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 2011/4からの新しい科目表を見ていると、「背負投げから空中転回」という項目が入っていた。おそらく前科目表の「背負投げの防技研究」て項目を誰もやらないのでちょっと具体的に突いてきたというところか。そもそも大車輪を習いっぱなしという状況だったのでこれ(・∀・)イイ!!




 まぁ実は私もやったことなかったんですけどね!!




 そこで正直に受身王子ビスキュイ様に聞いてみた。

615「空中転回を教えてたもれ」
Bis「実は私もできないんだよね…」
615「おいっ、そんなことが許されるのか!!!(゚Д゚#)   意外だな
615「拳士として恥ずかしくないのか!!!
o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
Bis「誰も私を投げられる人がいなくて…」
(重い)
615「そそそ、そうか、それは正直スマンかった」
Bis「でも練習法は知ってるょ(´ω`)ノ」
615「おぉ、(でも本人もできないと自白してるし大丈夫だろうか…)」
 と心配を胸に練習法を聞いてみると、ちゃんと段階に分かれてて誰でもできるようになりそうだwww さすが受身王子!! という無駄話はここまでで、その練習法は以下!!!


@ 背中で大車輪1
 まず誰かに亀になってもらいます。この人の背中で大車輪をしましょう。段差があるところに手を着くこと、その片方は柔らかいところに手を着くこと、これらに慣れましょう。

A 背中で大車輪2
 今度は亀さんに直立してもらいましょう。少し高さを作って同じく大車輪をしましょう。今度は初めから手を着けませんから(動画では右手のこと)、左手でうまく体を操ってください。

 ここまでは、Bで行う「跳ね上げ」に関係するので、大きく大車輪しておきましょう。
B 足を跳ね上げる練習
 投げられている時は、「投げられる!?」と判断したときには主体的に飛び跳ねないと自分のコントロールを失ってしまいます。ですのでここで足を跳ね上げる練習をしましょう。
 跳ね上げる感覚と、それに伴う背中の海老反り、跳ねと手を着くタイミングをつくります。文章で書くと大げさですが、動画のとおり変な難しさのある動きではありません。
C 跳ね上げて、大車輪
 そんでそのまま大車輪。うまく跳ね上げつつ足でもバランスを取りましょう。ある程度は狙って足を下ろせるように意識しましょう。つまりBで書いたとおり、主体的にコントロールできるようにしてください。跳ねてオワリ、ではなくて。

 実際の受身としての大車輪は、ここでやっているように、横に回るような感じか、もしくはDでやっている縦に回る大車輪(つまり普通の大車輪)になります。
D 展開中の姿勢の練習
 さていよいよ、実際に投げてもらいます。ようやくここで科目名にもなっている「空中での転回」が必要になるわけです。

 相手の背中に対して自分の体が並行(下記参照)にならないように、垂直に近づくように練習しておきましょう。垂直までしなくてもいいのですが練習の時はそれくらいやっておくのがいいでしょう。

 また実際の受身としては、大きく跳ね上げずに横滑りで投げから身を守るのもありです。この際もコントロールを失わないためにも、跳ね上げ動作は必要です。
D
β
 これがあまり良くない例です。相手の背中に対して自分の体が並行です。どうしても背中側から回転してしまうと、自分でコントロールできません。

 なお動画のとおり、Dの段階では補助を付けることをおすすめします。回転の補助をすることで感覚を養うこと、それと落下時の安全対策にもなります。

 写真のように、肩口とおしりの辺りの道衣を掴んで補助します。動画で再度、補助のお仕事も確認して下さい。





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