少林寺拳法で基本が少ない理由の一つに、基本のネタ切れというか失伝があるのではないかと思います。昔の人に聞けば多くは、「技なんてなかなかさせてもらえなかった」「基本ばかりだった」という話も少なくありません。各地の昔の先生は結構いろいろな基本ネタを研究・蓄積しているものです。「おぉ!!なるほど!!」というものから「一見変わったもの」もあります。どれもこれもおもしろい。 また基本といえば、剛法的なものが多いので高齢化を迎えつつあるうちの組織では倦厭されつつあるのかも…とも考えてみたり。法形以上に同じことを繰り替えす必要があるため、あまり口を挟めず寂しいのかも…自宅で練ってきてるという前提があるのかも、、、でも実際に少ないのよね。 剛柔一体と言いつつも、、、柔法だって基本を怠ると厳しいのではないかと思うがいかがなものか? とりあえーず、私自身は乱捕りの中で基本の成果を感じるし、乱捕り後には基本の必要性を突き付けられるしと基本が楽しいのです。急がずゆっくりと基本項目の収集を行いたいと思います。基本稽古 ●基礎と基本 私事ですが、私は少年部と毎回筋トレします。まぁ筋トレといってもウエイトトレーニングではありません。 嘘か本当かは知りませんがw 近年子供の中にはウンコ座りできない子供がいるとか、「〜ができない子供」の報道をよく見ます。うちのガキンチョたちにもいるのではないかと思います、知らんけど。けど、一見運動神経は弱そう…都会の子供だからか??? 蹴上の時に膝をあげて〜と言っても、、、「あれ!? もしかしてコヤツ純粋に上げられないのか???」と思ったこともありましたし、まぁ確かに基礎体力がたりんと。 んで話を戻して、腕立・腹筋・背筋・スクワットをやっとるわけです。これは別に筋肉ムキムキとかそういのじゃなくて、基本的な運動するためのベースとして日常的にさせているのです。そして私も子供たちをダシに使わないと筋トレをサボるので一緒にしているのです。はじめはブーブー言ってたガキ共も、何故かちゃんとできるようになって来るからおもしろい。 まぁその他、他流の方に教えてもらった運動やあちこちでぱくってきた運動(体操)も併せて行います。持久力・瞬発力・柔軟性…いろいろと体を使わせて体を発達させてやりたいものです。拳法する前にもう少し基礎的名運動もしないと、本当に痛々しく…私自身も。 昨今、少林寺拳法はどうも体を鍛えるということを軽視というか見ぬ振りをしている気がします。「技に力はいらない」というのは真実かもしれませんがですが大概は事実ではありません。健康増進の初歩として改めて考える必要がありそうです。と思いついたことをのらりくらりと書きました。 (法形でももちろんこれは可能ですが、、、左右順逆表裏前後いろいろやらせればね。。。【参考】法形は何故こんなに多いのか?02)
乱捕りはいつもどうりフルコンルールから目慣らし・感触確認をしてから、顔面有とマターリ組に別れ、50minほどしました。乱捕りに関するテーマもまたどんどんやりますゆえ〜。なにはともあれ、楽しかったぜ!! ありがとーみんなー
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