●棒の長さ 私が日常的に稽古に持っていく如意棒(写真1)。 単に90cmの樫を買ってきて、真ん中で切っただけです。そしてグリップとしてテーピングを巻いてます。棒の先にはまだバーコードが付いてます。柄の方には紐を通す穴も空いてますが、今は通してません。これを背中側の帯に通してツカツカ歩いてます(たまに)。んでガキンチョの頭を小突いてます。 長さはたまたま45cmになってますけど、「如意の長さは人差し指を伸ばして握り、肘からすこしはみ出すくらいが基準(写真2)」て聞いてます。かといってこの長さじゅなくちゃいけないと言うことではありません。だいたい長いので90cmくらいから30cm位まで、好きなのを選びます。
●紐つまりストラップ、実用と装飾 紐は「あげまき」て結び方をしとくことが多いようです。
どれにしろ何だか丸いといいますか、指に引っかかるものですね。余談ですが、房紐を薬指と小指の間に挟みながら如意棒を握ると聞いたことがあります。そうすれば棒を落としても大丈夫とのこと。でもそれすると恐ろしく如意棒を回しにくくなるし、、、実際はよく分かりません。ただ引っ掛けても使えるようにしとくのはそれでそれでいいのかも。現代の携帯電話で考えるとストラップの用途の一つは落とさないようにすることですらねぇ。 ●グリップ 巻かないことも多い。紐解か巻いてもいいですけどなかなかうまくいきません。材木にもよりますけど元の感触を楽しんだほうがよさげ。刀や十手のグリップを参照してください。 拳法的な技術的のことは、古い教範(第二版あたり)には如意の構えの写真とかも載ってますので、それを参考に。徒手同様に各種法形があります。柔法も錫杖よりも小回りがきくので多少は数があるようです。師事して会得のこと。 どうしてもネタ切れしたら、古本で十手術の本でも読んで妄想を膨らましてください。 ホントはこんな感じのウネウネしてる奴が好まれます。 個人的にはこんなオタみたいなのは好みじゃないから、ただの樫を使ってたわけですが、 握ってみると製木されてない自然木てのはなんだかどこを握ってもしっくり来るw これは(・∀・)イイ!! まったり製作中 棒の加工
房紐の加工
房紐の加工2
如意棒の袋を作る こんな感じで作ってみた。 構造は刀袋とほぼ同じ。材料は手芸屋で買って、一袋で500円くらいだろう。手間はかかってるけど。 袋の内側。被せる部分はやっぱり卍紋だぜ!! 棒の末端が少しはみ出すように作ってある。 実際に如意棒を包む袋の内側はビロード状の布。 多少厚みがあるので、如意棒は傷つかない。滑りもいいのでいれやすい。
正直なところ、人を殴る分は強度は足りてますが、どうしても強度は樫には劣るので、 相対で打ち合い稽古にはあまり使いたくないです。折れたら勿体無いしw まっとうな拳士は山に入ったら常にいい如意になる棒は落ちてないものかと気を配っているものです。 まじです。それくらいは至って普通です。常に見てます。みんな見てます。見てないのはあなただけです。 先生に聞いてみましょう。 なんかあったらまた追加します。 【参考関連】如意棒を利用した受け手の練習法 法器の参考デザイン倉庫
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