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筋トレ楽しいよ!! 武道界を見渡して、ガリな達人なんて一人もいないよ。植芝先生は怪力に関する逸話たくさんあります。塩田先生も小柄だけどちゃんと鍛えてました。大山先生は見るからにホット!! 開祖は言うまでもなく大男。今はヒョロく見えても、若い頃はガンガンやってたてのばかりですよ。力のない技を習得するには力が必要なんです。力こそパワーだよ。 若い人は特にだが、上達したい人は迷わずウエイトをやるべきだ。いや、筋トレくらいしようよ、てなもんです。
■ウエイトトレーニングは特別なことではない いろんな競技の人がウエイトを行います。パワーやスピードを付けるためてのもあるし、ゴルフや野球、フィギアスケートでは体軸を安定させるため、といった理由もある。なにもパワーだけのためにやるのではない。目的に応じたトレーニングがあるんだ。 腕立てでいいやん!!とかいうそこの君!! その考えは間違っている。完璧に情弱だ。自重ではそこまで追い込めない。ウエイトやったあとの筋力の疲労度を自重で再現するのは無理ではないが、半端無く大変だ。いや、やっぱ無理だ。そんなに時間掛けるなら、10分ベンチプレスしたらいいんだよ。時間節約できる。開いた時間で拳法やれるぞ!! 拳法で必要な筋肉は拳法でつける? ウエイトでまずざっぱに付けたほうが10倍も早いわ!!!誇張じゃない。
うちの40代後半の拳士なんて、週イチでジムに行きだしたら、数ヶ月でパンチ力が上がった。と本人が言うてウキウキしてた。拳法を始めてそんな実感、達成度を得たことが何度ある? 腕力が上がったんではなくて、体幹が安定するようになったからしっかり打てる!!と実感できたらしい。ほら見たことか。
■何をするべき?
「頑張ってます」位できてウエイト界ではようやく初級らしいけど、世間的にはかなりイケてる部類です。(基本)まできたらベンチにもいろんな種類があるので順次それをこなしていきましょう。スクワットもデットもそうです。ちょっと違うフォームでやったり、速度を変える持ち方を変えるなどいろいろ楽しめます。
筋トレにはいろんな考えがあるんで、いろいろ突っ込みもあると思うけど、「とりあえず」ビッグ3の「基本」をしましょう。たぶん若ければ半年くらいもあればだいぶ出来ます。その頃にはきっと多少知識がついて自分でメニューも組めるでしょうから、あと好きにやってくれ!! てなもんです。 マッチョになろうよ!!て言うてるわけじゃないよ。絞られたいい身体もあるよ。でもここで書いてる程度はやっといて絶対に損がない。拳法は楽しい!! でも筋トレも楽しい!! んでこの2つは密接な関係にある。 筋トレもやり過ぎたらあれだけど、やり過ぎるてよっぽどのレベルだからね。もちろん毒にもなりえるけどほどほどにやれば薬にもなる。それは何でも同じ。別にウエイトトレーニング言うても、高負荷・部位限定・筋肥大だけじゃない。兎に角やれば変われます。筋トレすれば食事にも気をつけるようになります。これも健康増進だし、拳法の一部なんだよ!!! 金剛の肉体てやつだ。 【追記1】 いつもならパワーだけでも引き倒せたのにその時は違った。ベンチ50kg程度しか挙げられないのに、ぜんぜん違う。彼は今からもっと強くなるよ。やっぱウエイトの効果絶大ですわ。今では本人が一番ウエイト楽しんでますわ。 力のない技をていうけどね、拳士が相手しなきゃいけないのは技術もパワーもある相手だとおもって練習しようよ。少なくとも他流の方々と練習するなら必要よ。他流派の方々はね、技術もパワーも両方鍛えてるの。いつもそう感じる。
【参考1】ダルビッシュの筋トレのお話 【参考2】内柴正人(柔道金メダリスト)文章
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