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 某氏とこんなメールのやりとりを。

「ラウェイて知ってる?」
「ミャンマーラウェイ?素手のキックボクシングじゃなかったかな〜。」
「そうそう、これってけっこう有名?」
「たぶんかなりマイナー。武道や格闘技の練習法について考えるにはいいテーマになるかも。やっぱりね〜危険過ぎるルールだと技術を伸ばすのは難しいみたいなんだよね。」
「Youtubeみてるけど、かなり危ないね」
「経験値としては貴重なんだろうけどね。でも技術を伸ばすためには適度な安全性と適度な危険性がバランスよく必要だやね〜」
「なるほど」
「危険性が高すぎると繰り返し練習や試行錯誤が難しいだよね。でもだからといって完全に安全で何の痛みもないと…なかなかに「身に染みて」憶えることができない。この辺り兼ね合いがね〜中々に難しす…


ところでラウェイとは。

ラウェイ(LET WHAY )は、日本ではムエ・カッチューア(タイ語で「素手のボクシング」という意味)、ビルマ拳法、などの名前で知られる約1000年の歴史を誇るミャンマーの伝統的な立ち技格闘技である。ミャンマーでの正式な競技名は「ラ(手、拳の意味)ウェイ(闘い)」。
噛みつき、金的などわずかな反則をのぞいて、パンチ、蹴り、投げ、立ち関節、頭突き、脊髄への攻撃など、全ての攻撃が許される。最も古く、最も過酷な、世界最強立ち技格闘技と呼ばれる。

ラウェイ - Wikipedia」より

動画例はこんな感じ


効果音は楽しげだけど・・・
怖ぇぇ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

その他の動画

 まぁ話のなかでのことなので勘弁してほしいのですが、別にラウェイの選手が「技術低い!!」と言いたいわけではありません。主眼はもちろんルールの話です。一番わかりよい例はボクシングでしょう。パンチしか認められないルールなわけですが、この厳しく限定されたルールのおかげで、大変にパンチの技術は洗練されました。またキックボクシング等のグローブのテクニックとはかなり異なる戦闘スタイルですよね。おもろいわ。

ルールと技術は密接な関係があるので、上手くルールを活用して上達したいもんです。

 もふもふもふもふもふ(・∀・)

【関連・参考】
2ちゃん抜粋 ルールの重要性
少林寺拳法とルール(格闘技と武道の違い)


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