- 体育座りのように膝を抱えて座ってもらいます。
- さらに頭を膝とお腹の間に引っ込めるようにして丸まってもらいます。
- この状態で大人が補助について後ろに転がし,肩が着いたらそこから前に転がすということを何回か繰り返します。
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- ポイント:慣れて来たら肩を着いたところで止めずに前後に一回転ずつさせます。ちなみにビスキュイはこの時に「動物園のパンダちゃんみたいにころころ転がるんだよ〜」と声をかけたりするそうです。ここで縦回転の感覚を覚えます。
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- 縦回転の感覚がわかったら今度は足を伸ばしてお尻を床に着いた状態から後ろに転がって頭越しに足を床に着けさせ,着いたら元に戻させます。
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- ポイント:頭が真ん中に残っているので回れません。段階的な指導の一部とお考え下さい。
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- 次に片足を曲げて同様に回し、頭越しに足を床に着けさせ,着いたら元に戻させます。
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- ポイント:同じく、頭が真ん中に残っているので回れません。段階的な指導の一部とお考え下さい。
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- これらを何回か繰り返させた後に「そのままだと転がるのに頭が邪魔だよね?じゃあ頭を横にしてどかしてみよー」と言って頭を傾けさせます。頭を傾けた状態で「そのままでさっきのパンダちゃんのように転がってみよう〜」と言って「1〜2〜の」で弾みをつけさせて「3!」で一気に後ろに転がらせます。これで大体は「後受身」は出来るようになります。
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- ポイント:これより実際に回りますので、受身時の手をつけます。なお右の動画では実際に回っていません。下の動画で回っています。
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- 続いて前受身は前の「6」の段階で完全には後ろに転がらせきらずに肩が床に着いて、つま先が床に着いた状態で止めさせます。そこから「その状態から元に戻れば前受身〜」と言って前に回転させます。これはがそのまま前受身になります。これも自分で出来なければ補助について転がしてあげます。
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- ポイント:前後の回転に慣れきたら補助者の力だけではなく、本人の力も少しは入れさせる様にして下さい。
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- この「後ろ受身→途中でストップ→そこから前に回転」を最初の「ころころパンダ」と何回か繰り返させると回転の感覚を結構憶えてくれます。
- あとは手の着き方を教えてから「しゃがんだ状態から前受身」→「中腰から前受身」→「普通に立った状態から前受身」と段階を上げていくと割りと出来るようになりました。
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