トップページ > 初めての方へ > 初めて丸廉を訪れたという方へ > 丸廉開創の動機と目的



丸廉の目的 (草案:名無しさん 412)
1.乱捕り稽古で法形の実地を検分する。
2.各種乱捕り稽古の
特徴を探る。
3.乱捕り稽古の
段階的導入方法を検討する。
4.
競技化を想定した場合の課題を明らかにしていく。
5.乱捕り稽古で得た課題や成果を、どのように基本練習などに
還元させていくかを研究する。
6.乱捕り稽古
指導の方法、門下生への説明方法などを画策する。
7.乱捕り稽古導入初期に陥りやい誤解、およびその回避策について論考する。
8.乱捕り稽古未経験者・初心者のための練習の
をつくる。
9.乱捕り稽古を通じた、拳士間の
交流の場とする。
※(4)で「競技化」という言葉が出ていますが、強弱を、勝負を決したいのではなく、あくまで乱捕り稽古をバックアップする一要因として認識していただきたいと思います。私自信は乱捕り競技化にはあまり興味がありません。


丸廉開創の動機
  「2ちゃんねる」という超巨大掲示板から生まれた丸廉は、危機意識を感じながら以上のような目的により行われている乱捕り稽古を基軸とした、拳士による拳士のための自主的な研究会です。自発的に発案・企画・実施しているものです。
  私達の目的は参坐した自分達の乱捕り稽古のみではなく、少林寺拳法の支部・道院でも通常の稽古として乱捕り稽古が行われるようになるべくそのシステムを研究することにあります。

 多くの拳士が乱捕り不足または未経験という現状があります。これまで乱捕りが不必要だと言い切った拳士に私は会ったことがありません。みな乱捕りの必要性は分かっています。しかし実際のところどのように行えばいいのか。どのような意識で、どのようなルールで、どのような目標で、具体的にどのような修練を!?

 丸廉では、「乱捕りをいかにして導入していくべきか」を研究するべくスタートしました。

  10年・20年後に、開祖直伝の先生や乱捕り稽古をしっかりこなしてきた諸先輩方が(失礼ながら)亡くなった時のことを考えことがありますか? 乱捕り経験が「昇段試験時の回数のみ」といった指導者ばかりという状況が、現実に起ころうとしているのです。
 乱捕りは過去の思い出話にしておくべきか!?(→参考頁)


最後に
※丸廉は自主的な研究会です。模索する場です。また、練習法を紹介しあい蓄積する場でもあります。丸廉参坐時のみの修練では、技法を身に付れることは困難です。丸廉で覚えた稽古方法や、得られた課題を所属支部に持ち帰り、続けて演錬することが必要であることは言うまでありません。拳士の主行の場は所属支部です。多くの拳士は道院支部に所属しており武専にも通っています。休眠拳士がくることもありますが、多くは復帰の切欠となっています。

※丸廉は2ちゃんねる武道板「少林寺、乱捕競技復活を実現させるスレ(拳士用)」を発端としていますが、乱捕り競技復活を目的とした集りではありません。また単純に「乱捕りが出来てよかったよかった」ということでやっているわけではありません。

※私は丸廉の活動もまた金剛禅運動の一つだと信じています。
『花春過ぎて枯れ行く時、郭テイあるともこれを養うこと候わず。枯れ行くときは押さえずして、種を来春に残すを識者の業とす。』春が過ぎ去り花が枯れようとしている。このような時は郭(人名・カリスマ庭師)といえども、これを止めることはできない。このような場合は、いずれ来る春に向けて種を養うことこそ賢者の行いである。
掲示板より
1713 名前:ビスキュイ 投稿日: 2006/05/29(月) 20:05:54
あと「道院でのフィードバック」についてですが,確かに「開創の動機と目的」の部分の文章では言葉がやや足りないかもしれませんが,要は「もし丸廉オフ会でやってみた内容で“おお,これはいいな”と思うものがあったら,自分一人で抱えこんで悦に入るのではなく,皆に分けてあげてくださいね。少林寺拳法は皆で上達しようとするものですから」ということです。当然「こりゃダメだ」と思うものは捨ててください。それについては「自己責任」でお願いしたいものです。



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