Aに関しては
法形の意義、基本的なガード練習、の2本立にしました。
攻者が決まった攻撃にくるのではなく、相手いるところを狙うということがわかれば、柔軟に対応できるようになるはずです。そのため、普段の稽古で手薄になっている、上段蹴ガード、下段蹴ガードの一部を紹介しました。その上で、天三の形と、上、中、廻蹴を合体させた場合のガード練習を行いました。攻者は、上、中のあとに5方向を攻撃するので、その反応練習にもなったでしょう。 実施内容報告
一.基本
振子突、蹴り上げ、上中回し蹴り蜘蛛足下がり、上中上、天地拳第1系(3まで)
移動で使う動きを基本で行いました。
二.移動・相対1(上、中、下のまわし蹴りのガード)
今回は、最後の法形への導入、移動の際に行う攻撃に対する防御の練習において使う範囲の内容を紹介した。
三.移動・相対2(1の混合練習)
1〜3までの攻撃を攻者が選択したうえで、上中突の後のまわし蹴りの攻撃に対する防御練習を行う。 四.移動・相対3(天三の形の練習) 突天三、蹴天三、天地拳1系、は、上中上、上中蹴り、上中鉤突、といった形として決められたのではなく、上、中、二連の後に相手のガードが開いている場所を攻撃するものである。上、中、の後の攻撃を三方向に自由に行うことにより、それに対する反応練習の移動を紹介。(リンク:天三の形) 五.移動・相対4(本日の仕上げ一〜四の混合バージョン) 攻者は、上中二連の後の攻撃は、上で述べた5パターンを行い、守者はそれに対して防御の練習を行う。(上、中、下の廻蹴、上段突、中段鉤突) また、対角線コンビネーションの紹介もここで行い(つまり、今回の逆足で最後に蹴るバージョン、また、中段への普通の突きでも可能である旨) 六.移動・相対5(お互い左前で)
今回の練習は、法形演練の中で乱捕りの練習をいかに行うかを意識して行いました。天三の形を学んだ際に、この考え方を他の練習に応用できないかを考え、少林寺拳士が苦手な下段ガード、上段ガードを加えた上で、これを移動練習に応用してみました。この練習は総合的に行っても、個々のテーマで行ったとしても防御の練習には最適ですし、また、攻者の攻撃の幅を広げることができます。乱捕りを行っていると支部長に止められる支部においても、この練習でしたらOKがでるかも(笑) 七.ウォーミングアップ乱捕り(15分位) 30秒くらいを15ラウンドほどk行いました。途中でばてた方は自由に休息を行ってもらった。 八.殺伐・またーり別乱捕り(40分位) いつものとおり。殺伐組にワタさんがデビュー。またーり組は乱捕りはおこなわず、質疑応答、個人別研究を行いました。
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