トップ > 豆辞典 > 少林寺拳法資料板 > 防具指南兜編 > エッジについて


 少林寺拳法は可能な限り手を自由に使いたいですよね。だからできるだけ素手に近い形でやりたい。手にある攻防用器は拳だけではないからです。また柔法もありますし。グローブと素手では、良くも悪くもその運用技術が異なってくるので当然です。グローブ技術てのがありますので。

 どうしても素手ですると、面の角っ子で怪我をしてしまうことがあります。

  多くの面に見られるこのような左のような穴は、曇る事への配慮であったり、呼吸のしにくさへの対策であったりします。
  このような穴は、グローブや厚手の拳サポを装着していると問題は無いのですが、薄手のものや素手では、攻者の手のけがを招いてしまいます。てか、素手だとフツーに痛いです。まぁ「耐えろ!!」と言われればそれまでですが。。。

  以前わんわんさんが、エッジで手をけがして「イタイーイタイ〜(ToT)」と数日叫んでおりました。拳が痛いくらいならいいですが、指を刺してしまって変な感じに痛めたりすると、稽古する気がなくなります。手が切れる場合も無いわけではありません。また上の面は重たい突をもらうと、ぐにゃっと曲がって額が切れることもあります。めったに無いですけどね。
 まま気をつけてくださいな。

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