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第29回 原稿:アップル (普段書いてる615期生はインド逝ってますのでこの回は不参加)
参坐者 16名

掲示板ov29

第29回丸廉オフ 2004/03/13 主座:ビスキュイ

準備運動
  • 基本
    振子突、振子蹴
    相対振子突、相対振子蹴
    上受け、内受け
    上段中段ニ連突から逆廻し蹴
  • 大車輪練習法(アップル・とっしぃ)
    アップルの課題
    Syami>先ずはとっしぃくんとばしっと決まったレファレンスを見せる事。
    Syami>これにより皆さんのモチベーションを高める事。
    目標
    Syami>側宙が出来る程、鋭く、素早く大車輪が出来れば良いのでアル。
    雑学
    体操    → 側方転回(側転) → 側方空中転回(側宙)
    中国武術  → 側手翻      → 側空翻
    少林寺拳法 → 大車輪
  • 留意点
    1、視線:側転との違い。床を見ずに相手を見る!
    2、踏み切る方向:真上にジャンプ!!!!
    3、足の振り上げ:これが重要。思い切り振り上げる!!!!!!
    4、補助の仕方:出来ていない人は腸骨の辺を支えるだけ。出来ている人は股関節の近くを一気に持ち上げる。
      更に出来る人は撥ね上げる。
    5、空中転回の体の用い方:補助練習としては床で「ウルトラマン」やると良いのよ。
    6、空中転回の体の用い方:投げる方は思い切りやる。絶対に手は離さない。
    7、空中転回補助の方法:肩口は絶対離さない。足は押し上げるのではなく「撥ね」上げる。

今回のテーマ
大車輪→一本背投げに対する空中転回の練習。

この手に限らず、
Syami>大車輪も上級者は色々やるのです。
Syami>素早く、ゆっくり、遠くへ行ったり、近くで回ったり、片手でやったり、手を使わないでやったり・・・
Syami>
  1. どうしても姿勢が保てない人は補助付きで「倒立」を経験してみましょう。
  2. ビスさんを補助する時は2人掛かりで行いましょう。
  3. 子供や女性の補助をする時は、両手で腰を持ってしまいます。
  4. 昨夜は片手で補助していましたが、最初のうちは両掌を重ねて両手で行いましょう。
  5. 勢いの付け方で、二回連続して大車輪を行うと言うものもあります。(一回目はなるべく早く行い、そのまま加速して二度目を片手、もしくは手をつかないで行う。)
主な流れ
移動式で全員に大車輪をやってもらう。(剣道場一往復)
これで自分がどのくらい大車輪ができているのか確認してもらった。
二人組みを組んでもらう。
大車輪の補助(両手で支えるやつ)
できるだけ構えた状態から大車輪ができるように心がけてもらう。補助の人間ははじめのうちは余計な助力はしない。
なるべくその場で大車輪
だいたい出来ている人には補助として股関節の近くを一気に持ち上げる。(燃焼系!燃焼系!)
一本背投げから空中転回
主に補助の体験。
アンヘルさん初一本背投げで投げられる。

休憩
ウォームアップ乱捕り(ぐるぐる乱捕り)

柔法乱捕り@
攻守分け
守者:技とらしく両手で誘う
攻者:おおげさにはっきりわかるようにひっぱる、捻る、押す、押さえつける。
(小手抜、寄抜、巻抜、突抜を基本とする)
守者は動いて鈎手の状態を作る(とこまで)
柔法乱捕りA
守者は鈎手から抜くところまで
柔法乱捕りB
守者はわかりやすく当身をいれてから技を掛ける

剛法乱捕り(殺伐、マターリ分け)
マターリ組
上段・下段攻防対策によるかるい乱捕り
殺伐組
剛法オンリー。ヘッドガード付きのちょい強め乱捕り。
とっしぃさん相手のときは7割くらいの力で!


とっしぃさん送迎乱捕り(数人だけ)
とっしぃVSビスキュイ殺伐乱捕り

 やはり、いつもの癖や、性格的なものというのはなかなか抜けないもの。数を掛けるしかないのですよね、こういうのは。丸廉では約90分くらいは乱捕りしてました。柔法乱から剛法乱まで。

 ローキックにはだいぶ慣れてきましたが、上段への蹴りはなかなか慣れないものです。逆にいえばこちらの上段蹴りも意外と簡単に入るのですね。皆の課題です。顔面への攻撃は反射的に後ろへさがってしまう、上半身がねじれる、不安定。間合いを切ったつもりでも、逃げ切れておらず相手の蹴の間合いに自分から入ってしまうというトラップ。

 間合いを詰めようとすると、数種の鈎突のエジキに・・。高段者は柔法では掴んできてこちらが逆技を掛けようと掛け手を掛けた時点で逆に守者へと早代わり・・。そっから投げるんだもん。卑怯・・。わんわんさんに少し時間をいただいて相手になってもらいました。変化蹴りが得意な拳士。間合いを間違えるとすぐ蹴られてしまう。おもしろかった。

 いろいろと反省点がいっぱいありました。収穫は多いです。すべての反省において、法形演練のなかでも確認がとれることがほとんどなので乱捕りが支部でできなくても大丈夫そうだと思いました。フリーな部分は連反攻のなかで試していけばいいだけ。突・蹴の不具合は基本練習の中で。
 乱捕りからの基本・法形へのフィードバックはとても大切ですね。少林寺拳法の修練カリキュラムはよくできているなぁとつくづく思う今日この頃。
【翌日のアップル】




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