノブオ    2006年01月20日 01:21
本部執行部に対する信頼が崩壊・・しそうな原因はどちらにあるのかという問題に対して仁科社長が自分の立場から経緯を説明しているのがこのブログですよ。

それを極力中立な立場で、まずは社長の説明を聞こうとしているのに外野が私情を思い切り入れて余計なちょっかいを出すから、結果として話が本筋から遠のいているのですよ。
私はそれを冷静に指摘したつもりです。それに対して呑気だとかお題目だとか個人的な感情たっぷりで言ってますけど、最終的に仁科社長の発言が正しいことが証明されれば、「本部執行部に対する信頼が崩壊」している責はサイナップスには無いって事になるじゃないですか。

29. Posted by 井脇ノブオ    2006年01月20日 01:22
ここで仁科社長の発言を遮るというのは、まるでウチの組織が悪いことしちゃったと、コトの経緯が明らかになる前に印象付けているようなものなのですよ。あなたの書き込んだ内容が組織にとってもおもくそ裏目だという事がまだ分かりませんか?断っておきますが私は別にサイナップス社に加担しているわけではないですからね。
あなたが個人的にウチの組織の肩を持ちたい気持ちはひしひしと伝わってきますが、あなたのように「自分の組織に都合の悪い意見は力ずくでも消すのが正しい」的なというか「ウチの組織が悪いことなんかする訳無いでしょ」的な無思考な視点で語られてしまうと、私を含めた「全国の真面目な拳士」が迷惑するのですよ。「お前と一緒にするな」って。

30. Posted by 女拳士    2006年01月20日 09:34
湯気を出しそうな激しさですね。どの文面から組織の肩を持つような気持ちが伝わるの?あなたも「つもり」ならこちらも「つもり」。サイナップス社よりも組織の方に責任はあると思っているから社長に核心の部分を早く記述のお願いをしたいと思っている。あなたも単純な人だね。

31. Posted by 少林寺    2006年01月20日 12:49
井脇さん、ウチの組織と書かれてますが、自分が作った組織みたいに言わないで下さい。あなたに人の国語能力がどうとか言う資格は無いと思います。あなたは『私を含めた真面目な拳士』とも書かれていますが、あなたが真面目かは第三者があなたを見て判断するのと同じで、人はそれぞれ文書の意味の取り方も違うのですから。女拳士さんが言うように本部にもサイナップス社にも責任はあると思います。本部は、今の状況を拳士に報告をすべきだとも思います。

仁科社長、『サイナップス』は非では無いとおっしゃいますが、サイナップス社も非だと思います。自分の会社で対応せず、代理店に責任を負わせるのは間違っています。

32. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年01月20日 13:31
質問にお答えします。

商標権についてですが

マスターライセンサー(版元)は知財法人であり
マスターライセンシーは道衣・帯の世界領域における生産・販売権 を取得した企業
本契約においてはサイナップス社となります。

従いまして商標権は知財法人にあり、当社は特許庁に登録はしておりません。
契約上の使用者であります。

本文の「ライセンス管理調査」は
貴グループと企業が世界独占製造販売の契約を結ぶ前に行われたであろう
本当に世界中で登録されているのか=本当に世界中で販売できるのか
ニーズはどれくらいあるのか=生産販売計画の重要資料
という事前確認調査のことであります。


次に代理店についてですが

確かにオザキ社・前川商店は知財法人の主張する契約解除を理由に
一方的に代理店契約の無効を主張したばかりか
当社への商品代金も未払いです。
(現在も当社から仕入れした商品を代金を当社に支払わないまま販売をしているのが現状です)

しかし当社としては契約解除は無効であると考えており
従って代理店契約も有効であります。
現在、このことが係争の一つとして裁判をしているわけでございます。
近く結論がでるでしょう。
社会通念上、お客様と直接取引(道衣販売)した代理店が
アフターケアとして、その責務を果たすことは当然であると考えます。
(これは製造元としての責任を回避するわけではありません。)

また日本国内での道衣取り扱いは全てこれら代理店であり
道衣への名前の刺繍、裾上げなど、最終的な工程および
商品の最終チェックもお任せしております。

当社の方でも検品を行っていますが、
不良品が代理店に出ることは十分考えられます。
しかし代理店にて不良品が見つかった際は無償で交換に応じております。
それにもかかわらず今回のような事態となったことは
当社としてはまことに理解しがたいことです。


最後になりましたが
himiさま

@まずワールド社についてですが当社はワールド社とはなんらの契約をしておりません。
製造元はサイナップス社として工場外注しております。
A道衣の苦情に対しては、
生産国である中国での抜き打ち検品であったものを日本での全検品に変更しました。
また道衣の生地・規格の見直しを行い、その結果とともに知財法人の最終承認の下、
(商品の品質・価格の決定権は知財保護法人が有している)協議してまいりました。

先にも述べましたように不良品があった場合は無償にて交換に応じ、その再発防止に努めておりました。
私どもには少林寺グループが弊社が適切な対応をしていないと皆様への告知をしたのか理解できません。
なぜなら商品開発(生地からオリジナル)においての最終承認決定は知財法人です。
また約款上、当社に価格設定の決定権はありません。
オザキ社については工場閉鎖等と暗いイメージがあるようですが、
事実オザキ社は工場閉鎖などにともなう固定費用の削減など合理化ができ、
事業収益は以前にも増しているというのが現状です。
ともに本ライセンス構造になって利益率が上がっていることと考えております。
これについても追って本文にて記述してまいります。
またこれまでに販売した道衣の不良品率についても明確に開示させていただく所存です。

33. Posted by 井脇ノブオ    2006年01月20日 13:49
>女拳氏様

「サイナップス社よりも組織の方に責任はあると思っているから社長に核心の部分を早く記述のお願いをしたいと思っている」
ああそういう立場でしたか。いやー申し訳ない。全く気が付きませんでした。

でもそうなると26の書き込みの
「本部執行部に対する信頼が崩壊の危機にある時」っていうのはで書いたんですか?
私はあなたの文章を読む限り何が平和ボケで何が呑気で何がお題目なのかも書いてないし、「全国の真面目な拳士の本部執行部に対する信頼が崩壊の危機にある時に」というのは表現が曖昧な上、あんまり中立もしくはサイナップス寄りの立場の人は使わない言い方だと思いましたのでね、てっきり
「本部執行部に対する信頼の失墜をどんな手を使ってでもサイナップスから守れ」
という立場の人かと思いました。違うんですね。
そりゃーどうもすいませんでした。己の読解力の甘さを反省いたす所存です。

34. Posted by 井脇ノブオ    2006年01月20日 13:50
でもだからといって仁科社長に早く記述を急げなんていう権利は閲覧者には無いですよ。
「全国の真面目な拳士の本部執行部に対する信頼が崩壊の危機にある時だから真実を明らかにする為にも社長は記述を急げ」
っていうのならそれこそ読む側の勝手な都合です。

>湯気を出しそうな激しさですね

いやー申し訳ないけどこれだけはあなたの記述のほうが湯気が出てるような気がしますよ。
「単純」ってすぐ湯気が出る人のことを言うんですよね。まあ第三者が判断する事でしょうけど。

35. Posted by 井脇ノブオ    2006年01月20日 14:11
>少林寺様

>自分が作った組織みたいに言わないで下さい

ああそれは単に少林寺拳法グループとか書くのが面倒だったので「ウチの組織」と書いただけで他意はないです、でも「ウチの」っていうのは「自分の所属している」という意味がありますすから、「私が自分で作った組織」みたいな意味で使っているわけじゃない事は読めば分かるでしょ、とは思ってました。

>私を含めた真面目な拳士

これは語弊がありますね。すいません、もともとは女拳士様の「真面目な拳士」との記述が、個人的な意見を拳士の総意のように言われたくないという思いがありましたので、それに対する皮肉でこういった表現を使ったつもりだったのです。別に私が自分を真面目な拳士だと思っているわけじゃないです。ひねくれた書き方で誤解を招きました、お詫びします。

36. Posted by 井脇ノブオ    2006年01月20日 14:12
>あなたに人の国語能力がどうとか言う資格は無いと思います

いや、本当にその通り。どうもすいません。
でもあなたは非常に国語能力がありますからその揚げ足取りな読解力を自画自賛して頂いて宜しかろうと思います。

37. Posted by どーでもいいですよ♪    2006年01月20日 18:41
ここも2chっぽくなってきたなーw

38. Posted by 少拳士    2006年02月01日 00:59
本部がどーだろーがサイナップスが何かよーわからんけどそんなことどーでもいい!
こっちは、普通に少林寺が出来ときゃいいわけで、別に本山にイエスマンでもなけりゃただ純粋に少林寺がしたいだけ。こんなところにビジネスライクな事を持ってこられても別にどーでもいい。変な話、こんなことなら卍つけてやってたときのほうが平和で良かったな。
そりゃ、本山もボランティアで少林寺やってるわけじゃないからそんなことわかってるけど、自分は別に本山にイエスマンなわけでもなく、実際、少林寺してる拳士からしてみると、楽しくやれればいいわけでサイナップスうざいって感じですよ。自分らは、純粋に技法とかが好きで宗由貴が好きなわけじゃないですから。

39. Posted by 道場長    2006年02月01日 08:23
少拳士さま

人にはそれぞれ立場により「少林寺拳法」との関わりを持っております。そして拳士全員に共通して言える事は「皆、少林寺拳法が好き」と言うことです。
道院長や支部長、幹部になれば本部との関わりも生まれてきます。一般の拳士の皆さんが、少拳士さんが言われるように、楽しく少林寺拳法がやれるように、この場で意見の交換を行っております。
サイナップス社にはサイナップス社の本部との関わりもあります。それを「うざい」の一言で済ましてしまい、相手を尊重できない場合、この場でご自分の意見を書き込むのは遠慮していただきたいと思います。

2006年01月18日

世界統一マーク制定とマスターライセンサーその3

少林寺拳法グループが、ライセンスビジネスへの本格的な取り組みに向けて、人員等の体勢を増強することはなかった。

しかし、事は既に動き始めてしまっていたのである。

いくつかの企業は本事業に大変な興味を抱き、本格的な検討に入るところであった。しかし、統一マークの制定について、グループ全体のコンセンサスを得るのはまだこれからである。
内外の道院、拳士の方々は、この件をどう見ていたのであろうか。

一つ、例を挙げよう。
インドネシアは、わが国に継いで少林寺拳法人口の高い国である。VIPたちに日本留学の経験がある人が多く、日本滞在の際に彼らが少林寺拳法を学び、本国に帰って広めたからである。同国では、少林寺拳法が国技といってもいいほどの地位を得ていると知ったときは、私も驚きもしたし、また日本で生まれた少林寺拳法が国境を越えて愛されていることに率直に畏敬の念を持った。

ただ、愛されているが故に、インドネシアの少林寺拳法には独自のスタイルが形成されているのであった。それを変えてまで統一マークを受け入れることには、明らかに強い抵抗を示していた。
このような問題を抱えた状態で事業を進めてしまうと、後でトラブルになることは必至である。マスターライセンサーとして、ライセンス事業のプロフェッショナルたちにどう説明すればいいのだろうか? 
解決を急ぐべく、知財法人と当社は打ち合わせを進めていた。

しかし、事態は思わぬ展開を見せる。
総裁が、統一マーク制定とそれに伴う新道衣・帯の販売を2005年4月から実施すると名言し、道院・支部の拳士の方々に発表したのである。
時は既に10月。冬の足音がヒシヒシと迫っている。

大手企業がこのような事業に参入する場合、ライセンス管理調査(世界商標登録調査とその実態調査)だけでも2ヶ月から3ヶ月を要するのが通例である。
翌年4月のスタートには、到底間に合わない。
にもかかわらず、少林寺拳法グループからは当社に強いプレッシャーがかけられる。公表した以上は実行しなければならないというわけである。

マスターライセンシーとなる企業が決まらなくても事業は進めなければならないとなると、残された方法は一つしかない。
自分でやることである。
2004年11月、当社は自ら世界領域のマスターライセンサシーになることを知財法人に初めて提案した。

この記事へのコメント

1. Posted by 質問致します    2006年01月19日 11:03
マスターライセンサーとありますが。
商標権者は、知財法人さんですよね??
専用使用権者として、各国特許庁原簿に登録されておられるのでしょうか??
それとも、契約上のみの通常使用権者なのでしょうか??
商標に対する権利関係が、いまいちはっきりしないのですが。
問題なければ、ご教示ください。

2. Posted by himi    2006年01月19日 17:54
合掌 拳士です。総裁は明示しないので、お聞きします。@道衣の製造元をワールドにしたのはなぜですか?オザキさんは自社生産工場を閉鎖し、職員も解雇したそうです。そして代理店になった結果、多くの苦情に対応したようです。きっと前川商店さんもでしょう。A道衣の苦情に対して、貴社は具体的にどのように対策を練って、講じたのですか?本部は拳士に対して、道衣の苦情に対する改善要請をしたのに聞き入れてもらえなかったとしていましたが?「代理店に言ってください」は誠意ある対応ではありませんし。少なくとも、私にとって道衣は神聖なものです。決して作業着ではありません。

3. Posted by kempo    2006年01月19日 19:01
製造元はワールドだったのですか?
とてもワールド程の大手アパレルメーカーが造る製品とは思えませんが…。

4. Posted by hiroakinishina@アシスタント    2006年01月20日 13:49
仁科がその2のコメントにまとめて回答させていただきましたが、こちらにも転載いたします。

質問にお答えします。

商標権についてですが

マスターライセンサー(版元)は知財法人であり
マスターライセンシーは道衣・帯の世界領域における生産・販売権 を取得した企業
本契約においてはサイナップス社となります。

従いまして商標権は知財法人にあり、当社は特許庁に登録はしておりません。
契約上の使用者であります。

本文の「ライセンス管理調査」は
貴グループと企業が世界独占製造販売の契約を結ぶ前に行われたであろう
本当に世界中で登録されているのか=本当に世界中で販売できるのか
ニーズはどれくらいあるのか=生産販売計画の重要資料
という事前確認調査のことであります。


次に代理店についてですが

確かにオザキ社・前川商店は知財法人の主張する契約解除を理由に
一方的に代理店契約の無効を主張したばかりか
当社への商品代金も未払いです。
(現在も当社から仕入れした商品を代金を当社に支払わないまま販売をしているのが現状です)

しかし当社としては契約解除は無効であると考えており
従って代理店契約も有効であります。
現在、このことが係争の一つとして裁判をしているわけでございます。
近く結論がでるでしょう。
社会通念上、お客様と直接取引(道衣販売)した代理店が
アフターケアとして、その責務を果たすことは当然であると考えます。
(これは製造元としての責任を回避するわけではありません。)

また日本国内での道衣取り扱いは全てこれら代理店であり
道衣への名前の刺繍、裾上げなど、最終的な工程および
商品の最終チェックもお任せしております。

当社の方でも検品を行っていますが、
不良品が代理店に出ることは十分考えられます。
しかし代理店にて不良品が見つかった際は無償で交換に応じております。
それにもかかわらず今回のような事態となったことは
当社としてはまことに理解しがたいことです。


最後になりましたが
himiさま

@まずワールド社についてですが当社はワールド社とはなんらの契約をしておりません。
製造元はサイナップス社として工場外注しております。
A道衣の苦情に対しては、
生産国である中国での抜き打ち検品であったものを日本での全検品に変更しました。
また道衣の生地・規格の見直しを行い、その結果とともに知財法人の最終承認の下、
(商品の品質・価格の決定権は知財保護法人が有している)協議してまいりました。

先にも述べましたように不良品があった場合は無償にて交換に応じ、その再発防止に努めておりました。
私どもには少林寺グループが弊社が適切な対応をしていないと皆様への告知をしたのか理解できません。
なぜなら商品開発(生地からオリジナル)においての最終承認決定は知財法人です。
また約款上、当社に価格設定の決定権はありません。
オザキ社については工場閉鎖等と暗いイメージがあるようですが、
事実オザキ社は工場閉鎖などにともなう固定費用の削減など合理化ができ、
事業収益は以前にも増しているというのが現状です。
ともに本ライセンス構造になって利益率が上がっていることと考えております。
これについても追って本文にて記述してまいります。
またこれまでに販売した道衣の不良品率についても明確に開示させていただく所存です。

5. Posted by ご回答ありがとうございました    2006年01月20日 14:54
ご丁寧にありがとうございます。
マスターライセンシーというのが、専用使用権であるのか通常使用権のいずれの意味で使用されているのかを知りたかったのです。
特許庁原簿への登録がないとのことですので、通常使用権者ということですね。
了解いたしました。

6. Posted by himi    2006年01月20日 17:04
回答をありがとうございました。回答を見る限り、ワールド社様は一切関与していないということで、このことは誤情報だったようですね。失礼致しました。外注先の企業は明かさないのですか?また、道衣の最終承認の権限を知財法人が持つからこそ、貴社は契約を切られたのではないのですか?いくら検品をしたり、モノを取り替えたところで、製造元が改善されない限り、根本的な解決には向かわないと思ってしまいますが。なので誠意ある対応がなされなかったと言われるのではないでしょうか?拳士に対する本部からの情報は結果論だけなので、「なぜ?」はクリアになりませんし、情報が不足する分間違った情報も出ているかもしれません。貴社のためにも関係情報をできる限り明示していただければと思うので、今後に期待します。

7. Posted by himi    2006年01月20日 17:26
回答をありがとうございました。頂いた回答によると、ワールド様は一切関与していないようで、間違った情報だったようです。失礼致しました。外注先の企業などは明示されないのですか?

8. Posted by himi    2006年01月20日 17:28
続けて投稿したのは、こちらの間違いです。ごめんなさい。

2006年01月20日

世界統一マーク制定とマスターライセンサーその4

コンサルティングの会社がマスターライセンス事業に乗り出すことについては、少林寺拳法グループ上層部でも物議があった。

しかし、待っている時間はない。
まだ承認を受けていない状態で、当社は道衣の試作品の製作を始めた。

というのも、新道衣に使われるハンプ(生地)は一から作り替えることになっているため、開発には最低でも3ヶ月はかかる。2005年4月に間に合わせなければとの責任感からの見切り発車であったが、これは知財法人を含めこの件に関わる者たちすべての共通認識でもあり、試作品製作の作業は、元製作・販売会社の協力を得て知財法人と共同で行った。

したがって、2004年12月27日に全世界領域の道衣・帯・法衣のマスターライセンシー承認を当社が受け、契約にこぎ着けたときには、試作品はある程度形ができてきた状態であった。
テストは、発注先の企業だけでなく、多度津の本部でも数回にわたって行われた。品質についての最終的な承認権限はあくまでも知財法人が有しているからというだけでなく、4月のスタートに向けて、知財法人も、期せずしてマスターライセンシーとなった当社も、連携を密にして懸命に努力していたのである。

さて、ここで時間は2005年4月に飛ぶ(順を追って記述していく予定で書き始めたのですが、皆さまのご希望に応えたいのと、「これを早く言っておきたい」と思うことが次々と出て来たりもして、計画通りにはいきませんが、どうかご容赦ください)。

統一マーク施行され数週間となったある日、私は総裁とともにインドネシアに飛んだ。同行するのは、知財法人の顧問弁護士と職員、そして当社社員である。

当社は、マスターライセンシーとして、欧州・米国・アジアへの説明について知財法人と話し合いを重ねていた。当社はすべてのエリアに説明の必要があると認識をしていたが、第一にインドネシアの名を挙げたのは知財法人の意向であった。
マスターライセンスの仕組みを説明し承認を求めるため、私たちはインドネシア連盟幹部と接見した。
インドネシア連盟に総裁・顧問弁護士・サイナップス社 仁科他2名にて面会した内容の詳細は次回記述することをお約束いたします。

この記事へのコメント

1. Posted by どうも拳士です。    2006年01月20日 15:34
>試作品製作の作業は、元製作・販売会社の協力を得て知財法人と共同で行った。

興味深く読ませていただいております。一つ質問が有ります。

元製作・販売会社の名称は出せないのですか?
現製作の間違いでしょうか?
ということはOZAKIや前川商店ということでしょうか?

>不良品があった場合は無償にて交換に応じ、その再発防止に努めておりました。
>最終承認決定は知財法人です。

御社が努力されていたのは理解しました。
最終決定は知財法人とありますが、そのころでさへ、知財法人は数人でその決定を行っていたのでしょうか?

2. Posted by どうも拳士です。    2006年01月20日 16:25
もう一つ聞かせてください。

少林寺拳法連盟本部の公式ウェブサイトの作成にも御社は関わっているのでしょうか?

3. Posted by himi    2006年01月20日 17:50
本部(知財法人)は、道院長・支部長を含めた拳士に対して詳しい情報を明示せず、殆どは結果ばかりです。そして結果的に部外の方とこんな状況になってしまったことが私は悲しいです。開祖が見たらなんと言うでしょう…。私は、貴社が悪い!本部が悪い!と言うような単純な問題ではないと思っております。ただ、早く解決して欲しい。しかも今更ながら、できるだけ円満に。そう思っています。ですが、一拳士として、ことの成り行きはできる限り詳しく知りたいです。それは本部には期待できないので、このブログは有り難く、今後に期待しています。このブログについて「私述」とありますが、仁科様の主観的・個人的な部分があってもおおいに構わないと思います。よろしくお願い致します。(このブログ、本部の関係者は見ているのでしょうか…)

4. Posted by 道場長    2006年01月22日 12:15
仁科社長様
基本的な事を確認されて下さい。
このブログのコメントは「サイナップス社」の総意、即ち企業としてのコメントなのか、仁科社長個人的なコメントなのか、どちらでしょうか?

そして、次に
本部の方針→サイナップス社による、具体的な方法の提示→本部の承認→実行
この図式が見えてくるののですが、御社はその都度の案件に対し、改善が必要とされる組織的な問題点や社会通念上懸念される問題点の提示はされたのでしょうか?

5. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年01月23日 20:55
どうも拳士です。 さま
himi さま
道場長 さま

ご質問にお答えいたします。

1.知財法人の人員の増強が行われたのは2005年夏ごろで1名の男性職員が配置されました。

2.少林寺拳法連盟本部の公式ウェブサイトの作成に、当社は一切関与しておりません。

3.このブログは右上にある「概要」に述べたとおり私述でございます。

4.少林寺拳法グループへの提案については
その都度、提示させていただいた事項について実行・未実行があります。
特にマスターライセンサーであることについての責務
(商標権の確定やグループ内への告知と認知義務・模造品の防止)等は
ライセンシーを取得した企業への責任とそのリスクについて再三ご提示して参りました。

承認→実行についてはある種『聖域』に入る最初の事業ですので
先方がその都度、承認を求めるプロセスは自然なことと考えておりました。

2006年01月26日

インドネシア会議 その1

2005年4月19日、私は当社の社員とともにジャカルタ日航ホテルにチェックインした。
ジャカルタ滞在は初めてであったが、蒸し暑い東南アジア特有の街のにおいが鼻腔を刺激した。
空港のイミグレーションを出る際には、早くも特有の“攻撃”を受けた。
ポーターが、荷物カートを3メートル押しただけでチップよこせと言う。
もちろん、支払うよしもない。

翌日、総裁、担当社員、顧問弁護士に、私と社員の5名によるランチミーティングで、事前の打合せをおこなった。

ジャカルタに来た当社の目的は二つである。

インドネシア連盟幹部に対して、少林寺拳法本部から、当社が世界領域の道衣・帯・法衣に関するマスターライセンシー(販売権・生産権)となったことを紹介してもらうこと。
加えて、インドネシアエリアへのサブライセンス(生産・販売)を受けてもらうためのプレゼンテーションである。プレゼンテーションの内容は、ライセンスの構造説明とサブライセンスを受けたときのビジネスモデルの概要説明となる。

しかし、ことはそう簡単ではない。
知財法人から前もって概要を説明してもらったところでは、少林寺拳法インドネシア連盟は独自のマーク(鳥のキャラクター)を設定し、これを付けた道衣・帯だけでなく、バッグやTシャツなどのマーチャンダイジングも展開している。
本部は無許可である。

“困ったものだ”というぼやきが、知財法人でも聞かれた。

東南アジアのこのエリアは、周知のとおり知的財産に関する認識がもともと低い。
かといって、10万人とも15万人ともいわれるこの市場を抜きにしては、世界領域のマスターライセンスビジネスは成立しない。経済バランスが日本や欧米諸国とは大きく異なることも考慮して、当社は、サブライセンスを提案する商品を、販売予定していた海外モデル(廉価版)と決めていた。

しかし巨大な会員組織を有しているインドネシア連盟は強い発言力を持っている。
少林寺拳法を国技にまで押し上げた功績のある元日本留学生の同国VIPたちは、インドネシア国内における少林寺拳法について大きな誇りと自負を持っていた。
後の記述でふれるが、私たちが会見した方々は、どなたも髪がだいぶ白くなった年代に達してなおも一国を担う眼光の鋭さを持っていた。
そして、総裁に会うなり、私にとっても既に見慣れたものになった合掌による挨拶が自然に行われていることに、少林寺拳法の世界的パワーを知らされた。
本事業で最初に訪問した外国であっただけに、その印象は強烈であった。

会議は日航ホテルの会議室にて午後より開催された。
先方は5名。いずれもインドネシア国家を代表する方々であった。

この記事へのコメント

1. Posted by himi    2006年01月26日 23:16
合掌
 以下のことについて、お考えを聞かせて頂きたく思います。
 確か、道院長支部長宛ての全国通達だったと思いますが、本部は、「道衣に関して、全国からクレームが相次ぎ、それに対しサイナップス社へ対応と改善を再三要求していたが、誠意ある対応と解答を得ることが出来なかった。だから、契約を破棄した。」と確かに明示しました。
 このブログ上で「この度のことは当社としては遺憾だ」とありましたが…。貴社から頂いた回答に、「商品開発(生地からオリジナル)においての最終承認決定は知財法人」とありました。今回の契約破棄は、だからこそ下した当然の処置だったと思います。違いますか?いかがでしょう?

2. Posted by 少林寺    2006年01月27日 11:48
himi様
私も同じ意見です。本部に道衣や帯などの全国からのクレームの連絡がありその事をサイナップス社に対策を要求していたのにも関わらず対応がなされていなかった為、本部がサイナップス社に対して契約破棄という処置をとったのは当然の事だとは思います。ただ、サイナップス社だけの責任だけでは無いと思ってもいます。本部の一方的な解約もいけないと思います。ですが、一方的な解約をされると言う事はやはり対応がなされていなかったのかなと考えました。どうでしょうか?

3. Posted by 道場長    2006年01月28日 09:19
私は二名の方とは若干考えが違います。
本部の「対応を要求」とありますがこれは、「対応を協議」の誤りではざいでしょうか?
最終的に「新道衣」を承認したのは本部です。
今後の仁科社長のブログで記されると思いますが、クレームに対し「本部」と「サイナップス社」との間で協議されたのでしょうか?
極端に言えば「お前(サイナップス社)」が作った物をだから「お前」が責任を取れ!では一方的すぎるとは思いませんか?

4. Posted by 道場長    2006年01月28日 09:34
仁科社長にお聞きいたしますが
この年の「ジャカルタ合宿」には、財団の新井会長、世界連合の宗先生、本部道院の川島先生他が参加されていたと思います。
今後のグループにとって「大きな意味」を持つ会議の席に新井会長が出席されていないようですが、その理由がお分かりであればお聞かせ下さい。

5. Posted by 女拳士    2006年01月29日 00:18
そうなんです。新井会長は今回の告訴相手にはなっていないのです。おかしいですよね。組織を相手にビジネスを展開しようとしていた人が何故、代表でなく理事という個人を相手に告訴されたのでしょうか?宗教法人はなぜか代表になっていますが。こうしてみると組織と組織ではなく俗人的なビジネスを考えられていたように見えますね。サスペンス映画じゃあるまいし、長い長いプロセスは抜きにして早く、何故こうなったかという核心部分の記述が待たれるところです。

6. Posted by 少林寺    2006年01月30日 11:41
最終的に『新道衣』のGOを出したのは本部ですが、クレームに関しては別だと思います。サイナップス社だけの責任とは思いません。道場長様がおっしゃられるように本部とサイナップス社がクレームに関してきちんと話をされたのでしょうか?ジャカルタの合宿についても新井会長が何故、出席していなかったのか、告訴にあがっていないのか私も気になってたんです。本部からもどういう状況になっていいるのか、今後の考え等を報告してほしいものです。拳士も少林寺拳法グループの一員です。知る権利はあると思います。

7. Posted by 道場長    2006年01月30日 16:49
もしこのブログをご覧の方で「グループ内部の事情」に詳しい方がいらしたらぜひ教えて下さい。

仁科社長のブログにおいて、サイナップス社とグループの関わりは「知財法人」が窓口になっております。

現在知財の職員は総裁も含め3名だと聞いております。

諸々の案件において「知財」「宗教」「財団」「学校」「世界連合」の間で協議されたのでしょうか?

8. Posted by なが    2006年01月30日 20:00
ある人物(先生だった人)の紹介でサイナップス社が少林寺拳法グループと仕事をすることになったと聞いています。
少林寺組織とサイナップスをつなぐ人物がいたのではないですか?
あまりその辺のことがかかれていないようですね。
どうでしょうか?はっきりしていただけないでしょうか?

9. Posted by 真の勇者    2006年01月30日 23:13
確かにこの組織を宗家や一部の特権階級の人達が自己の利益のために利用しているという噂はあります。真摯な道院長や支部長は、正直者が馬鹿をみない世の中を造ろうという呼びかけに賛同して、正業を持ち、殆ど無報酬で人生の大半をこの運動にエネルギーをつぎ込んできたのです。しかし、その人達も高齢がゆえに御身大切にと保身が働き、不正を見て見ぬふりをしているのも現実です。古い大先生方、後世に禍根を残さぬためにも此処は勇気を持って組織の大掃除をしたらどうですか。

10. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年01月31日 01:52
ご質問にお答えします。


himiさま

「クレーム」「不良品」等の言葉が、事実が明確にされないまま一人歩きしているようですが、貴殿はクレームがどのくらいの割合で出ているかご存じでしょうか?
何パーセントかご存知でしょうか?正確な数値を回答させていただく所存です。
おそらく大手のアパレル会社と同程度の数値なるかと存じます。
本数値につきましては当然のことながら一切の虚偽がないことをお約束させていただきます。

もちろん、お買いあげいただいた商品が不良品であったお客様にはお詫び申し上げます。当社もできるだけ迅速な交換を心がけておりました。
不良品がゼロならそれに越したことはありませんが、現実問題としてむずかしいものがあります。そのために、さまざまな対応策を設けております。

販売代理店であるオザキ社・前川社によるチェックもその一つです。
販売者がお客様に商品をお引き渡しする際に、不良品をチェックするのは当然の責務と考えております。契約にもそのように定義されておりますし、ネーム刺繍やサイズ直しの際にその時間は充分にあるはずです。
不良品があれば、代理店が発見して当社に返品するのが本来の形であり、お客様にご迷惑がかかるような事態は防げるはずなのです。

また、「最終決定承認権を持つ知財法人がマスターライセンシーとの契約を破棄するのは当然」とおっしゃっているのだと思いますが、このたびのような重大な問題に関しては、契約書に「互いに協議の上」で決定がなされると記載されています。
単なる一外注業者であるならば、一方的な契約破棄に対しても理解の余地はあるでしょうが、これまでのコメントでも記述して来たように、商品開発にも共同で当たり、多額の契約金ならびにロイヤルティも支払って来たパートナーであるというのが当社のポジショニングです。
「不良品」問題についても、検品に当たる連携の不備によるところが大であったと見て、体制の強化を話し合っていこうとしていた矢先に突然なんらの事前連絡もなく解除通知が来た次第です。
これは、明らかに契約違反であり、商道徳からも社会通念からも大きく逸脱した行為です。

このテーマのコメントに関しましては、本回答を最後に遠慮させていただきたいと存じます。


道場長 さま
新井会長は、本件についての知財保護法人の理事であるため、重要な決議事項は理事会(取締役会)にての採決にはご参加されていることとは存じますが、インドネシアに来訪されなかったことにつきましては当方には何ら説明はございませんでした。


女拳士 さま
相手名義が組織であれ個人であれ、今回の告訴の目的はビジネスです。「俗人的」の意味するところがよくわかりませんが、私怨のため等でないことは確かです。

少林寺拳法グループは、法務局登記上の団体名では複数の団体構成になっておりますため、裁判では本提訴形式となっています。
財団と知財法人につきましては、宗総裁が実質的に各団体を統括していますので、宗総裁名義にて提訴しております。
宗教法人につきましては、その他の団体とは役割がだいぶ違うため、代表名義にて行っております。


道場長 さま
弊社の窓口は知財保護法人であり財団(本部多度津)とはクレーム等々については知財保護法人が窓口になるので、一切、直接の折衝はしないようにといわれておりました。
情報の流通は以下のとおりです。

本部⇔知財保護法人⇔サイナップス


なが さま
詳しくはお答えできませんが、そのような方(少林寺拳法の先生だった人)の紹介ではありません。

11. Posted by 女拳士    2006年01月31日 13:23
>財団と知財法人につきましては、宗総裁が実質的に各団体を統括して・・・

 知財は総裁が代表ですが財団は新井会長が代表なのです。財団の役員は総裁は理事にすぎないのに会長を差し置いて実質的な統括というのが解りませんね。何のためにグループ分けしたのか理解できなくなります。
 この組織は貴殿が記述されているように民主的な意思決定機関が欠如しているように感じられたということでありますが、実質的に決定権が組織のルールを無視されたものであるならばそれを俗人的というほかないのです。

12. Posted by himi    2006年01月31日 14:43
合掌
 よく分かりました。クレームについてはあくまで口コミですが、その他色々と失礼しました。ごめんなさい。回答をありがとうございました。

13. Posted by 道場長    2006年01月31日 18:46
私の表現が曖昧だったため内容が正しく伝わっていないようですのでもう一度書き込み致します。
私の記憶では、2005年2月のジャカルタ合宿には新井会長他本部の多くの先生が参加されています。
しかし、仁科社長のブログにあるようにインドネシア連盟との会議の席には参加されております。
新井会長がその場(インドネシア)におりながら事前のランチミーティングにすら参加されていないのが不思議でその理由が理解できません。

14. Posted by 道場長    2006年01月31日 19:15
お忙しい中、ご解答ありがとうございます。引き続きご質問です。ご解答の中に

>クレーム等々に〜直接の折衝はしないようにといわれておりました。

とありますが、これは以前もそうなのでしょうか?新井会長や鈴木代表、山崎校長との面識はおありだったのでしょうか?
今後のグループの目指す姿について諸先生方のお考えをお聞きになられる機会はあったのでしょうか?
それとも、名刺交換程度の面識なのでしょうか?

15. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年02月01日 08:48
道場長さま
お答えいたします

鈴木代表と山崎校長は本部多度津にて名刺・意見交換をいたしました。
新井会長につきましては幾度となく様々な打合せを重ねさせていただきました。

余談ですが、新井会長と最初のご面識をいただいた際、品性をお持ち合わせの
人格者というファーストイメージを記憶しております。


ジャカルタ合宿につきましては当社がインドネシアを訪問した時期と合宿が同じであるかの情報がないのでお答えできません。

16. Posted by 道場長    2006年02月01日 17:38
ご回答ありがとうございます。
私の資料を調べましたところ、ジャカルタ合宿の期間は2月10か11日から4日間となっておりました。

17. Posted by 少林寺    2006年02月03日 11:53
販売代理店にてチェックとありますが、代理店がチェックをするのでは無く、サイナップス社が代理店に出荷する前に『道衣・帯・法衣』等の不良チェックをした上で販売代理店『オザキ・前川商店』に出荷をするのではないのですか?
不良品を代理店がチェックして返品をするのはおかしくないですか?代理店に出荷する時点で不良品があってはいけないですよね!どうでしょうか?

18. Posted by hiroakinishina@アシスタント    2006年02月03日 18:13
少林寺 さま

おっしゃるように当社でもそのような体制をとっております。
当然、代理店でのみチェックをしているわけではございません。

先に仁科の書き込みに
〜さまざまな対応策を設けております。
販売代理店であるオザキ社・前川社によるチェックも「その一つ」です。〜

とありますように、当社でも工場における検品、品質チェックなどをしております。
もちろん不良品ゼロを心がけていますが、現実問題としてチェックもれが出ることがございます。

そこで、お名前の刺繍や裾上げ等の最終工程も担当されている代理店にお客様にお渡しする前の最後のチェックをお願いしております。

19. Posted by P.M.    2006年02月04日 02:23
今回の件について、御社に非がない点を証明するためにも、御社製品の不良品発生率をできる限り早い段階で公表した方がいいと思います。一般には、御社製品の不良品発生率の多さと、それに伴うクレーム対応の拙さが契約破棄の主因であると理解されているようですので。

また、商品引渡し時には不良品でないとしても、武道着というものは日常的に突いたり蹴ったり掴んだり投げたり、そしてよく汚れますから頻繁に洗濯する関係で、一般衣料とは比較にならないほどの耐久性が要求されますが、耐久性という観点からみると明らかな不良品とはいえないまでも、一部商品に旧製品に比べて品質的に劣ると思わるケース(数回の洗濯で糸が解れ始めるなど)もあるようです。

もちろん、不良品とまではいかないので御社が返品に応じなくても法的には問題ないのかもしれませんが、買った人は「前の会社の方がよかったのになぁ…」と思うかも知れません。

20. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年02月07日 17:33
P.M.さま

不良品発生率につきましては、ご指摘の通り公開いたしました。
調査のため発表まで時間がかかってしまい、申し訳ありませんでした。

道衣の耐久性につきましては、当初より重要な要件として認識し、開発に取り組んでまいりました。
製品は、検討を重ね、知財法人の承認を受けて販売を開始したものでございますので、クオリティには不備はないものと承知いたしております。

生地織りレベルからの変更を決定した経緯については、追って記述してまいります。

「前の会社の方がよかった」との声が拳士の皆様から上がることは残念ですが、試作段階で皆様のご意見・ご要望をお聞きしたり、モニター期間を設けるなどすれば、このような事態は防げたのかもしれません。しかしながら知財法人より道院・支部への接触は硬く禁じられており、実現にいたりませんでした。

当社としても、製品のさらなる改善、クレーム対応の充実に向けて、知財法人に話し合いを求めていたところであり、現在のような状況になったことを不本意に思っております。

2006年02月01日
インドネシア会議 その2

会議はまず、総裁から当社の紹介があり、次に統一マークのことについて説明がなされた。

先方の言い分はこうだ。
「連盟を脱退するつもりはないし、足並みはそろえていきたい。しかしながら、マークについてはスポーツ省に相当する国管轄の理事会で決定したので、統一マークへの変更はできない」

インドネシア連盟が使用するというマークは、統一マークに似ているといえば似ていなくもないデザインである。しかし、色が微妙に違っており、ソーエンの絵柄の下のロゴが、“Shorinji Kempo”でなく“Kempo”とだけ記されている。
何でもインドネシアでは、少林寺拳法は“Kempo”の呼称で通っているためらしい。

もっとも考えてみれば、開祖の思想に胸うたれた指導者たちが、半ばボランティアにて外国で普及させたインドネシア少林寺拳法である。

相手の視線からみれば、「そのぐらいはいいではないか」という気持ちもわからなくはないと私自身は思った。
いずれも政府高官などの地位にある連盟幹部たちは、眼光鋭く自信に満ちた口調である。

しかし、それでは当社としては困るどころの騒ぎではない。
海外拳士の75%近くを占める同国が統一マーク(ライセンス構造)をコンプライアンス(協力・了承)できないのは、本ビジネスの根幹を揺るがすことだからだ。

総裁としても、世界統一マークと謳っている以上、無許可マークを容認できるわけがない。
こうして当社を伴ってジャカルタにまで来たからには、本部からある程度の根回しができているものと私は考えていた。難色を示しながらも、最終的にはインドネシア連盟も同意するに至るのであろう。そのように環境を整備するのが、マスターライセンサーとしての当然の責務である。

にもかかわらず、先方はあくまでも「理事会での決定」を楯にとり、仮に統一マークを受け入れるにしても向こう2年間は無理だという。マスターライセンシーを取得し、その上で訪問している当社としては驚きであった。

その後、当社よりサブライセンシーの構造を説明した。構造自体は理解をいただいたが、サブライセンスの受け皿になるような企業の調査などに6ヶ月間くらいの時間がほしいとのことだった。

統一マークの施行については、なおも議論がなされたが、平行線状態が続いた。


会議は決裂するかに思われた。


しかし、私の驚きは、それだけでは終わらなかった。
同意に至ったのである。

ただし、本件については半ば封印するような結論であった。

その内容は以下のようなものである。

・インドネシア連盟は、統一マークもインドネシア勝手仕様のマークも使用しない
・インドネシア国内では、次の理事会の決議まで旧来の卍を使用する
・世界大会等では統一マークのワッペン等で対応する

総裁は、統一マークの使用を最後まで主張し通すことがなかった。
グループのリーダーとしての責務もマスターライセンサーとしての責務も放棄したと言われても、反論はできないだろう。
そしてこの瞬間、当社はインドネシアエリアでのスタートアップ時における商機を失った。

頼みの綱ともいうべきは、サブライセンスの受け皿企業について調査するという先方の言葉であった。しかし、結果が出たら知財法人経由で入るはずであった報告は、6ヶ月が経過しても一切なかった。


この記事へのコメント

1. Posted by 質問です    2006年02月01日 11:49
改めて質問させていただきますが、使用者であることを、商標原簿に登録されてないんですよね。
マスターライセンシーが、サブライセンシーとして商標権の使用許可ができるのでしょうか??
マスターライセンシー及びサブライセンシーにおける権利範囲がはっきりしないのですが。
それとも、著作権法でのお話なんでしょうか??

2. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年02月01日 22:18
質問です さま
お答えいたします。

@当該マスターライセンシーの定義
全世界領域における胴着・帯・法衣の独占的販売権・生産権を示すものです。

Aサブライセンシーの定義
マスターライセンシーが当該販売権・生産権を定めた物理的領域(この場合インドネシア全域)にて当該権利を再販・委託した先の企業・団体を指します。

B貴殿のご質問の使用者とありますが当該権利を定められた期間、マスターライセンサー(知財法人)より当該権利の貸与を受けているということになります。本契約においてはマスターライセンシーの地位そのものを転売不可の条件項目があります。

3. Posted by 質問です    2006年02月02日 13:26
仁科様
まずは、ご回答ありがとうございます。

ご回答頂いた独占的販売権・生産権は、単に契約上でのことですね。
それとも、いずれかの法律によって第3者対抗要件として保護された権利なのでしょうか??

4. Posted by 道場長    2006年02月02日 18:36
その都度のご丁寧なご回答誠にありがとうございます。

ヨーロッパはいかがだったのでしょうか?
やはり訪欧しお話をされたのでしょうか?

余談ではありますが、現在ジャカルタにて「インドネシア連盟設立40周年記念式典」が開催されております。

5. Posted by s    2006年02月02日 20:09
総裁は、統一マークの使用を最後まで主張し通すことがなかった。

おもしろいですね。不思議ですね。

6. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年02月03日 00:24
質問です さま

通例では、アパレル関連のライセンス(知的所有権等)契約にて、第三者対抗要件等を登記に反映するようなことは、諸外国も含めございません。

“単に契約だけ”とのことですが、おっしゃる意味が理解できません。なぜなら、契約は国の内外を問わず商取引において最重要事項であるからです。

この件につきましては、上記2. の回答に記述の通りですので、これをもちまして最終の回答とさせていただきたく存じます。


道場長 さま

「まずはインドネシアから」という総裁・知財法人の方針で当初の予定よりかなり遅れましたが欧州のほうも訪問しております。
当社は欧州・米国法人の設立準備をしておりましたので、欧州に関してはご説明会を欧州のUK・フランス・イタリアにて開催してはどうか?と、知財法人に2月の段階で提案しておりました。

7. Posted by 質問です    2006年02月03日 09:27
仁科様
ご回答ありがとうございました。
そうですか。
知的所有権との記載でありますので、商標法との関わりを教えていただきたかったのですが。
ご回答が終わりとあれば、仕方がありません。
商標の国際登録が、マドリッド・プロトコルで、条約に参加している各国に反映されるはずだったりするのですが。
そういったお話は、後々にでてくると期待しております。
契約は、確かに重要事項でありますが、法律が基本に成り立っていると、学習してきたのですが??
と、ここで議論しても仕方がないです。
貴社の益々の反映をお祈りいたします。

8. Posted by さいば    2006年02月03日 16:10
民事告訴された件はその後どのようになっているのですか?
裁判所において話はすすんでいるのでしょうか?

9. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年02月04日 08:11
さいば さま

裁判は本訴に移りました。
概況でごいますが、各相手方における第一回の公判が行われました。
裁判の詳細につきましてはコメント欄では控えさせていただきますのでご了承いただけましたら幸いに存じます。

2006年02月02日

訂正とお詫び

総裁と当社がインドネシアを訪れ連盟幹部と会談したいわゆる「インドネシア会議」の日程に誤りがありました。

これまでは2005年2月と記述しておりましたのは当初会議が予定されていた日程であり、知財法人の都合で二度ほど延期され、実際には4月19日〜21日の訪問でした。

確認を怠りましたことをお詫びいたしますとともに、ブログ本文を訂正させていただきます。

この記事へのコメント

1. Posted by 道場長    2006年02月04日 09:20
仁科社長様

前略、このご質問をどの記述に書き込みしようかと考えましたが、道衣類といった具体的な事ではないのでこの記述に書き込みを致します。
御社とグループとの正式な関わりから本日に至るまでの経過でいくつかご質問があります。
02年に正式に関わりを持つ 03年10/31知財設立  知財法人は設立はグループ独自の考えなのか御社のアドバイスによる物なのか?
04年10月 本部、卍から統一マークへの移行を発表 この巨大プロジェクトの発案者は誰なのか? 実際は04年1月の時点で既に「楯卍」が「変わる」事は本部内職員の間では周知されていたようです。

文字数節約の為、要点のみを書きました。失礼な書き方ですがご了承ください。

2. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年02月04日 19:53
道場長さま

02年の後半だと記憶しておりますが、商標等・知的所有権を生かしたライセンス構造事業の草案は提案させていただいておりました。また当時より60周年と卍の改変の計画については伺っておりました。
知財法人のような(法人として営利追求可能)別法人については当方のアドバイスではありません。

2006年02月04日

道衣等の不良返品交換率について(2005年4月〜9月)

道衣等の不良返品交換率についてお知らせします

@レギュラーモデル総売上22241着のうち当社で返品交換をしたのは20着→0.08%

Aデラックスモデルは824着のうち当社で返品を受けたのは38着→4.61%
(デラックスモデルにつきましては、統一マークの位置についての修正です。マーク位置は協議して決定したものですが、これに対するクレームです)

B総合計は26253着中58着です→0.22%

このほかにお電話、ファックスにてのお叱りをお受けしております。
少ない数字だからいいと考えていたわけではございません。
ご迷惑をおかけしたみなさまには深くお詫びいたします。

当社は、この状況を改善すべく9月からは出荷時に日本企業による全品検品を開始しました。その結果、返品、クレームは著しく減少いたしました。

販売代理店ならびに本部へのクレーム件数及び詳細は、問い合わせておりましたが回答をいただいていないため把握しておりません。したがって、上記の数値には含まれておりませんことを念のため申し添えます。

不良品・クレームの原因としては、検品体制の不備、マーク位置決定の際のミス等多岐にわたっており、当然、マスターライセンシーである当社にもその一端はございます。ただ、原因の100%が当社にあるとするのは事実に反しますし、到底受け入れるわけにはいきません。
また、本共同事業が始まる当初、どのような事業体でも新事業にはリスク、トライアンドエラーは必ず発生するものと両者ならびに販売代理店共通の認識はあり、相互協力のもとそれぞれの役割を十二分に発揮し対処していく構えでありました。問題点の解決について、当社がマスターライセンシーとして積極的に取り組んでおりました点につきましても重ねて申し添えさせていただきます。


この記事へのコメント

1. Posted by himi    2006年02月05日 18:22
合掌。
 検品体制を改善してからクレーム等が著しく減少したとのことですが、検品の時点で「これは販売できない」と外したものはどれくらいあったのですか?

2. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月06日 22:54
仁科 様

昨年末からこのブログに目を通させていただいております。
やはり些少ながらも少林寺拳法に関わる者として貴社と少林寺との一連の事件(?)は気になるところなのが正直な所です。
何処の項目に書き込んだらいいか分からず、失礼とは思いましたがとりあえず一番上の記事にコメントさせていただきます。
とま〜前置きはこの辺にして、
過去の書き込みを見ていると皆様大人なんですね、ま〜読んでてめんどくさいことめんどくさいこと・・・難しい言葉を使えばい〜ってわけじゃないでしょうがっ!
というわけで自分はまだまだ子供なため稚拙な文で失礼させていただきますね。

3. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月06日 22:57
続き・・・・
じつは昨日連盟の集まりにおいて本部の鈴木代表から今回正式に裁判が始まることとなったと聞きました。そのときの話では、裁判所の勧めで和解のテーブルについて幾度か話し合いをし和解を進めてきたさなか何の前触れも無く告訴されたと言っておりました。(鈴木代表も被告になっているとのことでした)話の詳しい内容は長くなるので全部は書けませんが、要約すると・・・続く

4. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月06日 22:58
続き・・・・
サイナップスというま〜わけの分からない会社にだまされた・・あっちのブログでは嘘ばっかりだから信じない様に・・こちらは契約の条項に法って行なっているのに起訴された・・こっちも訴えられたんなら受けてたつ・・やるんなら絶対負けられない・・不良品を摑まされた人は裁判のときの証拠になるので知財のほうに一報寄こすように・・等々、話はききましたが、ちょっと耳を疑うような内容でした。一企業が(専任の弁護士もいるでしょうし)裁判を起こすときにそんなやり方をするのかと疑問に思います。
もしよろしければ提訴にいたった経緯等をサイナップス社側の視点からの説明していただけないでしょうか?
以上、
お子様な文章で申し訳ありませんm(__)m

5. Posted by 女拳士    2006年02月07日 09:59
野方支部の道場長さま
初めて本部の見解というかコメントらしきものが出てきましたね。連盟の集まりとは何だったのでしょうか?鈴木代表が訳の解らない会社にだまされた・・・と言ったとは、信じられないことを言いますね。マスターライセンサーは知財なのに、だまされたというそんな無責任な言い方はないでしょう。もう少し詳しく記述をお願いできませんか。本部、知財側の情報があまりにもなくて、皆さん知りたがっているでしょうし、全国の拳士は知る権利があると思います。

6. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月07日 13:54
女拳士 様
「本部、知財側の情報があまりにもなくて、皆さん知りたがっているでしょうし、全国の拳士は知る権利があると思います。」と僕も思うのですが・・・まあ裁判の途中であれば本部側が言葉少ななのもしょうがないのでは無いかとも思いますが、僕も一般の拳士なので(ま〜はっきり言って下っ端です)皆さんと同じく殆ど知らないに等しいですし、今回の集まりも身内の集まりで少林寺関係者だけでしたからあ〜ゆ〜言い方になったのかもしれないですし・・・殆どの拳士は今回の件自体を知らないと思います、盛り上がってるのはネットだけかも知れないですしね。

7. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月07日 14:15
そ〜ゆ〜僕も昨年中に道着を購入しましたが決して納得いくものではありませんでした、けれども「ま〜しょうがないや」って感じですからサイナップス社に怒りを感じてるわけでも、本部に憤りを感じてるわけでもないですしね〜。
ただの好奇心ですから(^_^)y
でも今回の鈴木代表の話の中で僕が感じたことは「ずいぶん感情的なものの言い方をする人だな〜・(話の内容は)うさんくさいな〜・少林寺は裁判好きだな〜」ってかんじですかね。

8. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月07日 14:35
でも10年前に作った50周年誌の時もそうでしたが60周年を迎えてまたか〜って感じですね。
他の方の書き込みでは少林寺は宗門の行だからうんぬんとかありましたが、まさにそうだと思いますよ。仮に本部を一企業としてみた場合どうなのかな?一般企業の第一線で活躍してきた人間がヘッドハンティングで本部に行くって事はあるのかな?僕だったら行きませんね^^;全てがそうではないと思うけど、大学や高校時代拳法やっててのめり込んじゃって本部で働きたい!ってゆ〜人が殆どではないのかな?本部に行けば少林寺やって高段者になってただの職員なのに本部に来た拳士からは先生々って呼ばれて・・・まあ一般人からは考えられないですね。

9. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月07日 14:47
本部職員で先生って呼ばれる人って山崎校長と武専の講師くらいじゃないの?って思うんだけど。私感だけれども、一般の人は企業理念や業務内容等で会社を選ぶと思うんだけど本部で働いてる人たちって企業理念って金剛禅でしょ、あとは学生時代に本部で働きたいって思うくらい少林寺に傾倒しちゃった人かなって思うんだよね。そうゆう人たちがやってる会社なんだからって考えれば・・・って思うのですが、どうだろう?組織を大きくして扱う資本も大きくなって、こけたときの負債ももちろん大きくなって・・・そのしわ寄せは何処に来るのだろう?

10. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月07日 15:01
よく友達と話してると(酒はいってます)「そんなんだったらやめりゃ〜い〜じゃん」って言われるんだけどホントにそうなんだよね、でも長くやってるとなかなかそうも行かないのよ、金剛禅の教えとか本部の方針に感銘を受けてるんじゃなくって、尊敬してた先輩や慕ってくれる後輩やそ〜ゆ〜思い出や思い入れがあるからね〜。
へんな言い方かもしれないが少林寺って全国の拳士(客)に技術や場所を提供してお金を稼いでるのではなく、拳士(株主)から資本を集めて運用して成長してるって感じるのよ、ただ株主総会はないし役員の解任の権利も無いけどね。
だからサイナップスさん!あんまり高額な賠償請求しないでね、ある意味払うのは僕たちだから。

11. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月07日 17:13
PS.ココで言うことではないのだけれども・・・
本部が最近しきりに会報等でも「原点回帰」と言ってます、なぜ原点回帰なのか?先の集まりの中で鈴木代表が原点とは「人作り」だと言っていた、すると原点回帰と言う事は今現状では人作りの組織では無くなっているということを意味していることが解っているのだろうか?初心を忘れずなら分かるのだが、原点回帰とは今までやってきたことが当初の目的から外れていたという意味以外にあるのだろうか?間違ってるとしたらど〜ゆ〜風に間違っていたのか、本部の体制か?各支部・道院のやり方か?本部は一体何が言いたいの?ただかっこい〜ってだけでそ〜ゆ〜言い方したのならちょっと・・・

12. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年02月07日 17:17
ご質問にお答えいたします

himiさま
即答できる範囲で申しますと、大まかな数字ですが、中国検品場にて3%から5%の製品に不良がありました。正確な数字がわかればご報告いたします。

ただし、この件については、返品交換数を発表いたしておりますし、問題の全容を早く明らかにしてほしいとのご要望も多いため、本文の記述の方を優先させていただきたいと思います。

なお、9月以降の道衣の生産から販売までの工程は、次のようになっております。

生地生産→縫製工場⇔刺繍工場(マーク)→中国検品場→日本検品場→サイナップス倉庫→販売代理店2社

生産管理と日本検品を強化したことにより、これも私の感触ではありますが、クレーム等はほとんどなくなり、不良品発生率が減少できたものと承知しています。



P.M.さま
「インドネシア会議その1」へのコメントにつきまして、こちらでも回答させていただきます。

不良品発生率につきましては、ご指摘の通り公開いたしました。
調査のため発表まで時間がかかってしまい、申し訳ありませんでした。

道衣の耐久性につきましては、当初より重要な要件として認識し、開発に取り組んでまいりました。
製品は、検討を重ね、知財法人の承認を受けて販売を開始したものでございますので、クオリティには不備はないものと承知いたしております。

生地織りレベルからの変更を決定した経緯については、追って記述してまいります。
「前の会社の方がよかった」との声が拳士の皆様から上がることは残念ですが、試作段階で皆様のご意見・ご要望をお聞きしたり、モニター期間を設けるなどすれば、このような事態は防げたのかもしれません。しかしながら知財法人より道院・支部への接触は硬く禁じられており実現にいたりませんでした。

当社としても、製品のさらなる改善、クレーム対応の充実に向けて、知財法人に話し合いを求めていたところであり、現在のような状況になったことを不本意に思っております。



野方支部の道場長^^y さま

いただいたコメントのなかの鈴木会長の言葉が少林寺拳法グループの公式発表であるかどうか明らかではないので、反論は控えさせていただきます。ここでは、裁判に至った経緯を簡単に整理するにとどめたいと思います。

2005年秋ごろ〜
当社では道衣の生産・販売に関する改善について、知財法人に再三話し合いを求めておりました。この時点では、契約解除等の話は出ていませんでした。

2005年11月8日(11月7日付郵送)
知財保護法人の顧問弁護士より契約解除通知が突然到達

2005年11月10日(11月9日付郵送)
オザキ社・前川社の顧問弁護士より販売代理店契約解除ならびに道衣の仕入代金支払拒否通知到達

その後
財団・知財・宗教各法人より道院・支部へ契約解除と道衣販売方法の変更通知が通達

2005年11月19日
当社顧問法律事務所より裁判所へ仮処分を申請(内容は当社HPにて掲載)

2005年12月16日
当社顧問法律事務所より各社・団体を告訴


これらの日時・事実は、誰にも変えられませんし、ごまかすことのできないものです。
お聞きになった話に照らし合わせ、ご検討ください。
少なくとも、当社の判断では、弁護士名義での通知という法的措置を先に実行したのは少林寺拳法グループであります。

>一企業が(専任の弁護士もいるでしょうし)裁判を起こすときにそんなやり方をするのか

裁判所は、支離滅裂な申請や訴えは受けつけないはずです。司法は万人に公平であり、当社にのみ便宜を計ることもありません。

また、本ブログには一切の虚偽がないことを心よりお約束いたします。

13. Posted by 女拳士    2006年02月07日 17:26
野方の道場長さま
鈴木代表の話をもう少し詳しく書いてくださいませんか。相手が嘘ばかりというのはどういうことなのか。知財が一方的に契約破棄をしたから告訴ということになったと思っていたら、「こちらは契約の条項に法って行なっているのに起訴された・・」とどちらが嘘ついているのかわかりませんね。

14. Posted by 道場長    2006年02月07日 18:52
野方支部の道場長^^y さま

あなたの少林寺拳法や本部に対する思いは十分伝わりました。次回はご自分のブログをお持ちになるか、HPでも立ち上げそちらでお願い致します。

最後に鈴木代表は今回の件につき最初にこの言葉を発せられました。
「金剛禅少林寺代表ではなく、知財法人理事としてお話します。」と、この言葉が何を意味するかは皆さんでお考え下さい。

15. Posted by 道場長    2006年02月07日 20:05
ご質問です。(日付は2005年とします)
11/8〜12/16までの期間で知財との話し合いは何回されたのでしょうか?

また、もし可能であれば「知財保護法人より届いた契約解除通知」と「オザキ社・前川社より届いた販売代理店契約解除ならびに道衣の仕入代金支払拒否通知」を掲載していただけないでしょうか?
そこには恐らく本部の主張が記されていると思うのですが、裁判中ということあり無理でしょうか?

16. Posted by 女拳士    2006年02月07日 22:47
道場長さま
>「金剛禅少林寺代表ではなく、知財法人理事としてお話します。」・・・
 解りませんね。前後の話がなく、これだけでどう理解しろと、推測で考えても意味のない話です。教えていただけませんか、どういう意味なのか。

17. Posted by 道場長    2006年02月08日 08:14
女拳士さま
コメントの内容につきましては控えさせて頂きます。その日は連盟の新春法会と講演の日でした、関係者約300名の前で、
それまでの「金剛禅総本山少林寺代表」のお立場での講演を終えた後、一度壇上から降りられ、司会の方の
「サイナップス社との裁判について『知財法人』から説明があります。」
の言葉が終わると、再び鈴木代表が壇上へ
まず、代表は
「今までの立場(少林寺代表)から切り替え今度は知財の理事としてお話します。」
と話されてから説明をされました。
〜続きへ

18. Posted by 道場長    2006年02月08日 08:31
〜続き
司会の方の紹介【私は知財の職員が説明すると思いましたが・・・まさか理事が・・・】と代表がそれまでのお立場から「理事」と明言してからお話されたという事はそれが何を意味するか、内容以前の問題だと思います。

19. Posted by 女拳士    2006年02月08日 10:26
道場長さま
すみませんね。読解力がなくて。私は単純に、金剛禅の代表者も民事の被告人になっており、当事者として説明してもよかったのでしょうが、ここはこの事件の総責任としての知財法人からの説明にしたということではないのでしょうか。本来であれば知財法人の代表である総裁が説明するところでしょうが、それをかばっての代行と理解していますが間違いでしょうか。ほかに意味を考えられませんが。

20. Posted by 正    2006年02月08日 10:37
合掌
>>道場長,女拳士
この人たちのせいで話が進んでない気がする。
おとなしく経緯を見守っている拳士もいるというのに。
結手

21. Posted by 女拳士    2006年02月08日 21:14
正殿
何をかっこつけているんですか?つっこみがあるから、それなりの情報を貴方達は得ているのでしょう。貴方にとっては対岸の火事ですか?

22. Posted by 一般拳士    2006年02月08日 22:09
一般拳士としては野方支部の道場長さまのコメントでやっと少林寺側の動きが見えた気がするのに、道場長さまはどうしてよそでやれというのでしょう?

23. Posted by 女拳士    2006年02月08日 22:53
そうなんです。よそでやれだの、黙って見ていろだの、気に食わなければ見なきゃいいのに、何か、さも自分が賢者にでもなったような錯覚をおこしている人が多すぎますね。天地に照らしても間違いや恥ずべきことがなければ堂々と意見のやり取りは結構ではないですか。裁判に不利だとか何だとか、いつのまに少林寺は名利のために動く団体になったんですか?

24. Posted by 小池    2006年02月09日 00:11
》皆さま
同じ拳法を愛する拳士同士、このように争うのはよくないと思います。今は、まず「真実を知る」べきという事を第1に考えて、

25. Posted by 小池    2006年02月09日 00:18
もっと冷静になりましょう。そしてお互い頑張りましょう。

26. Posted by 井脇ノブオ    2006年02月09日 11:44
>正様

 対岸の火事じゃないからこそおとなしく見守ろうとしてるのにそれがわからん人がいるんですよ。自分の書き込みが結局社長の記述を遅らせることが分からないんだから迷惑なんですけどね。
 と、ごく普通に自分の意見を述べても、「それは賢者のような意見」だの「かっこつけている」だのと結局自分の感情だけで客観性の全くない人ですから。もしかしたら「ほとんどの人が私と同意見」と思ってるかもしれないすよ、この人。
 コメント欄をテメーで荒らしておいて「気に食わなきゃ見なきゃいい」とか抜かすようなバカは放っておいたほうがいいです。

27. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月09日 12:59
少林寺は「人集め」って言っておきながら道着を指定したり、統一マークとか作ってロイヤリティー取ったり、やってることは「金集め」だからな。
育ててるのは「社会のリーダー」じゃなくて「会社の売り上げ」か?
なさけないよな〜

28. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月09日 13:04
集めた金はどこへいくのか?
総裁のエステ代か?
「美容の秘訣は拳法です」って言ってたけど、笑わせるよな〜ほとんどやった事ないくせに・・・
大人しく御輿になってればいいものをしゃしゃり出てきて余計なことばっかりするんだな。
統一マークなんて誰が考えたんだか?
喜んでるのは本部の人間だけじゃね〜の?

29. Posted by 正    2006年02月09日 14:04
>井脇ノブオ さん
そのとおりなんですが。
放っておこうとおもったのですが、あまりにも。。。

>野方支部の道場長^^y さん

不謹慎ですよ。

30. Posted by 小池    2006年02月09日 17:21
対岸の火事ではないからこそおとなしく経緯を知りたいと私も同感です。
情報を得る事が出来るのはいい事ですが、ここは掲示板ではありません。使い方が少し違う方向に行っていると私は思います。
》野方支部の道場長さま
エステ代だとか色々書いてありますが、意味がわかりません。荒しにきているのですか?少し態度を慎んでください。

31. Posted by 金剛禅門信徒    2006年02月09日 19:41
井脇、正さん
どちらが品のない書き方をしているのでしょう。貴方方みたいな盲信者がこの組織を腐敗させてきたのです。金剛禅の布教に統一マークやマスターライセンシーが必要と思っているのですか?殆ど少林寺商店じゃないですか?

32. Posted by 正    2006年02月09日 20:02
>金剛禅門信徒さん
>金剛禅の布教に統一マークやマスターライセンシーが必要と思っているのですか?殆ど少林寺商店じゃないですか?

私は統一マーク賛成なんていった覚えはありません。卍のほうがスキですし。何か勘違いされていませんか?

それに統一マークは金剛禅布教のためにあるとは到底思えません。
そもそもそんな話ありましたっけ?

世界に一つの少林寺拳法ってことでしたよね?金剛禅の布教とは別の話だと思っていました。

私は静観するほうが情報得るによいと考えているのです。
それ以上にこのブログでの言葉の乱れようをみてこれが拳士たる態度だろうかと。

っということで私は再び静観することにします。

33. Posted by 井脇ノブオ    2006年02月09日 20:17
>金剛禅門信徒様
何でしょう?この前後の話の流れを100%無視した意図のわからない書き込みは?

>貴方方みたいな盲信者がこの組織を腐敗させてきたのです。

私も正様も自分が組織をどれだけ信用しているかなんて書いた記述なんか全く無いのに人を「盲信者」よばわりするのは一体何を根拠にしているのでしょうか?できれば分かるように教えて頂きたい。

「熱心な方」が組織を駄目にした、というよりは組織に食い物にされているという部分が少なからずあるとは思ってますよ。でもそれは「熱心な方」のせいではなく仕組んだほうのせいですよ。


34. Posted by 井脇ノブオ    2006年02月09日 20:23
あ、正様、書き込みが被りました。内容が重なるかもしれません。

>金剛禅の布教に統一マークやマスターライセンシーが必要と思っているのですか?殆ど少林寺商店じゃないですか?

私も正様もここの書き込みのマナー以外のことは一切触れてませんがこれは一体誰に質問しているのですか?大丈夫ですか?書きたいことがきちんとまとまってますか?話す相手を間違ってませんか?あなた他にもハンドル使ってませんか?

後もう一つ
女拳士様の書込みの品が良いと思っているのだったらそれをたしなめる人が出てくるのは変だと思いませんか?

35. Posted by 拳歴32年静観者    2006年02月09日 21:00
このブログの行方を静かに見守っていましたが、論点が相違してきていませんか?本部批判の場ではない筈です!また、同志相親しみ相助け相譲り・・・の教えは、何処に消えたのでしょうか?確かに、卍が無くなり金剛禅教義が薄らいでいると感じる場面も見聞散見されますが、開祖の思いを忘れてはならないと感じます。事の真偽を包み隠さず明確にして、正当性を求心する場とすべきではないでしょうか?また、暫く静観させて頂きます。
36. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月10日 11:31
なんで本部批判なのかって?
本部のあり方が今回の問題の根幹をなしてるからだろ。これだけの問題が起きても未だに連絡不足とか情報公開不足だし、マークの統一、胴着の統一、ライセンスによる一社独占、これすらきちんとした説明がなく「決まったから」みたいなやり方だった。
本部の人間は「少林寺」=「本部」と考えてるとしか見えない、でも各支部役員を含め拳士は「少林寺」=「本部+全国の各支部」と思ってるからそこに齟齬が生じるんだろ。

37. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月10日 11:32
開祖は拳士を弟子として見てくれたけれども総裁は違う、拳士はお客だからな。
だから宗門の行としての少林寺拳法の中身には全然目が行かず、マークとか道着とか本質にあまり関係ないようなことなばかり執着するんだよ。
その結果がこれだろもしこれで敗訴でもしたら目も当てらんねーだろ

38. Posted by nanasu    2006年02月10日 12:37
そういうのは、ここではなく、
2チャンネルでやるべきでは?

39. Posted by さる    2006年02月10日 13:42
と言うか、野方支部の道場長^^yさんは2ちゃんねらーだと思います。

40. Posted by 拳歴32年静観者    2006年02月10日 16:06
確かに、マークについても道衣についてもアンケートなりを一般拳士の代表である支部長・道院長に実施をして(参考にし)それを反映させるべきではなかったか?ましてや50年以上使用して認知度の高い卍胸章などは特にそう思います。ここのブログの根底にあるのは、確かに本部の勇み足が招いた事実とも言えますが、冷静に事の経過を見てゼロスタートにすべきかとも感じています。静観しているつもりでしたが、気になりましたので投稿を致しました。

41. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月10日 21:41
本部は金集めばっかりやってるし、信徒香資は高いし、サイテーだね。
さる←お前こそ2ちゃんねらーだろ!

42. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年02月10日 21:53
道場長さま

ご質問にお答えします。

2005年11月8日の契約解除通知以降、少林寺拳法グループとは話し合いは持っておりません。
この書状により、本件は法的手続きに入っております。よって、直接の連絡は規制され、書状の記述にも、連絡は先方の顧問弁護士と行うようにとありました。


現在、第2回目の公判も控えているため、書状の開示につきましてはこの時点では控えさせていただきます。
少林寺拳法グループの主張は、道院・支部宛ての書状に語られている通りです。
書状につきましては、後に時機が参りましたら開示させていただく所存です。

43. Posted by 女拳士    2006年02月11日 00:50
これを機会に組織の闇の部分が明らかになることを期待しています。

44. Posted by 野方支部の道場長^^y    2006年02月11日 13:42
金剛禅の教えを本当に理解していれば、ライセンスビジネスなんて言葉はまず出てこないだろ。

45. Posted by sakura    2006年02月11日 20:38
最近の「野方支部の道場長^^y 」さんへ
あなたなりすましでしょ。
前半のコメントと、後半のコメント、
あきらかに別人ですよ
この方に踊らされないほうがよいですね

46. Posted by 拳士の父    2006年02月12日 03:14
マークが変わったのを機に1年前、倅の道着を御社製に買い換えた。倅は5歳で入門し、4年間、一着の道着で済んだので、今回も2〜3年持てばと思い、デラックスタイプを選んで購入した。
が、手にとってまず生地が薄いと感じた。実際にも明らかに品質が劣っていて、4・5回の洗濯で縮んでしまい、一回り小さくなってしまった。
もう買い替えを検討しなければならない状況である。これでは回転を高めて売上も高めるためのやり口なのかと、勘ぐってもしまう。
オザキ・前川のときは、広告一つ見ても作り手のこだわりが感じられたが、今のはそれが感じられない。
自由経済の中で選択肢を奪うやり方が、うまくいくはずがない。

47. Posted by 私は160cmでLサイズ    2006年02月12日 05:07
拳士の父さん

どうしても気になったので質問させてください。

私はデラックスを買いましたが生地が薄いとは思えません。また品質に関しても以前のイサミと比べてもあまり差がないように感じています。
品質にバラつきがあるのでしょうか。

またデラックスの一番小さなLサイズは身長150〜160cm用で私にぴったりです。
察するにお子様は10歳前後とのことだと思いますが、一般的にそのサイズは大きいのではと思いますが、いかがでしょうか?
(その年齢でその身長であれば私にとってはうらやましい限りです)

48. Posted by 新屋    2006年02月12日 13:58
合掌
門下生からこちらのほうに不届きな拳士からの発言が多数寄せられてると報告がありました。
拝見しましたが、同じ少林寺拳士として誠に情けない思いです。自分の所属している組織に不満があるなら組織を抜ければいいのであって、同じ組織の中に居ながら獅子身中の虫となるとは最低な行為であります。
件の拳士には厳罰を科し、諸拳士には今後一切の書き込みを禁じ、このような行為に対しては厳しい対応をしていきます。    結手

49. Posted by 少林寺    2006年02月13日 11:26
野方支部の道場長^^y 様
言い方が酷くないですか?本部が全てお金集めだけの為にしているというのはどうでしょう。言葉がすぎると思います。お金集めだけと思っているのであれば、何故、少林寺をされているのですか?何の為に少林寺をされてきたのですか?疑問に思います。

私は160cmでLサイズ様
私も購入致しましたが確かに道衣は、前川商店やオザキで購入したときよりも生地は薄いです。イサミは生地がもともと薄いので、今回の道衣が薄くてもさほど変わらないと思いますが前川商店やオザキを着ておられた方にすれば、今回の道衣は、薄いと思います。


50. Posted by D.K.    2006年02月13日 17:38
このブログのコメント欄は、本来仁科社長と拳士の質疑応答の場として使われるべきかと存じます。

拳士間で水掛論争をするのであれば、2ちゃんねるを始めとする匿名掲示板や、お互いに身元を確認し合いMSN等の各種ツールを使われては如何でしょうか。

51. Posted by シナプス    2006年02月14日 00:08
こんな所で議論しても仕方ない。こいつらの思う壺でしょ。あほは相手にしないでこんな所に書きこまなくていいんじゃないでしょうか?どうせシナプスに都合の悪い意見は建設的でないとか言って削除されるのがおちですから。こいつらにはヒスタミンでもやっときゃいいんですよ。
つーかこいつら金儲けで近づいてきたくせにえらそうなことばっか言って何なの?この守銭奴!
前川とオザキで充分!今まで問題なかったじゃん!シナプスいらね。

52. Posted by 四谷道院  中村    2006年02月14日 16:11
2006年2月12日13:58の投稿について、こちらを見られた拳士の方に誤解を招く恐れがありましたので、門下生としてこの場をお借りしてお断りさせていただきます。文面から当道院長であり現東京都少林寺拳法連盟理事長の新屋先生の投稿と思わられている方が出てきておりますが、この件に関しましてはご本人自身としましても役職としての立場としましても、現在係争中の相手サイトへのコメントなどは一切行っておりません、今後もこのような場所へのコメントは行いませんので拳士の方は適正なご判断をされますようご注意下さい。
仁科様、コメント欄をお借りして申し訳ございません。

53. Posted by 腰抜け    2006年02月14日 19:04
 blogやフリー掲示板にすれば、こういうふうに「ありんこ」も「ばった」も「みみず」も「おけら」もあちらこちらから湧き出してきて、勝手な名前で、勝手なコメントを撒き散らす、こんなことネットでは当然至極なこと。
 サイナップスの仁科さんも、裁判という係争の当事者なら、意図してか無知でか、このようなサイトで火をあおるのはおやめください。争いの「武器」と考えているなら、きわめて卑劣な戦い方です。せめて、書き込みやコメントできない、一方的な表現のhtmlで作成した意見サイトでおちついて公表すればよいことではありませんか?
 「野方支部のうんぬん」や「新屋」など、自分の本当の名前も名乗れない腰抜けの虫けらが人の名をわざと騙って下劣な書き込みをする。もし、少林寺拳法の拳士だとしたら、実に恥ずかしい!恥を知れっ!!

54. Posted by 野方支部の支部長    2006年02月14日 20:38
合掌

野方支部の支部長です。
こちらで門下生がお騒がせして誠に申し訳ありません。
今回の不祥事につき道場長は破門、当支部は閉鎖となりました。
ご不快に思われた関係者各位には深く謝罪申し上げます。

結手

55. Posted by 嘆    2006年02月15日 15:40
 54の卑劣なうそつき人間。
恥を知りなさいっ!

 名前と顔が知られなければ、何をしてもこわくないもんね、というその人としてのありようが、実に下劣きわまりない。
 ま、ネットだからこんなのカリカリしてもしょうがないか・・・。あほらし。

2006年02月11日

道衣・帯の開発と販売開始にあたって その1

これまで、道衣は各社が独自の生地で製造していたため、決まった生地というものがなかった。当社も、道衣の生産を始めるに当たって、生地の開発から着手した。一から織ってテストを重ねなければならないため、2004年11月、大急ぎのスタートとなった。

生地が出来上がると、オザキ社の協力のもと、同社のパターン(型紙)をベースにして試作品をつくった。試作品も、一つのタイプが出来るごとに本部でテストされた。
生地の収縮をコントロールする定着薬品等は日本から中国工場に持ち込み、工員たちに指導を行った。
工場というと機械が主役のように思われがちだが、製品ごとに異なる縫製や裁断などの製造手順に工員が習熟していくには、時間を要するものである。それが、イコール製品の品質の安定となる。
当社が発注している生産業者は、中国の工員を指導するほどに、日本製の道衣がそれはそれは長い年月をかけて培われた職人芸による縫製であったと改めて感じたという。特に、道衣の又の部分の縫製や裁断は、熟練した工員にのみ可能な技であって、指導する側もされる側も苦労の連続だった。
生産業者が中国工場と日本をバタバタと行き来する回数が増えたが、販売開始の4月が近づくと、ようやく努力も実を結び始めたようだ。

商品の改善とテストを行う一方で、当社は欧州をカバーするための英国法人と、北米をカバーする米国法人の立ち上げを急いだ。総裁も、海外のことにはいちばん神経を使っているようだった。
しかしながら、各国を取りまとめる担当の先生方は、4月初旬の段階で、まだ本事業について本部から詳細を知らされていなかった。この件については、書面による通達が主体だったらしいのだ。事業の構造についての説明は、表敬訪問した当社の社員から聞くことになるのだが、なかには「都合がつかない」との理由で訪問を断られた先生もいる。そういう人は、ライセンス事業についてどれだけのことをご存じだったのだろうか。いずれにせよ、多くの方が、当社が多額のライセンス費用を支払っていること、各道院・支部での道衣販売にインセンティブ(運営サポート費用)を支払う予定があることなどの情報は、一切持っておられなかった。

先にも記述したが、当社は3月の段階にて欧州、北米の説明会を知財法人に提案していた。それがインドネシア優先ということで、後回しになっていた。
今まさに道衣の販売を開始しようというときになって、海外の道院・支部の状況が日本とかなり異なることを、当社は徐々に知らされることになる。

この記事へのコメント

1. Posted by ねらっ    2006年02月11日 01:37
質問はここで。

直接ブログと関係のない議論や愚痴はコチラで。
なにやってるのかな少林寺-2-
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/budou/1137465417/

広く会議を興(おこ)し、万機公論(ばんきこうろん)に決すべし

上下(しょうか)心を一(いつ)にして、盛(さかん)に経綸(けいりん)を行ふべし

官武(かんぶ)一途(いっと)庶民(しょみん)に至(いた)る迄(まで)、各(おのおの)其(その)志(こころざし)を遂(と)げ、人心(じんしん)をして倦(う)まざらしめん事を要(よう)す

旧来(きゅうらい)の陋習(ろうしゅう)を破り、天地(あめつち)の公道(こうどう)に基(もとづ)くべし

知識を世界に求め、大(おおい)に皇基(こうき)を振起(しんき)すべし

2006年02月13日

道衣・帯の開発と販売開始にあたって その2

まず、海外では道衣が日本に比べてかなり安価で売られていた。
指定業者等がないのに加えて、道場が業者から卸値で仕入れて門下生に販売しているからである。というのも、日本とは違い、一種のフランチャイズのような方式での道場経営が認められているというのである。

驚くのはまだ早かった。

イタリアは、欧州圏でも多くの拳士がいる国だ。当然、当社は現地で説明する許可を求めた。しかし、その要求は知財法人から拒否されるのである。
全世界領域のマスターライセンシーがこのような規制を受けることは、ビジネスの常識では考えられないことだった。
イタリア連盟にライセンス事業の説明がされていないか、あるいはインドネシアのように拒否しているのであろうか? 実は、イタリアの少林寺拳法グループは早くから分裂しており、正式な団体を絞り切れていないのであった。後になってわかったことである。

オーストラリアにも、これまた別の問題があった。
同国は拳士数こそ少ないが、非常に親日的な国である。大学等での日本語教育に熱心で、日本の武道の習得に対しても積極的である。その代わりに、当社の社員が実地調査に出向いたところでは、少林寺拳法とおなじ道場でおなじ師範が、別の時間帯には道衣を着替えて極真空手を教えているといったような状況が報告された。

海外の実地調査が進むにつれて明らかになる具体的な状況と、当社がマスターライセンスを受ける時点で知財法人から受けた説明との大きな食い違いは、まさに驚愕の二文字であった。

“全世界33カ国60年間一つの流派として・・・”はどこに行ったのか??

この事実に対して、知財法人からはあいまいな回答しか得られなかった。
全世界の各団体を少林寺拳法グループとして掌握できていないとなると、ライセンス事業が根幹から揺らいでしまう。
仮に、ビジネスとは無関係の立場から見たとしても、グループの統率ということではどうなのか。少林寺拳法は、グループ自体の存続が危ういのではないか。

私の不安は増していくのであった。

この記事へのコメント

1. Posted by 傍観者拳士    2006年02月13日 12:49
技だけ出来れば・・・みたいな感じで傍観していましたが、闇に包まれた部分が見えてきて感嘆しています。どうせ、裁判で明らかにされるのでしょうが、この際?御社に本部の納得出来ない部分を教えて欲しいと思いました。我々、拳士には隠された部分がたくさんありますので!この今回のブログで世界で1つの・・・が、意味を成さない事実が明確にされましたし、統一マークの意味が薄らいでしまったように思えて来ました。曖昧な回答は、我々拳士にも同様の事が言えます。少林寺と極真は、相見えない仲ではないでしょうか?疑問は、御社だけではなく一般の我々拳士にも言える事です・・・なら?嫌なら?辞めればいいのだ!の極論になりますが、なんだかんだ言っても少林寺拳法が好きですので襟を正して貰いたいだけです。

2. Posted by テンプレート    2006年02月13日 14:34
ブログに関する質問はここで。


直接ブログと関係のない議論や愚痴はコチラで。
なにやってるのかな少林寺-2-
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/budou/1137465417/


広く会議を興し、万機公論に決すべし

上下心を一にして、盛に経綸を行ふべし

官武一途庶民に至る迄、各其志を遂げ、人心をして倦まざらしめん事を要す

旧来の陋習を破り、天地の公道に基くべし

知識を世界に求め、大に皇基を振起すべし

3. Posted by いち拳士    2006年02月13日 19:09
通常使用権者は、契約により独占的使用権を得られたとしても、独占的な使用許可を与えられるのみで、他に使用許可を与える権利はないはずなんですが??

そういう意味で、海外でも権利者として他の使用権を与えることがあるということが理解できないです。

あと、商標権ってのは、属地主義に基づいて、各国毎に正規の商標権者による商標登録がなされるもののはずですが??

それとも、各国毎に営業所を備えて、その国毎の権利を得ているのでしょうか??
ちなみに、日本では在外者による商標の使用権が認められていなかったかと思うんですが。

4. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年02月14日 21:00
いち拳士さま

ご意見ありがとうございます。
知財保護法人とは以下の項目について承認・合意した契約になっており、契約に関してなんら問題ないのです。

1 当社は契約書にてサブライセンス(再販・再貸与)権を知財法人合意のもと可能とされております。
もちろんおっしゃるように法律解釈では難しいのかもしれませんが、それをもって当社にサブライセンス権がないと言うような主張は知財法人からもありません。
またサブライセンス権を与えた理由の説明責任は知財法人にありますのでお答えできません。

2 当初より知財法人からは支部のある諸外国33か国に商標登録を商品分類に分けて申請の上、取得していると聞いています。
これらの商標権に関しましては知財法人が管理すべきものであり、それが適正である限りは当社といたしましてはなんら関与するものではありません。

ご指摘のような、「各国毎に営業所を備えて、その国毎の権利を得る必要がある」のであれば、その責務は知財法人にあるといえます。

最後に
ライセンス契約は、法的要件を満たしているから締結できたのであって、そうでなければ契約そのものが無効となり、今回のような事態に起こり得ません。
当社も、この分野について無知であったなら高額な契約料やロイヤリティは支払いません。
また仮に、当社が違法行為を企てていたとしたら、先に当社が訴えられているでしょうし、なにより知財法人が契約に応じないでしょう。その点をお考えください。
一般的な法律論については、今後回答はいたしかねますのでご了承ください。

5. Posted by いち拳士    2006年02月14日 23:44
仁科様
ご回答ありがとうございます。

仕事が特許を扱っているものですので、商標法についても、さる国家試験のために多少勉強している所です。

そもそも、商標権者は使用を許諾するものであり、貸与するというものではないと思うのですが。
ですので、権利の貸与というよりも、使用許可を与えることのできる権利を取得したか否かを記載して頂ければ、わかりやすかったと思います。

というのも、権利の貸与になりますと、譲渡したことに等しいのか否かという議論になってきて、少しややこしかったものですので、書き込みさせて頂きました。

又、御社が商標権管理をされているとのことを記載されておられたので、その意味をききたかったのです。
それも、在外者の使用権者が商標権管理なるものができるのかどうかということを疑問に思いましたので。

6. Posted by ダーマの一部    2006年03月08日 13:47
気になったので質問します。

オーストラリアについてのみ、社員を派遣して調査を行ったようにかいてありますが、他の国にも同様に社員を派遣して調査はおこなったのでしょうか?

そもそも調査目的は何だったのですか?
誰の指示での調査でしょうか?
どのような経緯で、某道院長が空手を教えていると言う事実にたどりついたのですか?


7. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年03月10日 01:10
ダーマの一部さま

当社が海外の現地調査を行った理由は、知財より報告を受けた海外拳士の実数と各国への聞き取り調査結果とのあいだに、大幅に隔たりがあったためです。
ただし、隔たりの有無にかかわらず、マスターライセンシーとして事業計画の立案のための現地調査は行う予定でした。
また、米国の一部と豪州では、新しい道衣についての調査も実施しました。

豪州の某支部長が空手を教えていることは、現地に在住している当社の契約社員が確認しました。このことは、総裁にも口頭でお伝えしました。


ブログをお読みのみなさま

このところ業務が忙しく、本文の記述が遅れておりますことを大変申し訳なく思っております。都合がつき次第更新いたします。これまで同様に、ご質問、ご意見がございましたら遠慮なくコメントをお寄せください。

2006年02月14日

おしらせ

拳士の父様及びすべてのお客様へ

お買いあげになった道衣が適正な方法で洗濯されて収縮したのであれば、現品を検査・調査の上、新品と交換をさせていただきます。乾燥機の使用など、どのような方法で洗濯されたかについては、科学的に判定できますので適正な対応を確約いたします。

当社が生産している道衣等は、すべて従来の道衣と同等の収縮率を持つ生地を使用しております。生地は、日本国内の第三者機関にて検査登録済みの製品です。
道衣を何十年も作って来た業者と比べて当社が見劣りするように感じる方がいらっしゃるのはやむを得ないかもしれません。オザキ社や前川社などの製品と使用感が異なることがご不満であるということなら率直なご意見として承りますが、これを理由に「明らかに品質が劣って」いるとすることには承伏しかねます。

この記事へのコメント

1. Posted by テンプレート    2006年02月14日 22:13
ブログに関する質問は当ブログの「コメント」で。


直接ブログと関係のない議論や愚痴はコチラで。↓
なにやってるのかな少林寺-2-
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/budou/1137465417/


広く会議を興し、万機公論に決すべし
上下心を一にして、盛に経綸を行ふべし
官武一途庶民に至る迄、各其志を遂げ、人心をして倦まざらしめん事を要す
旧来の陋習を破り、天地の公道に基くべし
知識を世界に求め、大に皇基を振起すべし

2. Posted by 拳士の父    2006年02月15日 18:46
失礼しました。購入したのはスタンダードでした。良い方という意識があったので誤認しました。申し訳ございません。

仁科様
科学的な判定などしていただかなくても、乾燥機を使用したことは認めます。
不適切な取り扱いであるなら、そうなのでしょう。したがって交換は求めません。

ただ、以前使用していた他社のものも、
まったく同じような取り扱い方で、十分満足に使用できていたことは、付け加えておきます。

どのような経緯で、拳士の選択の自由を奪うような斡旋方法になったのか、わかりやすく説明していただけませんか?

2006年02月18日

ブログをお読みの皆様

本ブログは、当社が少林寺拳法グループと関わって来た経緯を、多くの方々に、とりわけグループの一般拳士の方に知っていただく目的で始めました。
少林寺拳法グループは、公共性の強い団体でありながら重要な情報公開が内外に行われておりません。このままでは当社のお客様である拳士の皆さまは事実を知ることができず、当社に関しては大きな誤解を与えたままになってしまうため、私述として書きつづってまいりました。

ブログという形態をとったのは、皆さまのご意見を直接伝えてただき、疑問、疑念にお答えしたいと考えたからです。メールをいただくという手段もありましたが、それでは情報は当社しか得られませんし多くの方々に伝わりません。
ブログの扱いは極めてシンプルで、"送信"をクリックした瞬間の興奮と沈静のバランスがありのまま出るのもよきライブ感(本音)として読ませていただいております。そのため、不適当なコメントは削除するとしてはいるものの、一部の中傷的なコメントに対しても、これまで削除することはしませんでした。今後も削除はしない方針で行きたいとは思っております。
当社への批判・罵倒、大いにけっこうです。匿名とはいえ、コメントを下さる方、特に拳士の皆さまは人として責任を持って書き込みをしていただいているものと信じております。

裁判を有利に進めるためとか、本部離れをさせているとかのご意見をいただいているようですが、このブログが裁判で証拠となったり影響を与えたりすることはありません。もちろんグループの内紛を画策する意図などもなく、むしろ皆さまが真摯にグループのことをお考えになられていることを、私は当ブログを通じて改めて理解し、感嘆いたしました。

当社は一営利企業として、少林寺拳法知財保護法人との契約に基づいて、道衣の製造・販売を行って参りました。 その契約が一方的に破棄されたことで当社は損害を被っており、それに対する責任を少林寺グループに対して求めておりますが、拳士の皆さまと、皆さまが日々修行されておられる少林寺拳法に対して何かをする立場ではございません。
ただ、コンサルタントとしてグループに関わった実体験を持ち、個人的にも開祖の思想に感銘を受けた私には、コメントを下さる皆さんに共感する面が多々あるのも事実であります。

拳士の皆さんからすると私は部外者ですので、個人の心情を述べるのは適当ではないかもしれませんが、コンサルの立場に限定して「少林寺拳法という組織の運営手法」を見ても、巨額のお金が集まっているのにも関わらず、道場経営がいまだボランティアであることなど、疑問を抱かざるを得ない点が少なくありません。
組織運営においては、皆様の意見や少林寺拳法の思想が反映されていないなど色々と見直すべき点が多いように感じます。 また、こうしたブログでの皆さんの意見を拝読しても少林寺グループ内部での情報開示や意見交換などが余りにも不足していると改めて強く感じる次第であり、内外から人材を選りすぐり改革に関する討議を行うなど、現在の少林寺拳法が抱える問題に対する改善のための対策はいくらでもあるかと思われます。
営利・非営利にかかわらず、どのような組織も時代の変化に応じてダイナミックな対応を行っています。それによって60年に及ぶ少林寺拳法グループの歴史と開祖の思想が崩れていくものではないと私は確信しておりますし、むしろ開祖の思想に立ち返って共生の道を探るためにこそ新しい風が必要と考えます。

以上、当ブログについて私の思うところを述べさせていただきました。

この記事へのコメント

1. Posted by テンプレート    2006年02月18日 01:04
ブログに関する質問はこのブログの「コメント」で。


直接ブログと関係のない議論や愚痴はコチラで。↓
なにやってるのかな少林寺-2-
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/budou/1137465417/

広く会議を興し、万機公論に決すべし
上下心を一にして、盛に経綸を行ふべし
官武一途庶民に至る迄、各其志を遂げ、人心をして倦まざらしめん事を要す
旧来の陋習を破り、天地の公道に基くべし
知識を世界に求め、大に皇基を振起すべし

2. Posted by テンプレート    2006年02月18日 06:04
ブログに関する質問は当ブログの「コメント」で。


直接ブログと関係のない議論や愚痴はコチラで。↓
なにやってるのかな少林寺-2-
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/budou/1137465417/


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上下心を一にして、盛に経綸を行ふべし
官武一途庶民に至る迄、各其志を遂げ、人心をして倦まざらしめん事を要す
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知識を世界に求め、大に皇基を振起すべし

3. Posted by 意見    2006年02月21日 22:27
お忙しい中、また拳士としての人格を疑ってしまうようなコメントが見受けられるような中でも、ブログを継続していただきありがとうございます。

実は一つ意見・・・というよりお願いがあるのですが・・・過去の記事を更新順に読みやすくするため、是非カレンダーか月別表示を導入していただきたいのですがいかがでしょうか?

もしよければお考えください、
よろしくお願いします。

4. Posted by hiroakinishina@アシスタント    2006年02月22日 10:20
意見さま

右側にあります“Categories”から「*少林寺拳法」をお選びになられれば、最新のものから順にお読みいただけるかと存じます。

この“Categories”では「お知らせ」を除きまして章ごとに投稿順でまとめております。

同様のご要望があると思いますので、配置を上の方に変更いたしました。

5. Posted by ダーマの一部    2006年02月27日 18:58
質問です。
道衣の購入などについては現在、ご存知の通りオザキや前川商店がもっている在庫のみとなっています。

それらについてもすでにサイズによっては在庫がなくなっていたり、特に毎月多くの昇級試験を行うため色帯についてはせっかく昇級しても新しい帯が買えない子供たちがいるなど深刻です。

これらは本部が対応することなのですが。

御社にはまだ道衣や帯の在庫というのはあるのでしょうか?

本部の通達では代理店の在庫をかうという方法になったというしらせのみですので、在庫があるのであれば、いままでのように直接御社からの買い付けという方法もあるのではないかと思ったからです。

6. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年03月03日 01:27
ダーマの一部さま

返信が遅くなってしまい申し訳ございません.

現在,当社倉庫には約4ヶ月分の在庫があります.
しかしながら,オザキ・前川の両代理店が当社との契約解除を主張し,売掛金請求に答えない現状において,当社として同代理店2社に道衣の新規納入をすることが困難であることをご理解ください.

せめて両代理店には未納の売掛金を支払ってさえいただければと考えているのですが・・・

7. Posted by ダーマの一部    2006年03月03日 17:13
回答ありがとうございました。

早急にこの問題が解決されることを願っております。

8. Posted by CCC    2006年03月11日 05:09
> 少林寺拳法グループは、公共性の強い団体でありながら重要な情報公開が内外に行われておりません。

商取引は別として、あなたは部外者です。部外者のあなたがそういう発言を公にするのは拳士の私からすると、差し出がましい、と映ります。

> このままでは当社のお客様である拳士の皆さまは事実を知ることができず

大きなお世話です。

> 当社に関しては大きな誤解を与えたままになってしまうため、私述として書きつづってまいりました。

簡単に言えば、あなたの会社の私益のため、です。

9. Posted by CCC    2006年03月11日 05:11
> このブログが裁判で証拠となったり影響を与えたりすることはありません。もちろんグループの内紛を画策する意図などもなく、

いいんですよ。もともとこれは刑事ではなく民事訴訟なんですから、いくら払うか、というだけの話です。

検品したリテイラーの責任も問われてしかるべきでしょうから。

ただ、あなたの、不安を煽る情報提示手法に対して

> 裁判を有利に進めるためとか、本部離れをさせているとかのご意見

が出るのは、当然であり、それがあなたにとって不本意であったとしても、自業自得です。

10. Posted by エンドユーザー(拳士)    2006年03月13日 08:40
以前から、そして現在も道衣の購入は「オザキ」「前川」からのみと理解しておりましたが、直接御社「サイナップス社」から購入する事は可能でしょうか?
新しく道衣を購入しようと思っておりますが、現在道衣を発注すると、本部からは新しいメーカーの道衣を発売するとか、噂では検品のされていない在庫が出荷されているとか様々です。
私としては御社の姿勢や品質に対して信頼をしております。できれば直接購入したのですが・・・

11. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年03月15日 23:39
エンドユーザー(拳士)様

当社は今回の事案について解決方法を探ってまいりましたが、オザキ社・前川商店ともに未払金請求に応じない現状では難しいといわざるを得ません。

直販ということも考えましたが、「裁判中に販売方法を変更することは適切でない」との弁護士の判断にて断念いたしました。

拳士の皆様には力及ばず誠に申し訳ございませんが、近く、業者に在庫を返品の対応を現在協議中です。実行ベースにのれば道衣供給の方法も見つかるのではと考えております。

2006年03月14日

道衣・帯の開発と販売開始にあたって その3

社の組織改編など多忙が続き、更新が遅れてしまいました。申し訳ありません。2月13日更新分の続きを記述いたします。


新道衣の販売開始時、当社の担当者は、知財保護法人と連携してロット数などの調整に当たっていた。以前にも記述したように、道衣の製造工程は特殊な生地を生成するところから始めるため思いのほか効率が上がらず、販売の足の速さもあって、初回ロットはすぐに在庫がなくなりつつあり、品薄感が出て来ていた。

当初、知財保護法人は7つあった生産・販売業者をすべて一掃する構えであった。歴史のある老舗であり現在の販売代理店2社も含めた話である。
しかし当社としては、オザキ社のグループ内での人脈や調整能力、道衣製造のノウハウを高く評価していたため、保護策を知財に提案した。その結果、オザキ社、前川商店が販売代理店として本事業に加わることになった。

そんな折、初回ロットにおいて不良品があるとの声が上がった。当社の担当者はすぐに対応に乗り出し、クレームをいただいたお客様には深く謝罪した。一部の道院長のもとへは直接赴いて、ご意見をうかがうこともあった。そして、この取り組みのなかで、いくつかの疑問が浮上して来たのである。

初回ロットでのクレームは、汚れやホツレに対するものがほとんどであった。これはネーム刺繍の過程で、簡単に見つけられるはずのものである。
品質のチェックをメーカーと小売りのどちらで重点的に行うかは、扱う商品によっても異なるであろうが、このたびの道衣・帯に関しては、ネーム刺繍と同時に行うのが合理的であり、それが価格を抑えるためにも最良の方法であると当社は考えたのである(営利企業である当社としては利益確保のためであることも否定はしない)。

道衣の流通経路は、次の通りである。

海外生産工場→海外検品所→サイナップス日本倉庫
    →オザキ社・前川商店(名入刺繍加工等)→拳士の皆様

当社が生産メーカーとして製造した道衣は、現地での検品を経て、国内の当社倉庫に納入される。
そこから直接、注文の数量に応じてオザキ社、前川商店の2代理店に卸される。海外向けの商品に関しては当社がネーム刺繍を行って発送しているが、国内卸をしているのはこの2社だけである。直販に近い形態といってよい。

販売代理店での検品は、義務として契約書にも記載されている。また刺繍の工程は1分や2分で済むものではないため、汚れやホツレがあったら作業の過程で自然に見つかるであろう。仕上げのチェックをするときも、一度はひろげて見るはずだ。
それ以前の問題として、普通の洋服店でもお客様に商品をお渡しする際にチェックをするのは商道徳の基本である。この件に関してもおなじだと当社は考えていた。

実は、当社に寄せられるクレームは、オザキ社から販売された商品に関するものが大多数なのであった。しかも、ほとんどが「メーカーに直接言ってくれ」とオザキ社から言われたお客様だった。不思議なことに、前川商店から販売した製品は、そのほとんどにおいてクレームがないことに、当社は後々になって気付くのである。

私が残念でならないのは、この件でお客様である拳士の皆さまにご迷惑をおかけしてしまったことである。コンビニやスーパーのような店舗でも、お客様から商品についてのクレームがあればきちんと対応しているはずである。メーカーや問屋に改善を求めるのは小売店が行えばいいことであって、それを放棄しお客様に押しつける態度には、プロ意識を疑わざるを得ない。

この記事へのコメント

1. Posted by テンプレート    2006年03月14日 08:43
このブログに関する質問は、このブログの「コメント」で。

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2. Posted by 格闘家    2006年03月16日 13:29
オザキ社の加工時にクレームの原因が発生していると言いたげですね

>品質のチェックをメーカーと小売りのどちらで重点的に行うかは、扱う商品によっても異なるであろうが、

これはおかしな考えだと思います
工場出荷時にチェックを行うのが当然でしょう

その後のチェックで見つけるといっても輸送費等のコストや、一般常識からしても工場出荷時にミスをゼロにしておくのが当然だと思います

後送りにせずにできるだけ早い時点でミスをつぶしておくのがベストであるというのは誰でもわかることでしょう


3. Posted by ダーマの一部    2006年03月16日 16:59
質問です。

現在、中国にあるという工場はうごいているのですか(道衣製造)?
その工場は御社の管理下にあるのでしょうか?

それとも御社はこの問題において工場に関知できなくなっているのでしょうか?

4. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年03月17日 02:03
格闘家様

全くおっしゃるとおりです。当社も、工場出荷後中国にて検品を行っていました。
本文中、流通経路についての説明のところで「海外検品所」とあるのがそれですが、説明不足でしたでしょうか?

しかし、出荷時のミスがゼロの工場など、現実には存在しないでしょう。そこで、検品に万全を期すため、販売代理店でネーム刺繍時のチェックをすることにしておりました。これに販売店も納得したからこそ、この条項を契約にも加えたものです。それが守られず、特に初回ロットは不備が出やすいため慎重にチェックが行われるべきであったのに、クレームをいただく事態を招いたことについて問題があったと指摘いたした次第です。

また、その対応といたしまして、当社では一工程増やして国内での検品を実施しておりました。

仮に、ネーム刺繍時のチェックが困難であったり、工場出荷時の不良が多すぎて手に負えないというのであれば、販売代理店が当社にクレームをつければいいことです。
そうすれば、お客様である拳士の皆さまを巻き込むようなことは回避できたはずです。
しかし、前川社から販売された商品についてクレームがないことを考えれば、当初のシステムに重大な欠陥はなかったものと思っております。
いずれにしても、検品をどの段階で行うのが適当かなどということは、本来、お客様にご心配いただくようなことではありません。この点につきましては、重ね重ねお詫びいたします。

ダーマの一部様

現在、当社の工場は生産を休止しております。

5. Posted by 疑問    2006年03月17日 09:46
先日、サイナップス社元スタッフという人物とお話しする機会がありました。その人物によると、少林寺の一件でサイナップス社は相当無茶をなされていたようでした。またその人物の話とこのブログの内容がかなりかけ離れていました。実際のところどうなんでしょうか?

6. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年03月18日 01:09
疑問様

具体的でないことにはお答えしようがありません。

なお、少林寺拳法マスターライセンシー事業をハンドリングしていたスタッフで当社を離れた者はおりません。

当社はベンチャーですので、道衣以外の事業でも毎日が試行錯誤の連続であり、社員も一人で何役もこなさなければならないことが少なくありません。これを「無茶」と言う方もいらっしゃるのかもしれませんが、私としては普通のことと思っております。
「無茶」だからマスターライセンシー事業を手がけるべきではなかったとおっしゃているように読み取れるのですが、当社は苦心しながらも誠実に本事業を進めて来たつもりですし、批判としては首を傾げざるを得ません。

また、本記述と相反する情報が出てくることにつきましては、世の常でございますゆえ、皆さまおひとりおひとりのご判断に委ねられるものと考えていおります。
本ブログは、「概要」にもありますように、記録・記憶・関わった者からの報告を元に、事実のみを記述しております。

どの部分がどのように事実に反しているのか、お聞かせいただければ、回答をさせていただきます。当社と少林寺拳法グループにつきましても、互いの認識がかけ離れているゆえにこのような係争に発展し裁判に至っていることはご存じの通りです。

7. Posted by 道場長    2006年03月18日 17:24
>知財保護法人は7つあった生産・販売業者をすべて一掃する構えであった。

とありますが、知財法人即ち「総裁」の意向と考えられます。なぜ、一掃する必要があったのでしょうか?

>オザキ社、前川商店が販売代理店として本事業に加わることになった。

「イサミ社」は何故加えられなかったのでしょうか?当初「イサミ」のホームページには「今後一切、少林寺拳法関連の商品は〜」と書いてありましたが、何か重大なトラブルがあったのでしょうか?

8. Posted by 商標について    2006年03月18日 17:43
申し訳ないですが。
ちゃんと、商標権について説明していただきたいと思います。
マスターライセンシーと書いておられますが。法的権利についての記載が、ほとんど記載されておりません。
これでは、商標権についての理解がなされないままの一方的なお話としか、捉えようがございません。
又、各国毎の調査をされているとのことでありますので、各国の商標法及び各条約の内容についても、ブログに記載していただけると、わかりやすいと考えます。

ちなみに、前後願の関係、及び登録については、
日本
http://www.ipdl.ncipi.go.jp/homepg.ipdl
オーストラリア
http://pericles.ipaustralia.gov.au/atmoss/falcon.application_start
欧州共同体商標意匠庁(OHIM)
http://oami.eu.int/en/database/ctm-online.htm
アメリカ
http://www.uspto.gov/

で、出願の是非などは調査可能であると思われます。

9. Posted by 続き    2006年03月18日 17:44
先ほどの続きです。

尚、元々、拳士として、毎月本部に納める月謝で、既に、少林寺拳法という役務に対するライセンスの対価を支払っております。
その上に、なぜ故、貴社からライセンス料を含む道着を購入する必要があるのかが、理解できないです。
即ち、ライセンス料を重複して、支払ってるようにしか考えられません。

又、今回の統一により、拳士として、複数のメーカーより自分に応じた道着を選択することができました。
この消費者として、購入する際の選択の自由に対する権利を奪われたことにも疑問を感じる次第です。

これらの件について、ご回答願えれば幸いと存じます。

10. Posted by ダーマ拳士    2006年03月19日 07:17
>知財保護法人は7つあった生産・販売業者をすべて一掃する構えであった。

この件につき、お尋ねいたします。
(1)業者の方々は、本部とともに少林寺拳法の普及に尽力してきたという側面があります。それが「一掃」されるに至った要因は、つまるところ「高額な契約金を払えない」ということでしょうか?
(2)業者一掃の前に業者の元を貴社ないし知財関係者と一緒に訪問していた近畿地方S市のN氏(本部役員)は、どういう役回りを演じたのでしょうか?

 以上二点、お教え下さい。


11. Posted by hiroakinishina@ご質問に対する回答    2006年03月20日 21:03
道場長様

このご質問は知財に向けられるべきものと思います。


商標について様

当社の道衣販売の根拠となっているのは、道衣・法衣・帯を全世界領域で製造・販売するライセンスの許諾に関する契約です。商標権の登録等は契約の前提となるものであって、許諾者である知財が行うべきことです。
商標権登録の実情に関しては、知財は情報を口頭に一部開示しましたが、当社は少林寺拳法グループおよび知財を信用して契約を行いました。もし商標権の管理が適切に行われていないのであれば、当社は被害を受ける立場になります。

他社の例を挙げると、FILAは現在カネボウに日本市場のライセンスをしていますが、特許庁にある商標の権利者は、フィラ リュクサンブール エス ア エール エル(FILA LUXEMBOURG S.A.R.L)です。カネボウは商標登録には関与していません。

また道衣にライセンス料が付加されていることを当社の非のようにお考えのようですが、ライセンス料を徴収しているのは知財です。むしろ知財にとっては、マスターライセンシーはどの会社でもいいのであって、それがこのたびの契約解除になったものと思います。

お尋ねの件につきましては、あくまでも知財に向けられるべきものと思います。
次の投稿でも記述しますが、当社は、道衣販売のインセンティブによる道院・支部の支援策を提案していました。それによって、個々の拳士の皆さまには、大会の参加費の無料化などへの道が開けると考えていました。負担が増したように皆さまがお感じになるような事態に至ったことについては、当社も疑問を持っています。


ダーマ拳士様

(1)
お尋ねの件は、本部が決定したことであり、当社はそれについて直接説明を受けていませんので、お答えできません。

(2)
この件も同様です。イニシャルを根拠に、不確かなことを申し上げるわけにはいきません。

12. Posted by 商標について    2006年03月21日 00:46
まず、商標というものは、信用に化体するものですよね。
つまり、サービス又は製品に商標を使用することで、その権利者(知財法人)の認めたものであるか、そのサービス又は製品が確実なものであることを示しているわけです。

そして、ライセンス料についてですが、あくまで、商標権の使用が許可されることに対して、商標権者に対して支払うものであります。
即ち、ライセンス料によって、権利の貸与があるものではなく、御社の商品に対して商標を使用することが許可されるわけですよね。

この部分をはっきりしておかねば、どこにどう権利があるのかというところで問題になると思うんですよ。

13. Posted by 続き    2006年03月21日 00:55
さて、FILAの商標についてですが。
少し、今回とはケースが違うのではないでしょうか??
道着及び帯を拳士以外に売却することはありませんよね。つまり、カネボウさんのように、FILAという商標の使用許諾を受け、一般の消費者向けに売却しているわけでは、ありませんよね。
又、拳士は、御社1社が製造される道着及び帯のみを購入となるわけで、以前のように、複数社からの選択ができるわけではありません。
それに対して、カネボウさんの製品ですが、一般消費者は、FILA以外の製品を選ぶ自由があります。

この点が問題であると思っているわけです。そういう意味では、知財法人が御社一社のみに使用許諾を与えたということに、問題があるのかもしれないですね。

ところで、大会の参加費の無料化とありますが。どのレベルの大会のことをおっしゃっているのでしょうか??
例えば、市民大会レベルの大会では既に無料なのですが。。。
2006年03月20日

道衣・帯の開発と販売開始にあたって その4

もう一つの疑問は、何人かの道院長との対話から浮上して来た。
道衣販売に於けるインセンティブが、全国の道院長の方々に通達されていないことがわかったのである。

このインセンティブとは、本事業の立案段階で知財法人へ当社より提案したもので、道衣の購入数に応じて価格の10%から15%を道院に支払うことが取り決められていた。
事業をスムーズに進めたいというビジネス上の理由があったことはもちろんだが、ボランティアで日々指導をされている道院を経済的に支援することで、少林寺拳法グループを活性化できると考えたからだ。

このたびの事業の立案段階でのヒアリングでは、各指導者たちは道衣購入費用の立替金が発生したり、営繕費用や教費の未納などの悩みを抱えていらっしゃるケースが多く、私が推察するに、相当な個人出費もあるものと思われた。「金のためにやってるんじゃない」と指導者の方々はおっしゃるのだろうが、だからといってそういう心意気に甘えていていいものだろうか? 特に、本部がそんな状態を放置しているのは、怠慢というしかない。
私は、今回のライセンスビジネスを“グループ内外”での循環経済基盤の整備を目指す第一歩と位置づけていた。グループとして指導者たちをサポートするとともに、次世代の指導者を育成するためのシステムづくりへの道筋が、本事業にて始められると考えていたのである。個人の善意に頼っていては、グループの運営がどこかで行き詰まるのは目に見えている。ビジネスの観点からも、組織の下支えは不可欠なのである。

インセンティブの形態としては、当初は、売上の集計後当社から各道院へ直接支払う方法を検討していた。しかし、支払は知財法人から行いたいとの意向があり、一度知財でインセンティブ分をとりまとめる仕組みにすることで落ち着いた。
10%から15%という数字は、販売ロスや運営にかかる費用が読み切れないので5%の幅を持たせて仮に定めたものであった。

以前にも記述したが、当社は3種類のライセンス費用を知財保護法人へ支払う契約をしていた。

@年間契約ラインセンス費用 数千万円(商品発売前この場合3月末日実行済)
A商品上代の5% 商品販売ロイヤルティ(四半期に一度、支払済)
Bインセンティブ商品上代10%から15%(道院への本件告知とインセンティブ支払とその証明を条件として)

@Aだけでもすでに支払済みの金額だけで億単位に近い。

インセンティブの件は、基本契約で合意に至らなかったため別途協議事項になっていたのだが、Bの支払いを要求する以上は実施されているものと私は思っていた。しかしながら、当社が道院へ支払い証明の開示を要求したのに対し、知財から寄せられたのは、「インセティブの知財より道院への支払明細等は一切公開しない」との回答であった。当社は重ねて開示を求めたが、押し問答のような交渉が続いた果てにライセンス契約解除の通知が届いたのであった。

知財が支払い明細を開示しない理由は、「財団の管轄なので手数料の扱いになると監査がOKしないから」とのことであった。知財は、当社が最初にインセンティブの提案をしたときも、おなじことを言って消極的な態度を見せていた。
たしかに、公益法人は利益を上げて構成員に分配することができないが、このインセンティブが指導者の皆さんの「金儲け」に当たらないことは明らかだ。また、道衣の取り扱いを知財で行っておきながら、道院のことはすべて財団の扱いとしてしまうのも素直に納得できる話ではない。
「支給証明・報告は遂行しない」ということは当社の要求である「道院・支部へのサポート」をしないといっているのと同じである。自腹を切って少林寺拳法を支えている道院へのサポートを、あえて回避するかのようなグループの方針付けには、本部ありきの中央集権型かつ傲慢な運営だと考えざるを得ない。
「多度津はもうよくて、力を入れるべきは東京であり、中心になると」との総裁の言葉が、今さらのように思い出される。

さらに、監査の都合上できないと回答し、合意した書面締結もないばかりか、十分な協議も行っていないにもかかわらず、インセティブ分の支払だけは当社に要求したのである。商取引からしても理解しがたい行為であり、真意を知りたいところである。

今年に入り、豊島区に東京本部ビルができ、知財も含めて移転している。

この記事へのコメント

1. Posted by テンプレート    2006年03月21日 00:21
このブログに関する質問は、このブログの「コメント」で。


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2. Posted by 拳士    2006年03月21日 23:34
知財法人(総裁)はまるで悪代官だな。どちらにせよ、このような悪評を立てられた責任は取ってもらうべきだ。

3. Posted by ダーマの一部    2006年03月22日 13:52
具体的に、本部側(財団?知財?)として御社とのビジネス的な担当、ミーティングおよび、

>「財団の管轄なので手数料の扱いになると監査がOKしないから」

などと、このブログにかかれている発言をした人間の実名を出すことはできないのですか?

総裁一人ではこのような大きなプロジェクトに対応はできないでしょうし。

4. Posted by 13×4=52    2006年03月28日 05:19
悪評を立てられた責任には言及ぶくせに、悪評を立てた責任にはまるで何も触れないのか。
まるでワイドショーに出てくるゴシップ記者とか女性週刊誌の記者の乗りだね。低俗だ。やらせを疑うよ。

5. Posted by 拳士2    2006年04月05日 15:31

6. Posted by 拳士2    2006年04月05日 15:33

7. Posted by 拳士    2006年04月11日 10:18
本部は不明金が多すぎる。今はなにか間違った動きになっているのも事実である。完全な企業化となっている。
今まで頑張ってきた道院がむなしい。開祖、直参幹部は何をしているのだろうと思う。この以上自体は、高校にまで関係している。明らかにオカシイ採点も1つである。なぜ高校の大会では予選すら通らないのに、最高峰の一般全国・国際大会で入賞できるのか?ビデオを見ても変わらない演武をしているのに。
力関係でガチガチになっているのが目に見えて分かる。
この裁判を機会に、皆さん立ち上がりましょう。裁判はどうなっているのですか?

8. Posted by 少林寺オンブスマン    2006年04月23日 00:49
もう一ヶ月にもなろうというのに私述の続きがありませんが、どうされたのでしょう。全国の心ある拳士は真実を求め、事の次第が明らかにされるのを待っています。心ある拳士は、正直なものが馬鹿を見ない世の中を造ろうと頑張っているのです。腐った膿は徹底して出してしまいましょう。

9. Posted by ダーマの一部    2006年05月16日 19:54
もうこのブログの役目は終わったのでしょうか?

10. Posted by 少林寺オンブスマン    2006年05月19日 11:00
少林寺の現役会員はこの10年ちょっとで14万人から10万人にまで減少しています。特にこの一年は8000人以上の減少で、入門者も半減しています。宗教色を強め敬遠され、今回の不透明なマーク変更、道衣の独占販売、裁判と何かやるたびに評判が悪くなる。それを少子化のせいにし、道院長の尻を叩く事しか能が無い。道院からの会費を追加、資格の乱売、取りやすい所からとって財源を確保しているが現実は右肩下がりの放漫経営、また会員が減れば身内の負担を増やすのでしょうね。

11. Posted by 残念ですね    2006年05月24日 20:22
少林寺(拳法を付けなきゃまずいようですが)が大変なことになっているとの風の噂を聞いて調べてたらここに来ました。
マークを変えたことは聞き知ってましたが、ハーケンクロイツとの混同を避けるためと聞いていたので、今回の騒ぎを知って驚きました。本格的にCI開発にも取り組んでたんですね。
こういうのは時間をかけて(広告代理店・調査会社等を入れて)取り組んだ上で、ライセンス事業とは切り分けてやるべきなのにごっちゃにしちゃったのが間違いでしたね。
末端の拳士はおろか、道院長クラスにさえ意図が伝わっていないんじゃ何もなりませんよ。

12. Posted by 残念ですね    2006年05月24日 20:35
道衣の件については、そもそも製造を独占させること自体が間違っています。私が行っていた道院はフルコン式の乱捕りをやっているようなとこで、道衣もフルコンのものでしたが、卍さえつけていれば本山でも怒られることはありませんでした。「少林寺」とは別に、フルコンの道場にも通っていましたが、そこでも「認定マークつきの道衣を買え」なんていうことは言われませんでした。それだけに今回のゴタゴタは残念です。

13. Posted by 残念ですね    2006年05月24日 20:36
今回の問題の元凶ともいうべき新法人の設立は、法人を分離・新設することでビジネス展開をスムーズに行い、一箇所への金銭の集中を避けようとしたもの(というか、宗家の利益確保?)かと思いますが、この時点でちょっとおかしい。清貧に徹しろとは言いませんが、今回の件以前からやたらといろいろなものを開発して売りつけすぎでしょう。商売をやりたいのならもっとしっかりしたプランを立ててからやらないと。
ある拳士のサイトには、少林寺拳法は「単なるスポーツや武道の類ではなく『宗門の行』」であると書いてありますが、「宗門の行」を単なるスポーツや武道の類(傲慢な表現ですな)にしたのは、他ならぬ少林寺拳法だと思いますよ。

14. Posted by おびわん    2006年05月27日 19:53
単なる格闘技として少林寺拳法を捉えるならば、総合格闘技のリングで通用しなければ現代社会では何を言っても通用しない。
また、宗門の行として少林寺拳法を捉えるのであれば、ビジネスに走るべきではない。
初代宗道臣の“私塾”として始まった少林寺拳法、それをマスプロ教育にしちゃいけないよ。

15. Posted by 拳士    2006年05月29日 16:26
あらそう気はもうないみたいですね。
本部の支部長講習のほうで本部から各支部長に説明があったようです。

詳しくはじぶんとこの先生に問い合わせてください。

16. Posted by 常識    2006年06月08日 19:05
どうして、お前たちは、本部のいいなりなわけ?
自立しよう!

17. Posted by リアン    2006年06月10日 20:27
少林寺ももう駄目だな

18. Posted by Posted by 拳士    2006年06月15日 12:47
あらそいたいんだが、契約上すべての条件を飲んでしまっているので無理なのでしょう。だからと言って本部のしている事が全部正しいわけは無いのです。マークの変更、道衣の問題は利権の独占にあることは明白なのだ。こんな事を続けていれば心有る人はいずれ離れて行くでしょう組織は衰退していくばかり、宗総裁は経営者としても組織のトップとしても不適格者ですね。

19. Posted by へそ    2006年06月25日 03:18
少林寺拳法は単なる武道やスポーツではなく単なる宗教団体。

20. Posted by 拳士    2006年07月01日 16:43
所詮、拳法もしてない女に武道団体の頭なんか勤まんねぇんじゃないかと今回の件で激しく思ったよ。
少林寺拳法は開祖の教えとか信じてついてきた拳士たちを単なる金儲けの相手くらいにしか思ってなかったんだろうね。

21. Posted by Posted by 怒る男    2006年07月03日 14:47
今の本部には開祖の教えも技法も残っていない、奇麗事は言うけど単なる金集めの本部になってしまっているよ。
言っている事とやっている事が食い違っているよ。
今の状況に疑問すら感じない指導者が余りにも多すぎる。全国の指導者達よいい加減に目を覚ませと言いたい。

22. Posted by ・・・    2006年07月13日 16:38
拳士様、拳法もしていない女では無いと思いますけど。されていたことを知らないんですか?なぜ、出来なくなってしまったのか知らないんです?知らないのに言っているのであればあなたの言葉は間違ってると思いますけど。

23. Posted by 格闘家    2006年07月13日 16:55
本部のセンセーここ見とんのやろ?
もっと若い人が熱くなれる仕組みをつくらなんだら人離れが進むばかりやで・・・
子供と年寄りばかり増やしても組織は衰退するばかりや
若くてイキのいいのが残れるように乱捕りもしっかりさしたってや
殺伐としない和気藹々とした雰囲気の試合だって出来るんやで
わしの周りでは試しあいのできないジレンマでどんどん人が離れて行きよる

24. Posted by 拳士    2006年07月16日 10:31
総裁は拳法してないですよね?膝を悪くしたとかで三級だかでやめてるんじゃなかったっけ?
誰でもできるのが少林寺拳法、片腕がなくたって出来るなんて言っておきながら自分はやらないってのはいかがなもんでしょ?
道場で汗も流せない人が上にたったって末端の拳士達の気持なんてわからんでしょ?

25. Posted by ・・・    2006年07月18日 16:46
総裁は確かに膝を悪くされて拳法が出来なくなりました。でも少林寺拳法をされていたことには変わりはないと思います。道場で同じように汗を流しているからといって拳士の気持ちがわかるのでしょうか?どれだけ道場で皆と同じ様に汗を流していてもわからない人もいます。例え理由があり少林寺拳法を出来なかったとしても、汗を流せなくても拳士と同じ気持ちの人はたくさんいると思います。

26. Posted by 拳士    2006年07月18日 17:29
少なくともやってない人よりもやっている人のほうが道場についての問題・拳士の現状は理解できると思いますが?
それが理解できないから今回のようなことが起こるのでは?
誰でも出来る少林寺拳法、片腕がなくても出来る!
そう言いつつ自分はしない総裁
自分がしないのなら誰でも出来るなんて言うなよと、私はそう思う。

27. Posted by その他拳士    2006年07月18日 18:25
総裁のお立場を議論するつもりはありませんが、以前より現場(全国の道場)に顔を出してますよね
グループにとって総裁は「日本国の天皇陛下」のような存在でいてほしいです。
陛下が政治や宗教に意見しますか?
総裁を支える上層部に問題があると思いますが?

28. Posted by その他拳士    2006年07月18日 18:30
殺伐としない試合(乱捕り)を
日ごろからやってないのですか?
私のところはほぼ毎回やってますよ
だって、それが少林寺拳法でしょう

全国の道院が殺伐としない乱捕りが出来るようになってから大会の種目になると思いますが。
結局のところ、現場の指導者の工夫が足りないのと違います?

本部は乱捕りを禁止してはいませんよ

29. Posted by ・・・    2006年07月19日 14:49
乱捕りをすることは確かに大事だと思います。最近ではあまり道場などで乱捕りをするところがなくなりました。学生は特に演武中心になっていると思います。技を見ていても基本が出来ていないです。。。乱捕りをさすと下手ですよね!けっして上手とは言えません。本部そして指導者も含めもう一度、基本というものを考えるべきなのかも知れませんね。

30. Posted by 格闘家    2006年07月20日 09:09
>その他拳士さん
うちも乱捕りはしとるよ
ただ、内部でやるだけで試合がないので若いもんが熱くなれる場所がないのよ(開祖が否定した殺伐としたもんじゃなく健全ね熱さね)

強くなりたくて入門してきた若者には演武の大会しかない現状を見てどう説明するん?
「そういうのやりたければ他に行ってくれ」言うしかないの?

話は変わるけど、総裁も拳法の修行を云々については、わしは拳法せんでもええと思う
組織の発展を考えて動いてくれてるんやからそれでええやん
ただ、開祖の志を忘れんでもらいたい

特にお金の使い方と言う意味でな

31. Posted by その他拳士    2006年07月20日 17:16
>格闘家さん

身に付けた技術を試したければ・・・今の現状では悔しいけど「他に行け!」と言うしかないですね。

しかし、本質は「人づくり」
この点を話し、理解し、納得してもらうように努力するのが指導者の務めと考えています。

全国の指導者が楽しく厳しい乱捕りを指導できるようになれば、きっと又復活しますよ、「少林寺拳法運用法研究会全国大会」が
その日が来ると信じて若い者を指導して行きましょう。


32. Posted by 格闘家    2006年07月21日 08:59
本質は人づくり・・・
それはようわかってます

演武大会で入賞してそれで満足な子らは良いと思うよ
もっと違うもんを求めている子もたくさんおって、それに答えてあげる体制がまったくない現状(それぞれの道院・支部内での乱捕りだけ?)なんとかせんと、せっかく入門して育てた人材はみーんな他行ってまうで

強くて元気なんは他所行って、残ったのは子供とお年寄りばかり・・・だんだんそうなってきとるやろ
待っていてもこれは変わらんで

33. Posted by その他拳士    2006年07月21日 10:51
確かに待っていては変わりません。
上が駄目なら下から変えて行きましょうよ、同じ視線で語り合い刺激し合える仲間を増やす。
例えば、小教区の講習会に運用法を取り入れるとか、支部懇親会と称して技術講習と抱き合わせて運用法をやるとか・・・
今必要なのは既成事実じゃないですかね
実は本部も下からの既成事実を持ってるような気がしますが・・・
どう思います?

34. Posted by その他拳士    2006年07月21日 15:19
最近のこのブログに限らず、拳士や指導者の多くはあまりに「本部は・・・」と言いすぎのような気がします。
まるで、欲しい物を買ってもらえない子供のように駄々をこねている感じがします。
与えられるのではなく、自ら手にする姿勢を忘れていませんか?

35. Posted by 常識    2006年07月21日 20:32
このブログは少林寺拳法の練習の仕方っていう幼稚な話しではなく、社会の常識から外れた本部の誠実のなさを話し合う場所では?騙されたサイナップスさんの被害は大変なものと思います。

36. Posted by その他拳士    2006年07月21日 23:06
良識のあるご意見誠に感謝申し上げます。
幼稚な話はもうこれで終わりにします。
しかし、内部の人間が自らの組織を変えようともせず、まるで傍観者のような意見を常識と言い切るあたりアナタは素晴しく出来たお人なのですね、格闘家さんや私は自分の出来ることと言えば幼稚な乱捕りくらいですから・・・
しかし、開祖は乱捕りの奥にある教えを説き人を集めココまで大きな組織を作ったこともお忘れなく。初心に帰るだけですけど・・・末端から。

37. Posted by その他拳士    2006年07月21日 23:08
良識のあるご意見誠に感謝申し上げます。
幼稚な話はもうこれで終わりにします。
しかし、内部の人間が自らの組織を変えようともせず、まるで傍観者のような意見を常識と言い切るあたりアナタは素晴しく出来たお人なのですね、格闘家さんや私が出来る事と言えば幼稚な乱捕りくらいですから・・・
しかし、開祖は乱捕りの奥にある教えを説き人を集めココまで大きな組織を作ったこともお忘れなく。初心に帰るだけですけど・・・末端から。

38. Posted by 被害者のことを一番に考える    2006年07月22日 08:59
そんなことはどうでもよいのでは?
まずは、被害者の気持ちを考えてあげなくてはいけないと思います。加害者側の中身など何も関係のない話でしょう。
社会に迷惑をかけない組織作りから考えてあげて下さい。

39. Posted by 被害者とは    2006年07月22日 11:21
ていうか、本部の内情とやらをまったく感知せず、結果的に失敗に終わったこの会社のコンサルティング能力。もっと色々調査し、身の丈に合ったましなコンサルしてたら今のようにはなってなかったのではと思うのは私だけ?

40. Posted by はみだし拳士    2006年07月24日 11:14
現時点で未だにまともな情報公開、拳士への謝罪もない本部のほうがおかしいと思うのだが?
きれい事ばかりで、まるでどこかの学会みたいだ

41. Posted by はだしの拳    2006年07月25日 13:42
会報に経過報告と謝罪文載ったやん

42. Posted by はみだし拳士    2006年07月26日 12:58
あんなの経過報告でも謝罪文でもないよ!総裁は湯水のごとくお金を使っての贅沢三昧を止めなきゃ!!道院長にはお金の事を厳しく言わせて自分には甘いんだから!贅沢をするなとは言わないが、余り度が過ぎるのは目に余るね!!拳士を食い物にしているのは当の本人!

43. Posted by はみだし拳士    2006年07月26日 15:19
ちなみに下の人は私じゃないので…
謝罪なんかありましたっけ?
下の人のいうとおり経過報告なら見た気がしますが、謝罪は見たことないです。
ただでさえも女、子供の拳法で若手拳士が流出・退会してるのに、これ以上会員を幻滅させてどうすんだって思います。

44. Posted by 拳士    2006年07月27日 16:26
経過報告にしても自分達の都合の悪い事ははっきり言わない。数年前鈴木代表が入るが少なければ出を減らすなんていっていたのに・・・この数年金集めの算段ばかり!結局総裁の贅沢を止めさせるのではなく金策に走ってしまった。しかもすべて身内から集めるという愚挙に出てしまった。
その結果がまた裁判!勝手も負けても経費で落すんだから自分の腹は痛まない。
組織を沢山作ったのも金の流を分からないようにしているだけで、すべてに絡んでいればすべて手当がついて回る、結局一人の懐に吸い上げられる仕組みだよね!

45. Posted by ・・・    2006年07月28日 15:38
経過報告は私も確かに見ましたが謝罪文に関しては見ていないです。裁判もどうなっているのか分からないし、出来ればそのつど、海保プにでも報告が欲しいものです。出なければ、拳士は何も分からないままですよね!

46. Posted by 達磨さんが転んだ    2006年07月28日 17:15
一回八万、週二回のエステ。

昨年度、突然8000人も会員が落ち込んだのはなぜたろう。「突然」? この一年間であった大きな変化、が原因かな?

47. Posted by バカ    2006年07月29日 00:01
だって、あまりにも社会に迷惑かけすぎの宗教法人!

48. Posted by はみだし拳士    2006年10月05日 20:29
今回の件もうやむやになるみたいね
少林寺拳法の現実が見えた気がする
やっぱただの宗教や

49. Posted by 傍観者    2006年10月11日 21:48
真実は闇の中へ消え去り、お山とサイの中で決着を付ける様相を呈して、拳士は蚊帳の外・・・

まぁ、知らぬが仏もあるので終わりにするも良し!だな・・・

50. Posted by (笑)    2006年10月21日 18:51
まあ いいではないか 修行するのにお山は関係なし 静かな方がよろし さあ稽古稽古

51. Posted by あもん    2007年01月24日 08:03
一年近くもほったらかしなんだが。

52. Posted by 達磨さんが転んだ    2007年02月23日 10:56
ここのブログもそうだが、本部もほったらかしなんだが。

冴えない60周年を向かえてしまいました。

2ちゃんねる 関連スレッド
何やっているのかな? 少林寺 http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/budou/1132566019/
なにやってるのかな少林寺-2- http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/budou/1137465417/
少林寺は一体全体何をやっているのかな?-惨- http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/budou/1145462997/-100
何やってんの少林寺 ミッション4 http://sports10.2ch.net/test/read.cgi/budou/1154303423/

2006年四月号
 「道衣販売についてのお知らせ」(JPG 321KB) 月刊誌の公式発表資料より



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